こんにちは。個別教師Campライターの大沢です。
みなさんは、学校や塾で与えられた課題に対して自習を行う際、どのような点を意識して進めていますでしょうか?
「家での自習の仕方が分からない」、「なかなかテストの点数に結び付かない」
……といった悩みを持っているみなさんに向けて今回ご紹介するのは、
日頃から効率よく学習するための勉強法テクニック、「集中学習」と「分散学習」です!
みなさんは学校での「部活動」や「習い事」など生活リズムは違うと思いますし、
学習の仕方や時間の使い方は異なりますが、どのような環境であっても今回ご紹介する学習を知ることで正しい勉強法を身につけられますので、ぜひ役立ててみてください!
【効率よく☆】「集中学習」と「分散学習」のすすめ! ◎集中学習と分散学習
「集中学習」→
学んだ科目、各単元に対してインターバル(休み)をおかずに繰り返し自主学習する方法。
こちらは記憶が新しいうちに「おさらい」することで、理解力を向上させるのに良い方法です。
「人間の脳の記憶はせいぜい2、3日で消えてしまう」と言われますが、記憶が新しいうちに解き直しや定着確認を行うことで、よりインプットした知識を深めることができます。
定期的に「自主学習が行えない」、「毎日の復習がマンネリ化している」子供におススメの学習法と言えるでしょう。
せっかく新鮮なことを学んだとしても忘れてはもったいないですし、吸収した知識が実践的な形で使えることが、学力アップに繋がりますので、この「集中学習」を日常でトライしてみてください!
「分散学習」→
以前に学習した単元を、間隔を空けて自主学習に励む方法。
こちらは短期的にこなす「集中学習」よりも、より長期的に記憶を保持することができる勉強法です。
テスト範囲が多く課される場合や、大きなまとまりで学習をしたことの復習として効率の良い勉強法といえるでしょう。
特に英単語を幅広く学んだ際は、時間を空けた状態で再度戻り学習することで知識量が脳内で拡充されます。
また知識に限らず、計画的に「分散学習」を行うことで勉強のスケジュール管理能力が身につきますし、
学習へのモチベーションも維持できる点で有効な学習法です。
「勉強スケジュールを立てるのが苦手」、「長時間の学習が難しい」といったお子さんに「分散学習」をおススメします。
こまめな学習で多岐にわたる単元を無理なく吸収していきましょう!
今回は「集中学習」と「分散学習」のそれぞれの効果について取り上げました。
まずはどちらの学習法が自分に合っているか試してみて、学習しやすい環境を取り込んでいけると良いでしょう!
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
大沢
【略歴】
都立大泉中、小石川中、私立早稲田実業中など多数合格実績あり。
コミュニケーションを通じて子供の「やる気」、勉強の「存在意義」を伝授しています。専門は国語や作文指導。
受験に役立つノウハウの他に、学習指導に終わらない社会的な知識、コンテンツなども発信して参ります。