こんにちは、個別教師Campライターの内海です。
今回はおすすめしたい数学の本をご紹介します。
数学が好きな人もそうでない人も読んで欲しいです。
①青の数学
雪の日に出会った京香凜(かなどめりん)は、数学オリンピックを制した天才でした。
その少女の「数学とは何か?」という問いに、栢山(かやま)は困惑してしまいます。
若き数学者が集うE2でライバルと出会い、戦う中で香凜の問いに対する答えを探していきます。
この本を読んで、数学に対してひたむきに向き合っている彼らの姿に感動しました。何かに打ち込めることは、決して簡単なことではありません。しかし、何かに打ちこむことで自分にとって大きな成長を感じられるのではないかと思いますし、とても素敵なことだと思います。
また、改めて数学が好きだなと感じることが出来ました。
私の数学の好きなところは、難しい問題を解けた時の達成感を味わえる点と1つの問題に対して複数の視点で答えを考えられる点の2つです。
今でもそうですが、1つの問題に対する答えが1つでたら、他にも解法がないか考えてしまいます・・・
この本は、物語中に難しい数式が出てこないので数学に苦手意識のある子でも読みやすいです。
②数学ガールシリーズ
この本は高校生の「僕」とミルカ、テトラ、ユーリーの4人が高校数学の延長から過去の超難問まで様々な問題を解きながら数学の世界を旅していく物語です。
読み物形式でありながらも本格的に数学を扱います。
数学ガールシリーズには、フェルマーの最終定理やガロア理論、ゲーデルの不完全定理などがあります。
数学ガールシリーズだけでなく、数学ガールの秘密ノートシリーズや数学ガールの物理ノートシリーズもあります。
初めて高校生の時にこの本を読みましたが、専門的な内容を一つひとつわかりやすく解説してくれたのでとても読みやすかったです。
そして、数学の奥深さを感じることが出来ました。
高校までは、1つの問題に対して答えを導くだけということが多かったのですが、大学になると、ただ答えを出すだけでなく、どうしてそうなるのかを証明しなければなりません。
当たり前のことが当たり前ではない、ということを感じられた気がします。
まとめ
今回はおすすめしたい数学の本を2冊紹介しました。
本を読んでみると、今まで知らなかったことが発見できるかもしれません。
ぜひこの機会に数学の本を読んでみてはいかがでしょうか。
内海
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在は塾講師として就職。最速でena個別の校長に就任し現在に至ります。これまでの指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。これまでに都立三鷹中や調布北高校・武蔵野北高校・多摩大学附属聖ヶ丘高校などの指導実績があります。