こんにちは、個別教師Campライターの内海です。
最近一段と寒くなりましたが、寒さに負けずに勉強を頑張って欲しいと思います。
さて、今回は冬にまつわることわざをいくつかご紹介します!
冬にまつわることわざ①月夜の大霜
月夜の大霜とは、夜に月がくっきり美しく見えると、翌朝は霜が沢山降りているという意味です。
月がくっきり見えるということは、空気中に湿気が少なく、カラッと晴れているということです。
雲は地面から出た熱を吸収し、その一部を再び地面にはね返すため、地面の熱を逃がしにくくする役割を果たします。
雲がなく美しい月が見える夜は、雲による保温効果がないために地表面から出た熱が徐々に上空へ逃げてしまい、
翌朝は霜がたくさん降りるくらい冷え込んでしまいます。この現象を「放射冷却」といいます。
冬にまつわることわざ②北風は晴れ、南風は雨
北風は晴れ、南風は雨とは、北風が吹くと太平洋側では晴天のいいお天気になり、
逆に南風が吹いている時は低気圧が西にあることが多く九州など西のエリアから順番に雨が降りやすくなるという意味です。
冬にまつわることわざ③冬来りなば春遠からじ
冬来りなば春遠からじとは、辛い時期を耐え抜けば必ず幸せな時期が来るという意味で、よく受験前に使われることが多いことわざです。
実はこのことわざ、イギリスの詩人パーシー・ビッシュ・シェリーさんが作った詩の一節が元になっています。
日本で作られたものが元になったわけではないんですね・・・
まとめ
今回は、冬にまつわることわざを一部ご紹介しました。
みなさんは、いくつ知っていましたか?
他にも冬にまつわることわざがありますので、ぜひ調べてみてください。
内海
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在は塾講師として就職。最速でena個別の校長に就任し現在に至ります。これまでの指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。これまでに都立三鷹中や調布北高校・武蔵野北高校・多摩大学附属聖ヶ丘高校などの指導実績があります。