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【生物・化学・物理・地学の分野別テスト対策】理科の勉強法

2022.05.24

おすすめ学習法

オンライン個別指導の個別教師Camp 【生物・化学・物理・地学の分野別テスト対策】理科の勉強法 ブログサムネイル画像

こんにちは、個別教師Campライターの後藤です。

定期テストも終わり、「理科に苦戦したな……」と思っている中学生・高校生も多いと思います。今回はとくに中学生向けに、理科の勉強法を生物・化学・物理・地学の4分野別にご紹介します!

理科の勉強法とは?

まず理科は知るべきことをしっかりと覚える「暗記」の学習と、解法パターンを学ぶ「理解」という2つに分類されます。それぞれの勉強法のポイントを押さえることで、より効率的に学習を進められます。

【理科の勉強法】①用語の知識を増やす

理科のテストでは、知っていれば答えられる、いわゆる知識問題もあります。したがって、まずは「用語の知識を増やす」ことが大切です。知識と呼べるレベルの目安は「問題文を読むと0.3秒くらいですぐに答えが出てくる」くらいでしょうか。

 

そのためには、「同じテキストを何周もする」ことが大切です。一問一答形式の問題集でも良いと思います。二周目でも答えられない問題があっても大丈夫!それが普通です。落ち込まず、何度もチャレンジしましょう。この何度も思い出すという方法を行うことで、情報を脳に強くインプットできます。

【理科の勉強法】②メカニズムを理解する

解法パターンを知るためには、「メカニズムを理解する」ことが重要になります。どのような「原因」によって、どのような「結果」になったのか、一連の流れを把握することが大切です。メカニズムをきちんと理解し、その内容を説明できるようにしておきましょう。

 

他にも、「公式を使えるようにする」必要があります。理科には多くの公式があり、まずはそれらを覚えましょう。そして次に覚えた公式を活用することで、解き方のパターンを身に付けられます。

【理科の勉強法・テスト対策】生物分野の勉強法

中学では1年生で植物、2年生で動物、3年生では細胞分裂や遺伝の法則まで学んでいきます。生物分野は特に覚えることが多いです。まずは分類をきちんとできるようにしましょう。植物であれば「種子植物」と「胞子植物」、種子植物はさらに「被子植物」「裸子植物」に分けられ、胞子植物は「シダ植物」「コケ植物」「ソウ類」に分けられます。そうした分類があやふやだと、せっかく覚えている知識があってもバラバラで使えないままです。しっかり整理することで解ける問題が増えていきます。

 

他にもつくりや働きの名前も知り、さらにはその仕事内容も覚えておくことが重要です。そうしたことを覚えるには「ノートに絵を描いてまとめる」方法がおススメです。手を動かすことで記憶に残りやすいのはもちろん、自作のノートで自分の弱いところを重点的に復習することができます。

【理科の勉強法・テスト対策】化学分野の学習方法

化学分野は物質や気体の性質、水溶液の濃度や溶解度、状態変化から学習が始まり、化学反応、化学式・化学反応式を学び、イオン・酸、アルカリ・中和などについて学習していきます。化学もまず、物質名とその性質、また実験器具の使い方もしっかり覚える必要があります。

 

そして計算問題の対策も必須!例えば銅粉を空気中で加熱すると空気中の酸素が化合して酸化銅ができますが、そのときの質量比は、銅:酸素:酸化銅=4:1:5です。その質量比を使って比例式を立て解いていきます。グラフや表などのヒントが問題文中に登場しますので、質量比は絶対に覚える必要はありませんが、覚えておくと計算が速くなります。

【理科の勉強法・テスト対策】物理分野の学習方法

物理分野は覚えるべき知識の量はそう多くありませんが、その知識をどのように運用するかが求められます。つまり理解していないと解けない問題が多いため、苦手な人も多い単元だと思います。電流と磁界、てこや滑車など・・どの参考書でも、これらの分野はほとんど図解されています。(ここでは文章で説明しようとしたのですが、すごく難しく断念しました・・。)

 

そこでみなさんも図で解くことを意識するのがポイントです。教科書や参考書の図などを参考に、自分で解く際にも図で整理するようにしましょう。あとは問題を解いていくことで、意味も少しずつ理解できるようになります。解くだけでなくきちんと復習を行うことで、出題パターンがつかめて、より多くの問題が解けるようになります。

【理科の勉強法・テスト対策】地学分野の学習方法

地学分野は地質、気象、天体などを学習します。例えば、火山の形や噴火のようす、冷え固まった溶岩の色は、その火山のマグマの粘り気によって決まるため、これらは別々に覚えるのではなく、全て表を用いてまとめて覚えてしまうのがポイントです。

 

地震の単元でよく問われるのは、地震発生時刻を求めるものです。この手の問題は必ずと言っていいほど表とグラフがセットで出されます。地学分野は比較的出題されやすいパターンはそう多くないため、頻出問題を完璧にしておくと得点につながりやすいです。

理科は取り返しがつきやすい教科!

分野別に学習方法をまとめましたが、ご覧のとおり理科は分野がはっきり分かれています。苦手な分野があってもそれ以外の分野で得点を狙えたり、苦手分野でも覚えていれば解ける問題で得点を稼げたりします。また分野に分けることで受験期の後半になっても得点を伸ばしやすいなど、対策がしやすい教科です。

【理科の勉強法まとめ】日常生活の中にあふれる理科

今回は「学習方法」という形で紹介していきましたが、理科は私たちの生活と深く関わりがある教科です。スイッチを押すだけで明かりがつく、爪切りで爪が切れる、洗剤で汚れが落ちるなど、挙げればきりがない程です。

 

理科を学習することで「不思議だな」と思う物事の原理がわかり、もっと言うと理科の授業で得た知識が、危険から自分の身を守ってくれることもあります。ぜひ一つ一つに興味を持って取り組んでみて下さい!効率よく理科の対策を行いたいのなら、個別教師Campにご相談ください。

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【この記事を書いた人】
後藤幸奈
【略歴】
個別ena校長を務め、中学受験では都立武蔵・三鷹・富士・立川国際・南多摩中、私立日大二中、明大中野八王子中、高校・大学受験では都立国立・立川・八王子東・国分寺高校、明治大学、法政大学、埼玉県立大学など多くの合格者を輩出。
高校時代は日本とアメリカで過ごし、ダブルディプロマを取得。
英語教育や帰国生入試を中心に幅広く受験や学習情報を発信していきます。

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