個別教師Campライターの大沢です。
今回は中学生に向けた、「内申点の上げ方」の大事な要素についてお話いたします。
みなさんは主要5教科(国語、数学、英語、理科、社会)を中心に、
副教科でも内申点をしっかり取れていますでしょうか?
また日頃の部活動で忙しくテスト勉強が捗らない、
がんばって定期テストの点数は取れているけど評価に結び付かないといったことはないでしょうか?
そうした内申点確保の悩みを持ったみなさんに向けて、いくつかポイントを絞って紹介したいと思います。
① 試験範囲表に出されたテキストの内容習得
定期テスト2週間前ほどから、学校から「試験範囲表」を配られますよね?
みなさんは各科目の内容を隈なく確認していますでしょうか?
例えば授業で扱う教材の他にもワーク、プリント類などを追加して練習することが重要です。
様々な問題のパターンにも慣れますし、学校で行った単元や範囲の復習にも十分対応できるので、
こういった副教材にも取り組みながら対策を強化しましょう。
② 提出用課題への取り組みを強化
中学校では昔と違い、内申評価が総合的な判断のもとで決まります。
例えば定期テストが平均点以上取れていたとしても、
提出課題の有無、内容の質によって前回と評価が変わらないといったケースはよくあることです。
そのような観点から、みなさんにはぜひ
「提出用課題には丁寧に取り組む、提出期限を守る」ことを意識してもらいたいです。
日頃の学習状況を管理するものでもありますし、学校の先生も生徒それぞれの「学習態度」を見ているからです。
ですので提出用課題の丁寧さ、取り組みは
「先生からのチェックを受けている」ということを念頭に置いて、しっかり取り組みましょう。
③ 積極的な質問、相談、授業へのアピール
これは学力的な話とは異なりますが、②でも説明したように日頃の授業態度も内申点に響くことを知っておきましょう。
実際に起こるケースをここで挙げてみようと思います。
例えば数学でのテスト結果が同じAさんとBさんがいたとしましょう(平均点が70点で二人とも80点取っているケース)。
Aさんは特に授業態度は普通で課題も守って提出します。
一方Bさんは課題をきちんと提出するだけでなく、
授業後に数学担当の先生に分からない部分を定期的に質問し、
今後どうしたら内申評価を3→4に伸ばせるか、よく相談をしています。
この場合、先生はどちらを高く評価するでしょうか?
絶対にということではないですが、おそらくBさんの内申点を上げようと先生は思うはずです。
このように学校の先生もみなさんの日頃の行動や、学習意欲を観察していますので、
少しでも内申点を上げたいと思ったら
積極的に授業担当の先生に相談したりアドバイスをもらったり、
授業中に発言回数を増やしたりしてアピールしましょう。
今後の内申点アップに繋がるはずですよ!
いかがでしたでしょうか?
この記事をご覧になったみなさんは、ぜひ明日から意識して行動に移してみましょう。
すぐに結果にならなくても、内申点アップへの意識が変わると思うのでチャレンジしてください!
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
大沢
【略歴】
都立大泉中、小石川中、私立早稲田実業中など多数合格実績あり。
コミュニケーションを通じて子供の「やる気」、勉強の「存在意義」を伝授しています。専門は国語や作文指導。
受験に役立つノウハウの他に、学習指導に終わらない社会的な知識、コンテンツなども発信して参ります。