こんにちは、個別教師Campライターの増田です。
前回は関係代名詞の主格についてお話しました。
本日は、関係代名詞の所有格についてお話していきたいと思います。
関係代名詞には主格・目的格・所有格の3つ種類があります。
この3つの基本や構造を覚えておくと入試やテストでの頻出問題を難なく解くことが出来ます!
今回は、少し難しく感じる方も多い所有格です。
関係代名詞の所有格whoseについて!
関係代名詞の所有格は〇〇のものというように、だれがそのものを所有しているかといった意味を表します。
所有格の代名詞が関係代名詞whoseに変わるので、所有格の代名詞を覚えておくようにしましょう!
所有格の代名詞(my, your, his, her, its, our, their)の6つです!
例文:I have a friend whose cousin lives in London.
私はいとこがロンドンに住む友達がいます。
これを2文にすると、①I have a friend. と②Her / His cousin lives in London.になります。
このwhoseはHer / Hisを表しています。Her / Hisは、『彼女の/彼の』の所有格の代名詞になります。そのため、関係代名詞whoseを使うことが出来ます。
こちらの例文も見てみましょう。
例文:This is a computer whose speed is faster than mine.
これは私のものよりもスピードが速いコンピューターです。
これを2文にすると、①This is a computer. と②Its speed is faster than mine.になります。
この場合、Itsは『それの』という意味になりますが、『それの』はa computer(コンピューターの)ということになります。
ですので、この場合、2文にするとItsが使われるのです。
そして、このwhoseはItsを表しています。
先程確認した通り、Itsは所有格の代名詞になります。そのため、関係代名詞whoseを使うことが出来ます。
関係代名詞の所有格whose・注意点
注意してほしい点として、whoseの部分が空欄になっており、
そこには関係代名詞の何が入るか問う問題がよく出題されます。
所有格も目的格も関係代名詞の後が、主語・動詞の並びになっていると思います。
この時、目的格の関係代名詞を使うことのないように気をつけましょう。
主格も目的格もthatを共通して使うことができましたが、所有格は使うことが出来ません。
空欄の後が、主語・動詞の形になっていた場合、主語に注目しましょう。
主語の情報がそれで足りているかどうか、何が関係代名詞として表されているかどうか、を確認しましょう!
本日も関係代名詞についてお話していきましたが、いかがだったでしょうか?
読解でも英作文でも、非常に大事な関係代名詞。
問題演習をたくさんこなして苦手を克服して、関係代名詞のマスターを目指しましょう!!
増田
【略歴】
某予備校や英会話教室に通った経験から、幼少期より興味を持っていた英語の知識を増やすために名古屋外国語大学に入学。
大学では英米語を専攻し、英語の他2言語や多文化について学んだ。同時に興味を持っていた教育について学ぶために教職課程を履修し、英語教員免許を取得。現在はena個別にて、校舎運営と指導を行う。
今まで経験してきたことや成績UPの方法など有益な情報を発信していきます。