島根県の公立高校受験対策
お子様の島根県公立高校合格を目指す方へ
現在島根県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、島根県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。
本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。
とりあえず島根県公立高校への進学を目指す方はこちら
島根県公立高校入試は一般選抜、推薦選抜があります。 一般選抜学力検査について 国語、社会、数学、理科、英語の5教科で実施。実施時間は各教科50分とし、配点は1教科50点満点、250点満点です。 これに、調査書の評定の合計値(9教科5段階評定で、中1中2は各45点満点、中3は2倍の90点満点。これに51/180をかけて、51点満点。これに中3の特別活動の記録を9点満点とし、合計60点満点)を踏まえて合否が判断されますが、調査書点:学力検査=7:3、6:4、5:5、4:6のいずれかを高校/学科ごとに定めるため、必ず自分の受ける学校の配分を確認しましょう。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。
島根県の公立高校の一般入試の傾向と対策
島根県の公立高校の国語
長めの小説の問題が出題されます。演習をする際は大問及び問題数から一つの長文にどれくらい時間をかけるか意識しながら解いてみましょう。また、登場人物の心情をおさえるために主語や抽象的な表現も考えながら内容をつかむようにしましょう。どのような文章だったか人に簡単に説明できるような要約の力をつけておくと、読み返す時間を省略できるので形式・意味段落ごとに考える癖をつけましょう。 また、会話や発表に関する問題が出題されるので、慣れるためにも類似問題を多くこなしてきましょう。
島根県の公立高校の数学
図形の証明問題の記述が毎年出題されています。証明問題のためある程度難易度が上がると説き方がパターン化してきます。まずは条件を復習して頭に入れつつ、簡単な問題から徐々に難易度を上げて練習していきましょう。記述が長くなるため取り組むことに億劫になりがちの問題ですが、やった分手が慣れ点数差が出やすいものなので、繰り返し練習していきましょう。 また、配点の2割以上が小問集合です。問題の難易度としても高くなく、基礎的な内容が多いです。ここの問題は確実に取っていく必要があるので、苦手な分野を作らないように、今習っている部分から早め早めに今までの復習を始めておきましょう。
島根県の公立高校の英語
長文読解が大問5問中3問出題され、長さも約380語と長めのものになっています。読むスピードを上げる練習をしつつ、精読をするために日々文法及び単語を復習しておきましょう。読解の解き方自体は毎年似た形で出題されるため、基礎が固まり次第、入試の類題演習を重ね解くポイントをしっかり押さえていきましょう。 また、テーマについての英作文が出題されます。こちらは近年出題が多くなっているため、長文同様基礎を徹底するとともに、英語の問題を解く際に日本語から英語に直す練習を行っていくと、自分の書きたい日本語から英語への変換になれることができるので、普段使っている教材からでも習慣的に行いましょう。
島根県の公立高校の理科
電池やイオン、中和に関する問題が頻出です。特に、電解質の水溶液に金属板を入れ電流をとり出す実験や塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の問題など教科書での代表的な問題から出題されることが多いので、電流の流れ・電離・発生する気体などを学校のワークや実験の内容を復習して必ず覚えておきましょう。 また、植物の分類に関する問題も頻出のため、つくりの特徴やシダ植物やコケ植物などの特徴的増え方をするもの、種子植物の分類を図から覚えておきましょう。植物のつくりの問題は、学校やワークなどの図から大きく逸脱したものは出ないため、演習を繰り返すほど見覚えのある図や問題が増えてくるので取り組んだ分がそのまま成果に現れます。
島根県の公立高校の社会
資料の読み取り字数指定で記述する問題が頻出です。資料の読み取りや記述の問題は採点の基準のポイントがあるかどうかで点数が付きます。提示されている数字や国、年代などから複合的な知識を用いて記述する必要があるので、経済や歴史が絡む問題はその単語のみを覚えるのではなく、因果関係を手繰り人に説明できるように日々練習していきましょう。また、解答例を見て自分の不足している内容を必ず確認するようにしましょう 近・現代の歴史の問題も頻出です。近代・現代は日本はもちろん日本以外の国との関係や条約など覚えることがたくさんあります。国ごとや時代ごと、出来事毎などに小分けにしてまとめていきましょう。
松江北、出雲高校など上位校を目指す方はこちら
島根県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には松江北高校や出雲高校などの最上位高校~中堅上位高校についての概略となります。
島根県の公立高上位校に向けた内申点対策
9教科5段階評定で、中1中2は各45点満点、中3は2倍の90点満点。これに51/180をかけて、51点満点。これに中3の特別活動の記録を9点満点とし、合計60点満点での勝負となります。しかし、上記でも述べたように、調査書点:学力検査=7:3、6:4、5:5、4:6のいずれかを高校/学科ごとに定めるため、学校によって内申点の配分が変わるため注意しましょう。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ40後半~55以上の点数があることが望ましいです。まずは定期テストの点数や提出物をまずはしっかり取り組みましょう。
島根県の公立高上位校に向けた一般入試対策
一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して40点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、200点以上を目指すということになります。210点~220点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。
あまり島根県公立高校について詳しくない方はこちら
島根県の公立高校の入試日程
島根県の公立高校入試は、「一般選抜」と「推薦選抜」となっています。例年では推薦選抜は1月下旬に合格通知があります。また、一般選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。 よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で島根県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。
島根県の公立高校の入試内容
「推薦選抜」は学力検査のない入試形式で、成績表(内申点・評定)と、作文または小論文・面接で合否が決まります。一般的に推薦入試と呼ばれるものになります。推薦選抜は決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまで一般選抜のことも考えて受験勉強をするようにしましょう。また、内申点が重要という点では一般選抜も同様です。中学1年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目など頑張っておくことが大事です。
「一般選抜」では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書との合計点で合否を決定します。調査書は中学3年間が合否判定に使われるので、最初から気を抜かずに取り組み自分の選択肢を増やしておきましょう。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください。
島根県の公立高校の学区域
県内全域からすべての高校・学科に志願することができますが、松江北高校・松江南高校・松江東高校の地域外の受験は入学定員の10%以内、出雲高校の地域外からの受験は入学定員の5%以内となっているため注意しましょう。
個別教師Campの島根県公立高校入試対策
~志望校別学習プラン~
対象校 | 学習内容 | |
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プランA | 松江北高校(理数科)・出雲高校(理数科)・大田高校(理数科)・益田高校(理数科)・松江南高等学校(理数科)など | 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。 |
プランB | 浜田高等学校(理数科)・松江北高校(普通科)・大社高等学校(普通科)・大田高等学校(普通科)・松江南高等学校(普通科)など | 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。 |
プランC | 上記以外の島根県立高校 | 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。 |
~要項~
コース:個別指導コース(教師1:生徒2)
時間:1コマ40分、ご都合の良い日時の授業をご自身でご予約ください。
教科:国語・数学・英語・理科・社会からお選びください。(複数選択可)
内容:上記の志望校別学習プランと現在の学力等に応じて指導していく「レベル別単元学習」と、島根県の公立高校入試の出題傾向に沿った指導を行う「過去問特訓」にて対策を行います。
ごあいさつ
中国・四国地方担当責任者
槌谷豊
家庭教師camp校長
お子様にとって最適な入試対策を提供します。
島根県公立高校入試の出題傾向の分析結果をふまえて、得点力アップのコツを伝授いたします。
島根県公立高校の入試対策は、個別教師Campにお任せください。