こんにちは、個別教師Campライターの後藤です。
6月初めに2022年度第1回英検(実用英語技能検定)が行われました。個別教師Campでは英検対策講座も用意しております。
本日は英検合格のための勉強法や、個別教師Campの英検対策講座をご紹介いたします。
英検の特徴とメリット
学習指導要領の改訂からもわかる通り、昨今、英語力向上のための様々な取り組みが国を挙げて推進されています。
英検は、その資格が学校や企業・実社会で評価されるという価値だけでなく、他にもたくさんの魅力があります。
①知名度の高い生涯資格
英検は小学生から社会人まで幅広い年齢層を対象とした文部科学省後援の資格です。知名度も高く、「英検準一級を所持している」と言えば、ほとんどの人が「すごい!!」とわかります。そして1度取得すれば生涯資格として利用できます。
②入試優遇・単位認定
使える英語の4技能が評価され、英検取得者は多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇されています。例えば高校受験では内申点への加点、大学受験では学科試験免除など有効に活用できます。
大学入試などでは、主に準2級または2級以上が求められます。また、ある程度上位の大学では、2級合格のうえスコアによって英語の得点が変わる大学も多いです。その場合、おおよそ準1級以上は英語の得点が満点扱いになります。
③目標設定がしやすい
自分の英語レベルを測ることができるので、英検取得が学習のモチベーションにも繋がります。英検は、学習レベルに応じて7つの級を設定しています。英語の基礎を身につけ、一歩ずつ確実にステップアップできる5級・4級・3級。使える英語の幅を広げ、世界へ飛躍する力を養う準2級・2級。そして、品格のある英語使用者として国内外で高く評価される準1級・1級。英語レベルに応じて、どの級からでもスタートすることができます。英検にチャレンジすることで、自分の英語力が把握できます。ひとつ上の級を目指して学習することが、社会で通用する英語を身につける近道になります。
④問題の質の良さ
英検の試験問題は、4技能のバランスを重視し、社会で求められる実用英語を出題しています。身の回りの日常会話から、教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定して厳選されています。英検を通して学習を重ねることで、日常会話からビジネスシーンでも対応できるコミュニケーション力を高めます。
英検合格のための勉強法
英検合格に裏ワザがあるわけではなく、英単語を覚え、文法事項を理解し、文章読解ができるようになるということが基本になります。これは当たり前のことですが、基本をおろそかにしないことは大切です。その上で英検合格を確実にするために行える対策としては、「過去問を活用する」ことです。
過去の英検に出題された単語を厳選した旺文社の単語帳、「英検でる順パス単シリーズ」は出題頻度が高い順に作成されているため、効率的な単語学習が可能です。単語・熟語の意味が分からなければ、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングどのパートの問題を解くこともできません。また、級が上がると専門的なトピックが多く出題されるので、医療やテクノロジーなど、日常では使わない単語を覚える必要も出てきます。
同じく旺文社が出版する「過去問6回全問題集」も活用し、文意をつかむ練習を行いましょう。長文は、一語一語の意味を読むのではなくパラグラフごとに意味を掴むことで文章全体の流れがイメージできます。「だれが」「どこで」「何を」のようなキーワード・キーセンテンスを探しながら、全体の意味の流れを追うようにしましょう。時間配分を身に付けるためにも過去問を活用することがおススメです。
個別教師Campの英検対策講座
個別教師Campには英語が堪能な講師が多数在籍しています。自分ひとりでは対策が難しいリスニングやスピーキング(2次試験)対策を中心に、多くの方に受講頂き、合格者も多数輩出しております。1次試験の合格者のみなさんは、2次試験に向けて現在対策に励んでいます!
英検の一次試験の対策はもちろん、二次試験もできるのがオンライン授業の強みです。二次試験対策だけを集中してやりたい、といったご希望にも対応可能です。こちらで教材等を提案することもできますので、英検を受験することが決めたがどう進めたら良いのか分からない、という方もお気軽にご相談ください。
英検は、早い時期に取得しておいて損のない資格です。各種入試や就職活動において、一つの武器として活かすことができます。ぜひこの機会に、個別教師Campで英検対策を頑張ってみませんか。
後藤幸奈
【略歴】
個別ena校長を務め、中学受験では都立武蔵・三鷹・富士・立川国際・南多摩中、私立日大二中、明大中野八王子中、高校・大学受験では都立国立・立川・八王子東・国分寺高校、明治大学、法政大学、埼玉県立大学など多くの合格者を輩出。
高校時代は日本とアメリカで過ごし、ダブルディプロマを取得。
英語教育や帰国生入試を中心に幅広く受験や学習情報を発信していきます。