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【文法のお話】国語から英語へ~英語(述語動詞)~

2023.08.04

おすすめ学習法

こんにちは、個別教師Campライターの西村です。

先週までの「国文法」から英語につなげて書いてみようと思います。

今回は英語の「動詞」にスポットライトを!

 

参考※【国語・文法】そもそも 「動詞」って何だろう?(2023.07.28)

 

参考※【国語・文法】「助動詞」って何だろう? (2023.07.14)

 

 

英語の「動詞」とは?

皆さんが英文を作るとき、《主語S+動詞V~》というふうに単語を並べていくと思います。

英語において「動詞」とは、ご存知の通り国語の「述語」に相当するわけです。

ですから「動詞」の無い英文(そもそも文と言えるのかという問題もありますが)というのは、私たちが普段使っている国語の「述語」がない文ということです。

 

つまり、

 

 

例文1:私は昨日、テニスを…。

 

例文2:今日は雨が…。

 

もうお分かりの通り、“ちょっと何言ってるか分かんない”となりますね。言葉は「述語」によってそのものの状態だったり、動作などを表しています。その「述語」がないということは“文”としての役割さえ持っていないということになります。

 

このようなはたらきを持った単語が「動詞」なのです。

そして英語では《be動詞》《一般動詞》がその大役を担っています。

 

《be動詞》主に主語の状態や存在を表現する動詞

簡単に言うと算数や数学の“=”のはたらきと、存在(~にいる・ある)のはたらきですね。

 

原形→be 現在形→am,are,is 過去形→was,were 過去分詞→been

というご存知のこれらです。

 

また

《一般動詞》はbe動詞以外の動詞で、具体的な動作や状態についてひとつひとつあり、その数はとても多いです。だから皆さんは暗記に苦労するわけです。

更に、過去形や過去分詞、現在分詞と形が変わるので、暗記という苦痛が累乗されてしまうわけです。

 

しかし、前に述べたように英語の「動詞」は述語ですから、ここが書けないと英文にはなりません。

書けなければ当然、得点できません。

 

英語が苦手でもまずは「動詞」を暗記して!

英語において「動詞」が大事なことは既にお分かりでしょうし、このブログでダメ押しになったことでしょう。

では実践に入って下さい。

皆さんは単語を覚えるときにどうしていますか。

 単語を暗記するときにどうしていますか。

 

教科書の巻末の単語リストの「a」から20~30回ずつ書いていませんか?

 

もちろんそれ自体は悪いことではありません。どんどんやってほしいと思います。

しかし、英語が苦手な人がそれをやるとどうなるか。

 

先は長いです…。

1ページの左半分の更に半分を書き進めていた時に、「あとどれくらいあるのかな?」と疑問を持ってページを

めくったときに絶望感に陥りませんか?

 

絶望感を怯えた人、めまいを感じた人はリストの中から と書いてある動詞を選んで練習してみてはどうでし

ょうか。

単語数をショートカットできてさくさく進んだ感じもするし、必要な単語です。効果的でもあります。

 

ぜひお試しください。

まずは学習の絶対量の確保です。

 

最後に

今回は国語から英語につなげてみました。

最後に紹介した単語練習方法はあくまで一つの方法です。万能ではありません。語彙数は多いに越したことはありません。

あくまで速習法の一つとしてとらえて下さい。

 

それはまた次の機会にでもお話しましょう!

 

初めての方へ

【この記事を書いた人】
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在はena個別河辺・小作校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。

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