こんにちは。Campライターの西川です。
先日は七夕がありましたね。織姫と彦星の物語や短冊に願いを書くことで有名ですね。
その織姫と彦星の物語は夏に見える星がモチーフとなっていることはご存知でしょうか。
今回は夏に観察することができる星や星座について紹介いたします。
【夏に観察できる星座】
夏の時期に観察することができる星座をいくつか紹介します。
はくちょう座
この時期の夜9時頃に東の方に見ることができるのがはくちょう座です。
一等星である「デネブ」を含み、はくちょうが翼を広げているような十字のかたちをしている星座です。
わし座
わし座は一等星である「アルタイル」を含む、わしが翼を広げているように見える星座です。
ギリシャ神話に出てきたわしが由来となっているそうです。
こと座
青白く輝く一等星である「ベガ」を含む、平行四辺形の星座です。こちらもギリシャ神話で登場したたて琴が由来となってるそうです。
ヘルクレス座
ヘルクレス座はこと座から西のほうに目を向けると見つけることができます。アルファベットの「H」と「K」を足したような形をしていてます。全天で5番目に大きな星座ですが、1等星のような明るい星がないので少し見つけにくいかもしれません。
ギリシャ神話に登場する英雄ヘラクレスが由来となっているそうです。
カシオペア座
カシオペア座は北の方の空に見える星座です。夏だけでなく1年にわたって観察できます。
周辺には天の川があり、5つの星が「W」の形に並んでいて非常に見つけやすい星座となっています。
おおぐま座
おおぐま座も北の空に見える年中観察できる星座で、ひしゃくの形をして並んでいる7つの星(北斗七星)が有名です。
カシオペア座と共に、北極星をみつけるガイドとなる星としても知られています。
【夏の大三角】
夏の大三角とは、上で紹介したこと座の「ベガ」、はくちょう座の「デネブ」、わし座の「アルタイル」が作る三角形のことです。
一等星である3つの星が作る三角形なので見つけやすいと思います。夏の星座観察ではまずはこの三角形を探してみましょう。
【七夕伝説の星】
昔々、天空の主である天帝の娘であり織女(はた織りをする女性)であった織姫は、牛飼いの仕事をしていた彦星と恋に落ち、結婚しました。しかし、結婚をした後、働き者であった二人は全然仕事をしなくなってしまいました。それに怒った天帝は二人を天の川の両岸へと引き離してしまいました。悲しみに暮れていた織姫を可哀想に思い、天帝は七夕の日に年に一度だけ二人を会わせるようにしてくれました。
この七夕伝説で有名な織姫と彦星ですが、織姫はこと座の「ベガ」、彦星はわし座の「アルタイル」とされています。
この2つの星は七夕伝説の物語のように天の川をはさんだ位置にあります。
【中学受験・理科教養】夏の星座を観察しよう!!【まとめ】
夏に見える星座や星について紹介しました。
天気が良い夜は今回紹介した星座が観察できると思います。
夏の夜には今回紹介した星座の由来や七夕伝説の物語を思い出しながら星座を観察してみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
西川
【略歴】
大学卒業後に個別指導講師として指導を始め、現在までの10年以上の指導歴の中で都立武蔵中や早稲田実業中、都立国立高校などの合格者を輩出。
現在はena個別の校長を務め、成績向上や受験指導、進路相談など生徒それぞれの目標へ幅広いフォローを行う。
これまでの指導経験で得た成績アップや受験対策に役立つ情報を中心に発信していきます。