こんにちは、個別教師Campライターの後藤です。
コロナ禍をきっかけに、オンライン授業が日本中に浸透してきました。オンラインでも対面と遜色ない授業を行える半面、やはり対面でないと難しい部分も残っています。今回はオンライン授業のメリット・デメリットをテーマに、「オンライン授業って実際どうなの?」という疑問に少しでもお答えできるよう、いろんな面から考えていきたいと思います!
オンライン授業のメリット
①自宅が塾になる
やはり場所を選ばないのがオンライン授業の最の良いところだと思います。学校行事・習い事・部活動など、小学生も中学生も高校生も、みなさんそれぞれ日々忙しく過ごしています。勉強も頑張らないといけないとはわかっていても、疲れて塾に行きたくない…と思う日もあるでしょう。そういった日でもオンライン授業なら自宅が塾に早変わり!自室から先生と繋がり、いつもの授業が受けられます。また、例えば都内の大学進学を目指す地方の高校生にとって、自分が志望する大学の先輩から指導を受けられるのもオンラインならではだと思います。
②行き帰りがなく安全である
学校が終わってから塾に通うと、どうしても帰る頃には暗くなってしまいます。お子様一人で帰らせるのは心配ですが、送り迎えをするお父さん、お母さんも大変です。オンライン受講であれば行き帰りの送り迎えの心配が一切なくなります。また、どうしても人と接触すると感染症のリスクは上がります。通塾時の安全はもちろん、健康面での安全もオンライン授業であれば心配がありません。
③時間の節約になる
オンライン授業であれば移動時間もなくなります。自宅近くの塾に通っていても、準備をして出かけて帰るとなると、それなりの時間がかかりますよね。睡眠時間を確保するために、勉強したらすぐに就寝したいという人もいると思います。あるいは、すきま時間を活用して疑問を解消したいということもあるでしょう。自宅でのオンライン受講なら、お風呂も歯磨きも全部済ませてからスタート!なんてことも可能です。
④コスト(費用)を抑えられる
オンライン授業は対面授業と比較して低コストです。例えば、個別教師Campの1:2個別指導は1回40分の授業を月4回実施すると、月額7,700円(税込)です。個別指導を受ける場合、対面授業ではどの塾を選んでも倍以上はかかります。学習指導要領の変更で記述問題が増えている今、個別指導で先生にしっかり添削してもらうことが大切です。個別指導はコストがかかる…という問題も、オンライン授業なら全て解決できます。
オンライン授業のデメリット
①自宅のインターネット環境次第、それに伴う手間やトラブル
今は自宅でもカフェやホテルでも、Wi-Fi環境が充実している場合がほとんどだと思いますが、インターネット環境やタブレットやパソコンなどの機材が必要になる点は対面と比較するとデメリットとして挙げられます。また、接続までの手順がお子様には一人で行うのが難しかったり、授業中に途切れてしまったりと、オンライン授業には対面授業にはない手間やトラブルが生じる可能性があります。ただ、生徒たちの様子を見ていると、生まれたときからインターネットやスマートフォンのある「デジタルネイティブ」世代ですので、慣れてくるのも早いと感じます。
②教材共有の手間がかかる
すきま時間に気軽に先生に質問できるのもオンライン授業のメリットですが、問題になるのが教材の共有です。対面であればテキストを持って行って、「先生、この問題教えてください!」と言えますが、オンラインの場合は教えてほしい問題を写真に収め、添付するなどといった手間はあります。なお、個別教師Campでは、当社を通じてご購入いただいたテキストなどは教師にも共有をしておりますので、画像添付が行えないときもスムーズに受講できます。
③先生から見て、生徒の様子がわかりにくい
これは教える側からのデメリットですが、オンラインでは解いている生徒の手元が見えにくい問題があります。生徒がどのように解いていくか、また生徒が板書をちゃんととっているかなど、効果的な授業のために講師側が知りたい情報がオンラインでは得にくい問題もあります。個別教師Campでは、教師側からの発問を行うことで、実際の理解度を測るといった工夫をして指導しております。
④たわいもない会話はとりにくい
教室にいると、授業を担当する生徒以外とも交流できる機会がありますが、オンラインではそれがなくなってしまいます。そして何となく対面よりも授業の合間のたわいもない話がしにくい状況がオンラインにはある気がします。これは個人の感じ方によって変わるので、人によっては対面と変わらないと感じる人もいると思います。先生以外と授業中にオンライン上で接する機会はありませんので、そういった刺激はオンライン個別指導では少ないかもしれませんね。
オンライン個別指導塾が語る!オンライン授業のメリット・デメリットとは?まとめ
目的によってオンラインと対面を使い分けるのが一番!
デメリットもいくつか挙げていきましたが、今や一人1台タブレットが支給される時代です。現代の子どもたちは保護者様世代が考えるよりもずっとネット環境に抵抗がないです。小学生がオンライン授業を受けるとき、最初こそ受講の仕方を教えますが、2回目からは一人でパパパッと授業を開始しているので驚きです。「接続が煩わしい」という感覚も、現代のお子様には無縁に感じます。
また、オンライン授業にはオンライン授業の、対面授業には対面授業の良さがそれぞれあります。そこで大事になってくるのが、「使い分け」です。すべてオンラインで受講するもよし、対面授業に拘るのもよしですが、自分の生活スタイルや学習内容など総合的に考え、どちらのメリットを活かすか見極めていくのが一番だと思います。もしお困りのことがあれば、ぜひオンライン個別指導の個別教師Campまでご相談ください。
後藤幸奈
【略歴】
個別ena校長を務め、中学受験では都立武蔵・三鷹・富士・立川国際・南多摩中、私立日大二中、明大中野八王子中、高校・大学受験では都立国立・立川・八王子東・国分寺高校、明治大学、法政大学、埼玉県立大学など多くの合格者を輩出。
高校時代は日本とアメリカで過ごし、ダブルディプロマを取得。
英語教育や帰国生入試を中心に幅広く受験や学習情報を発信していきます。