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【1学期の定期テストを反省し、2学期に活かす!】定期テスト2週間前からの過ごし方

2022.07.05

おすすめ学習法

オンライン個別指導の個別教師Camp 【1学期の定期テストを反省し、2学期に活かす!】定期テスト2週間前からの過ごし方

こんにちは、個別教師Campライターの後藤です。

 

7月に入りましたね! 私立中学生や高校生は期末テスト真っ只中、公立中学校では考査が終わり、成績表が返却され始めた頃かと思います。

1学期は中間テストがない学校もあるため、広い範囲の学習をしなければならなかったり、逆に中間テストから期末テストまで1か月程しかなく、範囲がせまい分細かいところや発展問題まで出題されたり、対策が難しかったりしたのではないでしょうか? 中間テストの平均点が高かったため、期末テストの問題がかなり難化した学校もありました。

 

今回は1学期の定期考査を振り返り、2学期以降の対策に活かしてもらえるような内容にしていきたいと思います!

脳には限界がある!

定期テスト対策を直前にまとめて行うのは、非効率的な勉強方法です。脳は一度に記憶できる情報の量が限られており、たくさんの情報を短期間で習得するよりも、長期間に渡って少しずつ習得していく方が、記憶として残りやすくなります。

また、脳は、眠っているあいだに情報を整理・記憶します。一夜漬けの勉強は、睡眠時間も減るうえ、どれほど学習量を増やしても記憶に残りづらいため、効率的とはいえません。

テスト勉強はいつから始めるべき?

定期テストはテスト範囲がしっかりと決められたテストです。そのため、テスト範囲がわかってから勉強をスタートする人も多いと思います。だいたい2週間前に範囲は発表されます。それと同時にスタートさせるのがベストです。

 

ただ、期末テストは5科目の他に副教科と呼ばれる音楽・美術・家庭科技術・保健体育の4科目も試験があります。いつ始めるかも含め、しっかりと勉強スケジュールを立てて取り組むことが大切です。ノー勉(全く勉強しない)や、一夜漬けの科目を作らないようにしましょう。定期テストについてだけでなく、その勉強方法が定番化してしまうことが良くないからです。一夜漬けでは受験に対応できません。

一歩リードしたいなら!

テスト範囲が出題されるのを待たずに対策を始めることも可能です。定期テストは、基本的に授業の進度に合わせて作られます。そのため、前回のテスト範囲の続きが、次のテストの学習範囲となるのが一般的です。具体的なテスト範囲がわからない段階であっても、前回のテスト範囲の続きと思えば、おおよそのテスト範囲が予想できるはずです。

 

また、定期テストのタイミングで課題提出が求められる教科もあります。学校のワークや問題集の続きを前もって進めておけば、提出物を早めに終わらせることができます。提出課題はテストの出題範囲にもなるので、直前にやっつけで進めてしまうのはもったいないです!(ましてや、答えただ丸写しする・・・なんてしていませんよね?!)日々コツコツ進め、テスト前に2周目を行うことができると確実に周りから一歩リードできます。

1週間前は最終調整!

テスト1週間前になると部活動も休みになり、テスト勉強だけに集中できるようになるでしょう。しかし、ここからテスト対策を行うのでは遅すぎます!

テスト1週間前は、あくまで追い込み期間として、これまでに足りなかった勉強内容を補い、テストに向けて最終調整を行う時期です。

学習計画の立て方

まずは計画を立てましょう。「計画通りになんてできたことがないし、計画なんて立てても意味がない!」という場合は、立て方に問題があるのかもしれません。

 

計画通りに進まない、つまり計画倒れしてしまう原因は、ずばり「細かく決めすぎること」です。例えば「7月5日:数学ワークP12~17まで終わらせる。英語Lesson1part1の新出単語を覚える・・」など、最初からページ数まで決めてしまうのではなく、まずはもっとざっくりとした計画にしてみましょう。「数学ワークは7月10日までに終わらせる。英語の新出単語は7月15日までに1回全部を書いて練習する。」といった感じです。

そしてその計画に基づき、テスト勉強を始める前に毎回「今日やること」を決めます。「今日は7月5日だから、数学ワークはP17まで。英単語はLesson1part2まで練習する。」などです。それがしっかり終われば達成感もあり、余裕をもって進められます。

 

もしその日のうちに予定まで終わらなければ、次の日で調整する、次の日でも調整できなければ、3日以内に調整するなど、変更可能な計画にすると、「今日頑張っておけば、明日は少し休める!」など、モチベーションも管理しやすくなります。

苦手科目から取り組もう!

苦手科目の勉強はどうしても避けてしまい、始めるまでに時間がかかる・・・という方も多いと思います。後回しにしていると、気がつけばテスト当日までほとんど学習できてない!なんてことも。そしてどんどん苦手になってしまう悪循環になっていませんか。

 

苦手科目がある場合は、やはりなるべく先に取り組むべきです。時間をかけて理解を深めましょう。苦手科目ばかり集中してやっていると勉強のやる気も下がってしまうので、得意科目と交互に行うのがおすすめです。

同じ問題集を繰り返すのもおススメ

定期テスト対策に問題集を活用する際は、何冊もの問題集に取り組むのではなく、1冊の問題集を繰り返しましょう。定期テストは多くの問題をたくさんこなすよりも、理解できた問題の数を増やしておく方が得点アップにつながりやすいです。問題集の中で答えられなかった問題があれば、自力で答えられるまで解き直すなど、テストの日までに解ける問題を1つでも増やしておきましょう。

【この記事を書いた人】
後藤幸奈
【略歴】
個別ena校長を務め、中学受験では都立武蔵・三鷹・富士・立川国際・南多摩中、私立日大二中、明大中野八王子中、高校・大学受験では都立国立・立川・八王子東・国分寺高校、明治大学、法政大学、埼玉県立大学など多くの合格者を輩出。
高校時代は日本とアメリカで過ごし、ダブルディプロマを取得。
英語教育や帰国生入試を中心に幅広く受験や学習情報を発信していきます。

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