こんにちは、個別教師Camp事務局です。
今回は、分かるようで分かりにくい“自習”と“自立学習”の違いについて、
書いてみようと思います。
自習とは?
私たちにもなじみの深い“自習”について確認してみましょう。
私が学生だったその昔、学校の先生が出張等で不在の際に「次の授業は自習」と聞かされたあの時の言い知れぬ喜び、思いもよらぬ幸運にこの世の春を感じたものです……。
失礼しました……。
怠惰な発想は、この場にふさわしくないのでお忘れ下さい。
気を取り直して。
学習において例えば、「自学(独学)」だったり、「自習」だったり、「自立学習」と似たような表現があります。
これらの言葉は、分かるようでいて漠然とした印象があるかもしれません。しかし、“読んで字の如く”でもあるのです。
確認しておきましょう。
・「自学(独学)」とは、自分で学ぶこと。自ら学び修めることです。つまり、指導なく独力で目標を立て、習熟しようとする方法。英訳で“self-taught”とも言われるようです。
・「自習」とは、自分で学習すること、自分の力で学び習うこととあります。
なんとなく明確な違いが見つけにくい気もしますが、明らかなのは「習う」という意味合いがあるかないかです。
では「習う」とは?
辞書で調べると、
-
教わったことを繰り返し練習して身につける。けいこする。
-
知識や技術などの教えを受ける。教わる。学ぶ。
-
経験を積んで、なれる。習慣となる。
-
慣れ親しむ。
(大辞泉より)
とあります。つまり「繰り返し練習する」「慣れる」ことですね。
まとめますと、
「自習」…自分で学び、繰り返し練習することで身に付けることなのです。
自習はどうやるか?
お子さんたちは、学校や塾、図書館で「自習」されていると思います。
多くの学習塾でも自習室があり、塾生に対しては基本的に無料で開放しています。熱心な生徒さんになると、一週間毎日のように来校して、休憩も忘れたように自習しています。とても素晴らしいと思います。
ここまで“慣れ”ていれば、目標や計画も自分で立てることができ且つ実行できます。
問題は、まだ学習習慣が身に着いていないお子さんたちです。
学習に慣れていない生徒さんの自習を見ていると、「どの教科の、何をやっていいか分からずにいる」ことが多いようです。
そして持ってきたワークを細々とやり、分からない問題で止まってしまい、時間だけが流れていく……。
悲劇ですね、実にもったいないですよね。
こういうことがあると、生徒たちは一気にやる気が失せてしまいます。それは当然です。
塾としてはワンポイントでもフォローしたいのはやまやまですが、「自習」ということで必ずしも対応できるとは言い難いのが実情です。
一見冷酷なようですが、そもそもが受講料をいただいて授業というサービスを提供するのが塾です。では学習の習慣化がまだの生徒さんたちをどうサポートするのか。
そこで私たちは「自立学習」をおススメしたいのです。
「自立学習」のススメ
では「自立学習」とは何ぞや、です。
実は「自立学習」とは、「自習」でもなく「授業」でもない。この二つのイイトコどりなのです。
学習は生徒さん主体で行ってもらいますが、講師の質問対応が可能です。
つまり…
「自立学習」とは、“授業と自習の中間”と捉えていただければ分かりやすいと思います。
“中間”だからこそ費用的にも対面式授業よりコストは抑えられます。
自習で学習するには自信がないお子様でも、講師のサポートがあれば学習の成果は大きく違います。
はじめの一歩を踏み出すことこそが大事です。
オンラインでも自立学習ができます!
私たちオンライン 個別教師Campには、自立学習コースがあります。
生徒さんたちに学習の機会と習慣を、できるだけ早い時期に身に付けてほしいからです。
オンライン個別指導の個別教師Campでは、自立学習コースに、
オンライン上で、教師:生徒が1:8の環境を準備しています。
つまり最大で8人の生徒が自立学習していくわけですが、学校のオンライン授業のように、全員が同じ画面上に並ぶのではありません。
一人につき“一部屋”を割り当てます。
つまりオンライン上では1:1の空間で学習してもらうようになります。
そして最大のメリットは、講師が順番に巡回することです。
時間内に全生徒を必ず巡回しますので、その都度質問していただけます。
「自立学習コース」の目的は、学習の習慣化と学習の定着なのです。
小学1年生から高校3年生まで対応可能です。
1回が40分という時間設定ですので、毎日の受講も可能です。
活用していただければ習慣化にはもってこいです。
また、
学習目的に応じて、タイプ別に教材も用意していますので基礎から定着が図れます。
自習に慣れていない生徒さんも、講師のサポートが必ず受けられますので安心して取り組んでもらえるのが大きなメリットなのです。
オンラインなので、
通塾のための移動時間や送迎のご負担もなく、
スマホやタブレットとインターネット環境さえあればどこでも受講できます。
オンライン授業に対して抵抗がある保護者様もいらっしゃるかと思います。
それならば尚一層オンライン個別指導の個別教師Campの「自立学習コース」から始められてはと思うのです。
オンライン個別指導や映像授業との併用も可能です。
新しい単元はオンライン個別指導で、
復習として映像授業を、
そして毎日の学習は自立学習コースで。
このようにトリプルで活用していただければ、ご自宅での学習環境が整います。
いろんな事情で登校できないお子様でも、周りを気にすることなく学習を進めることができます。
それが個別教師Campなのです。
先ずは「自立学習コース」から始められてはいかがでしょうか。