山梨県の公立高校受験対策
お子様の山梨県公立高校合格を目指す方へ
現在山梨県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、山梨県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。
本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。
とりあえず山梨県公立高校への進学を目指す方はこちら
山梨県の公立高校の入試には、前期・後期募集があります。前期募集は二月上旬に行われ、後期募集は三月上旬に行われます。すべての高校・学科・コースで実施します。募集人員は普通科および専門教育学科(理数科、文理科、英語理数科、探究科)は募集定員の40%以内、総合学科、職業に関する学科は募集定員の50%以内です。
2022年度入試では、すべての高校で特色適性検査を実施します(選抜区分によっては実施しません)。特色適性検査では各高校が求める適性に応じて、志願者の知識を活用する力・思考力・判断力・表現力などが問われます。 前期募集で合格とならなかった場合は、後期募集であらためて受験することができます。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。
山梨県の公立高校の一般入試の傾向と対策
山梨県の公立高校の国語
2021年度は大問5題で構成されました。出題内容は、漢字の読み書き・会話文・古文・説明的文章問題が挙げられます。現代文は内容吟味の問題が中心で、説明的文章では、特に指示語や接続語の問題が多いです。そのため、教科書や国語便覧など使って、基礎的な語彙力をしっかり身につけておきましょう。
山梨県の公立高校の数学
2021年の出題数は、大問6題ありました。出題内容は数・式の計算・平方根・因数分解・二次方程式・作図・比例関数などの問題でした。そのため、分野によって苦手な箇所が無いように、教科書の基本的事項をしっかり身につけておきましょう。また、証明や考え方の過程も問われますので、さまざまな定理、性質を使いこなせるだけの応用力をみにつけることが大切です。
山梨県の公立高校の英語
2021年度の出題数は昨年度とほぼ同じでした。出題内容は、聞き取り・読解・長文読解・適語補充・和訳英訳が挙げられます。全体として、基本的知識を踏まえた上での読解力、表現力が要求されます。そのため、聞き取り対策は音声で英語を多く聞き、英単語や英作文を自分で書く練習する習慣をつけましょう。
山梨県の公立高校の理科
2021年度は大問8題ありました。解答数が多く時間配分が大切です。出題内容は、物理・化学・生物・地学の基礎 的な内容が出題され、一つのテーマについて実験や観察から調べていきデータを基に考察する問題などが挙げられます。そのため、出題範囲は広く、実験・観察を扱った問題が中心だと予想されるため、図表を読み解く問題には積極的に取り組み、必要なデータを求めることができるようにしていきましょう。また、基本的事項やあらゆる現象が起こる理由など文章で説明出来る練習をしましょう。
山梨県の公立高校の社会
2021年度は大問4題ありました。解答形式は語句記入・記号選択です。出題内容は地理・歴史・公民・総合問題から構成され、地理的分野では、地図をはじめとする各種が使われ世界地理・日本地理など広範囲から出題されました。歴史分野では、政治外交・時代の特色などが出題し、公民分野では政治の仕組みや経済対策などが出題されました。来年度も例年通りの出題が予想されるため、日ごろから政治経済・国際関係等の資料を見る習慣をつけましょう。
甲府南高校、甲府第一高校など上位校を目指す方はこちら
(上位校の理数科・探究科など学力上位の受験を目指す方はこちら) 山梨県の公立高校入試では主に調査書や学力検査によって合否が決まりますが、その比重は高校や学科、コースによって異なります。例えば甲府南高校の理数科であれば40%〜50%が調査書によって占められていて、学力検査が40%、残りが面接などによって採点されます。これらに対して県内でも上位の受験生を相手に競り勝つためにどのような対策をすればいいかを紹介します。
山梨県の公立高上位校に向けた内申点対策
前述の通り、総合結果の半分近くを占めている内申点(調査書)は非常に重要なものではありますが、実は上位校の入試において内申点はそこまで差がつきません。大抵の受験生が満点に近い内申点を取っているため、当日一回勝負で振れ幅のある学力検査の方が最終的な合否に直結してきます。これは内申点対策が必要ない、重要ではないという意味ではなく、高い内申点を取ってようやく入試当日のスタートラインに立てるということですから、普段の定期テストでも決して手を抜いてはいけませんし、高い点を取って油断してもいけません。
山梨県の公立高上位校に向けた一般入試対策
上位校を目指す場合は特に当日の学力検査は重要になります。また、山梨県の高校受験における難関校は理数科などが多いため、その学科の適正にあった生徒を多く合格させるために科目ごとに比重をつけている、いわゆる傾斜配点を実施している場合があります。理数科を目指す場合には特に理科と数学(場合により英語も)高得点をとる必要があります。かけられている傾斜と自分の現在の得意不得意を合わせて今後の勉強計画を立てましょう。
あまり山梨県公立高校について詳しくない方はこちら
山梨県の公立高校の入試日程
山梨県の公立高校の入試には、前期・後期募集があります。前期募集は二月上旬に行われ、後期募集は三月上旬に行われます。すべての高校・学科・コースで実施します。募集人員は普通科および専門教育学科(理数科、文理科、英語理数科、探究科)は募集定員の40%以内、総合学科、職業に関する学科は募集定員の50%以内です。
2022年度入試では、すべての高校で特色適性検査を実施します(選抜区分によっては実施しません)。特色適性検査では各高校が求める適性に応じて、志願者の知識を活用する力・思考力・判断力・表現力などが問われます。 前期募集で合格とならなかった場合は、後期募集であらためて受験することができます。
山梨県の公立高校の入試内容
前期募集では、特定教科の評定の倍率を大きくしたり、中三のみ2倍にして学年間の比率を変えたりするなど、高校・学科・コース、選抜区分により調査書の各教科の学習の記録(内申点)の取り扱いが異なります。志望する高校の場合はどうしているのかは早いうちに調べておきましょう。もし比重をかけている場合はそれに合わせて定期テストの対策などを効率よく実施できます。
後期募集では、全員に5教科の学力検査を実施し、その成績と中学3年間の成績を合わせて合否を判断します。調査書の各教科の学習の記録の評定を、5教科は2倍に、実技4教科は3倍に換算し、3学年の評定合計とします。調査書(内申書)の「特別活動の記録」「校外活動の記録」「その他特記事項」も30点満点で加算します。
山梨県の公立高校の学区域
山梨県では学区制度が廃止されているため県内全域から全ての高校に志願することができます。選択肢が多い分、自分に一番あった高校を選ぶためには相応の高校調べが必要となります。早いうちからしっかりと準備しましょう。
個別教師Campの山梨県公立高校入試対策
~志望校別学習プラン~
対象校 | 学習内容 | |
---|---|---|
プランA | 甲府南高校(理数科)・吉田高校(理数科)・甲府東高校(普通科理数コース)・甲府第一高校(探究科)・甲陵高校(普通科)・甲府西高校(普通科)・甲府南高校(普通科)など | 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。 |
プランB | 吉田高校(普通科)・市川高校(英語科)・甲府第一高校(普通科)・甲府東高校(普通科)・甲府昭和高校(普通科)・巨摩高校(普通科理数創造コース)・都留高校(普通科)・韮崎高校(普通科)など | 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。 |
プランC | 上記以外の山梨県立高校 | 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。 |
~要項~
コース:個別指導コース(教師1:生徒2)
時間:1コマ40分、ご都合の良い日時の授業をご自身でご予約ください。
教科:国語・数学・英語・理科・社会からお選びください。(複数選択可)
内容:上記の志望校別学習プランと現在の学力等に応じて指導していく「レベル別単元学習」と、山梨県の公立高校入試の出題傾向に沿った指導を行う「過去問特訓」にて対策を行います。
ごあいさつ
中部地方担当責任者
大野景介
慶應義塾大学法学部卒業
お子様にとって最適な入試対策を提供します。
山梨県公立高校入試の出題傾向の分析結果をふまえて、得点力アップのコツを伝授いたします。
山梨県公立高校の入試対策は、個別教師Campにお任せください。