こんにちは、個別教師Campライターの内海です。
5月は運動会やテストなど、イベントが盛りだくさんです。
最近暑い日が続いているので、体調を崩さないよう体調管理をしっかりしてくださいね。
さて、今回は4月のenaの都立中合判に出題された完全数についてお話ししたいと思います。
完全数とは??
完全数とは、自然数nで自分自身の数より小さい正の約数の和がnに等しいときのことを指します。
1番小さい完全数は6です。
6の正の約数は1,2,3,6と、全部で4つあります。
6以外の正の約数をすべて足すと、1+2+3=6より6となり、自分自身の数と一致します。
2番目に小さい完全数は28です。
28の正の約数は1,2,4,7,14,28と、全部で6つあります。
28以外の正の約数をすべて足すと、1+2+4+7+14=28より、こちらも自分自身の数と一致します。
3番目に小さい完全数は296です。
28の次は296!?と、驚いた方いらっしゃるのではないでしょうか・・・
296の正の約数は1,2,4,8,37,74,148,296の8つです。
296以外の正の約数をすべて足すと、1+2+4+8+37+74+148=296より、こちらも自分自身の数と一致します。
現在見つかっている完全数は51個で、51番目の完全数は2018年に見つかりました。
51番目の完全数の桁数は4900万桁以上に及びます。相当大きな数ですね・・・
また、完全数が51個しか見つかってないことにも驚きです。
早く52番目の完全数が見つかってほしいですね。
完全数とは?? まとめ
今回は完全数についてブログを書きました。
いかがだったでしょうか。
これからも「○○数」についての数学ブログを書いていこうと思います。
以前、「高度合成数」についてのブログを書きましたので、こちらも読んでいただけますと幸いです。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。