岡山県の公立高校受験対策
お子様の岡山県公立高校合格を目指す方へ
現在岡山県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、岡山県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。
本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。
とりあえず岡山県公立高校への進学を目指す方はこちら
岡山県公立高校入試のうち、おもに一般入試についてですが、主に調査書の評定の合計値(中学1年生の成績 5段階評価×9教科=最高45点満点、中学2年生の成績 5段階評価×9教科=最高45点満点、中学3年生の成績 5段階評価×9教科×2+5段階評価×実技4教科=最高110点満点の計200点満点)、学力検査の結果(70点×国数英理社の5教科=最高350点満点)、面接で判断します。そのほか、高校・学科ごとに行う面接や作文(小論文)、実技検査の結果や調査書(内申書)なども考慮されます。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。
岡山県の公立高校の一般入試の傾向と対策
岡山県の公立高校の国語
大きく分けて小説・論説文・古文・作文の構成になっており、全体を通して記述問題が多いため時間配分に注意し、スピードを上げて解く演習をしていきましょう。 文章量は標準で、設問では発表などの意図が問われるなど難易度は比較的易しいため、テーマ毎にポイントを押さえていく練習をしましょう。また、長文読解は内容理解が重要になるので長い文章も短時間で要点がつかめるよう、特に抽象的な表現や指示語などがさしているものを明確にして読む工夫をしましょう。近年では作文も出されているため、自分の主張を明確にし、体験などで意見に適切な根拠づけをして説得力を持たせることを意識しましょう。そのためには、いくつかのテーマから練習をし、自分の作文で使いやすい体験をストックして整理できるようにしましょう。古文では解説文が載せられていることが多いので、過去問で形式になれつつ表現技法などの知識もおさえましょう。
岡山県の公立高校の数学
大問が5つで構成されており、各分野がまんべんなく出題されます。
前半は、計算問題と関数や資料活用、連立方程式の文章題が中心として出題されるため、基本的な計算を早く正確にできるように、基礎演習を行っておきましょう。後半は長文問題が中心となり、説明文やグラフの完成、図形の知識など難易度が高くなってきます。文章の中で内容を正確に把握することが重要になるため、必要な情報をピックアップした上で整理して考えられるようにしていきましょう。
作図や証明問題の難易度が高めなので、過去問から演習するとともに、図形の証明問題は記述式になるので、今までの証明の条件や書き方を必ず復習して短時間で書き上げる練習をしておきましょう。
岡山県の公立高校の英語
リスニング・長文読解・文法で構成される大問5題で出題されます。
長い記述の能力は求められませんが、短い文章を適切に表現する必要があるため日ごろから例文の和訳→英訳を練習していきましょう。
また、読解問題が例年多く、単語数も多いためスピードを意識して取り組む必要があります。長文の大問ごとにどれくらい時間をかけるか事前に考え、本番でも同じペース配分で解くことができるようにしましょう。
リスニングは、配点比重が高めなので、短い対話から選択肢を選ぶ問題及び英文の内容補充を重点的に行っていきましょう。
全体的に、まずは文法や単語の基礎知識を十分につけたうえで、英訳や長文・資料の読み取りなどの形で応用できるように演習を重ねていきましょう。
岡山県の公立高校の理科
物理・化学・生物・地学分野からほぼ均等に大問が5問の形で出題されます。
各分野ごとに問われる内容もありますが、各分野を複合した問題も出題されます。
記述の問題も出題されますが、短く基礎的な部分が多く問われるため、日ごろから説明から単語をこたえるのではなく、単語からその内容を説明できるようにアウトプットを心がけましょう。
各分野では、植物・天体・天気・光と音・運動が出やすくなっているため、まず単語や計算の公式、記号などの基礎部分を徹底するとともに、過去問を演習し手問題に慣れ、苦手な分野をなくしていきましょう。
岡山県の公立高校の社会
地理・歴史・公民が大問4~5問で構成され、出題されます。
各分野から別テーマが出題されたり、複合した問題も出題されるため、単語などの基礎を覚えていることを大前提として、広く分野にまたがった知識が必要になります。地理の気候や作物・地域の特徴や歴史の日本史・世界史ともに共通する動きや同時期の出来事、公民の出来事・政治を連動させて考えることが必要になるので、基礎定着ができ次第問題演習で複数パターンの練習を行いましょう。
資料やグラフ等の読解能力も必要になるため、学校のテストで出てきた資料はもちろん、資料集や地図帳の資料も見ていくと理解が深まります。
これに加えて記述問題も出題されるため、時間配分をする必要があります。過去問演習の際には、必要な情報をピックアップしつつ追記して記述に不測の内容がないよう、書いたものから解答解説を見比べ足りないものを考える工夫をしましょう。
岡山朝日高校、岡山城東高校など上位校を目指す方はこちら
岡山県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)、面接・実技によって決まります。よって基本的には岡山朝日高校や岡山城東高校などの最上位高校~笠岡高校などの中堅上位高校についての概略となります。
岡山県の公立高上位校に向けた内申点対策
中学1、2年生の成績を各学年ごとに9教科を5点満点で評価し、中学3年生の成績を9教科を5点満点×2+実技4教科を5点満点の計200点満点での勝負となります。
もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ160~190以上の点数があることが望ましいです。
中学校1年生の成績から入試の点数として換算されていきますので、「1年生だから」「まだ受験は先だから」という言い訳は通用しません。
定期テストの対策はもちろん、日々の提出物の内容にも手を抜かず、自分の将来の選択肢を多くできるように頑張っていきましょう。
岡山県の公立高上位校に向けた一般入試対策
一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して70点のうち60点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、300点以上を目指すということになります。320点~340点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。しかし岡山朝日高校については問題が自校作成のため難易度に中止する必要があります。
あまり岡山県公立高校について詳しくない方はこちら
岡山県の公立高校の入試日程
岡山県の公立高校入試は、「特別入学者選抜」と「一般選抜」となっています。例年では特別入学者選抜の入試日は2月上旬で実施され、1週間ほどで内定が通知され、一か月後に合格発表となります。また、一般選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。
よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で岡山県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。
岡山県の公立高校の入試内容
「特別入学者選抜」は国語・数学・英語の学力検査と面接に加え、小論文・作文、実技、面接が学校によって課されます。このため、一般的に推薦入試と呼ばれるものがありません。特別入学者選抜は決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまで一般選抜のことも考えて受験勉強をするようにしましょう。また、内申点が重要という点では一般選抜も同様です。中学1年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目など頑張っておくことが大事です。
「一般選抜」では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書との合計点と面接で合否を決定します。調査書は中学1年生からが合否判定に使われるので、1年生の定期テストから力を入れて取り組む必要があります。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください。
岡山県の公立高校の学区域
岡山県立高校の一部の普通科は、6つの学区に分かれています。
学区外の高校にも出願することはできますが、学区外からの合格者数は各高校の募集定員の5%以内となります。
【岡山学区】
市町村:岡山市(旧赤磐郡瀬戸町を除く)・玉野市・吉備中央町
学校名:岡山朝日 岡山操山 岡山芳泉 岡山一宮 西大寺 玉野
【倉敷学区】
市町村:倉敷市・総社市・浅口市のうち旧浅口郡金光町・早島町
学校名:倉敷青陵 倉敷天城 倉敷南 倉敷古城池 玉島 総社 矢掛
【美作学区】
市町村:津山市・真庭市(旧上房郡北房町を除く)・美作市・新庄村・鏡野町・勝央町・奈義町・西粟倉村・久米南町・美咲町
学校名:津山 勝山(蒜山校地は除く)林野
【西備学区】
市町村:笠岡市・井原市・浅口市(旧浅口郡金光町を除く)・里庄町・矢掛町
学校名:笠岡 井原 矢掛
【備北学区】
市町村:高梁市・新見市・真庭市のうち旧上房郡北房町
学校名:高梁 新見
【東備学区】
市町村:岡山市のうち旧赤磐郡瀬戸町・備前市・瀬戸内市・赤磐市・和気町
学校名:瀬戸 邑久 和気閑谷
個別教師Campの岡山県公立高校入試対策
~志望校別学習プラン~
対象校 | 学習内容 | |
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プランA | 岡山城東高校(普通科国際教養学類)・岡山朝日高校(普通科)・岡山城東高校・岡山芳泉高校(普通科)・倉敷青陵高校(普通科)など | 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。 |
プランB | 岡山操山高校(普通科)・津山高校(理数科)・岡山一宮高校(理数科)・岡山一宮高校(普通科)・倉敷南高校(普通科)・津山高校(普通科)・笠岡高校(普通科)・倉敷天城高校(普通科)など | 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。 |
プランC | 上記以外の岡山県立高校 | 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。 |
~要項~
コース:個別指導コース(教師1:生徒2)
時間:1コマ40分、ご都合の良い日時の授業をご自身でご予約ください。
教科:国語・数学・英語・理科・社会からお選びください。(複数選択可)
内容:上記の志望校別学習プランと現在の学力等に応じて指導していく「レベル別単元学習」と、岡山県の公立高校入試の出題傾向に沿った指導を行う「過去問特訓」にて対策を行います。
ごあいさつ
中国・四国地方担当責任者
槌谷豊
家庭教師camp校長
お子様にとって最適な入試対策を提供します。
岡山県公立高校入試の出題傾向の分析結果をふまえて、得点力アップのコツを伝授いたします。
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