こんにちは、個別教師Campライターの西村です。受験生のみなさん、そして非受験学年のみなさん、日々の学習は進んでいますか。中高生の方は、期末テストの結果で冬期講習の受講について検討される時期だと思います。そこで今回は「まだ間に合う冬期講習!」と題して、冬の学習についてお知らせしていこうと思います。今回は、特に小中高校生の皆さん向けに書かせてもらいますね。
ブログはいいので「冬期講習」について知りたいという方は下記からご覧ください!
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受験のカウントダウンは、受験生のものだけではないということ。
受験までの日数は
11月25日、今年も残すところあと一か月ほどになりました。
・共通テストまでは49日
・都立中入試までは69日
・都立高入試までは87日という時期です。
最初からプレッシャーをかけるような書き出しで既にうんざりするかも知れませんが、現実を直視して考えていきましょう。受験生は、それこそ目の色を変えて合格の二文字を勝ち取るために猛進していることと思います。健康管理にも留意して、これからも一緒に頑張っていきましょう。
さて、非受験学年の皆さんに目を向けましょう。
中学受験を目指している小学生の皆さん、高校受験を控えている皆さん、大学受験を控えている皆さん、今の皆さんの心境を見つめなおしてみて下さい。心のどこかに「受験まではまだ時間がある!来年(再来年)は頑張るから今はのんびりしておこう!」という思いがあるのではないですか。あ、もちろんそう考えることが間違いだなんて言いません。大多数の人はそう思うものです。だって切羽詰まっているわけではありませんから。
しかし、“現実に目を背けている自分がいる”人にはあえてお伝えします。「今のままでいいですか?」と。
スポーツや習いごとは継続してこそ真の実力が。
話を変えて。
皆さんは部活動や習いごとに取り組んでいますか? 毎日、毎週、その練習に頑張っていることと思います。次の大会や発表会は近いですか。もう少し時間がありますか。それとも“とりあえず練習に行っているだけ”ですか。学校が長期休みに入ると合宿があったり、練習試合があったりとよく頑張っている姿は、校舎でもよく見られます。本当によく頑張ってくれています。進学してから始めた競技であったり、小さいときから継続して取り組んでいたりと様々です。
計画的な練習と弱点克服
例えばスポーツなら、次の試合までの日数を逆算して練習計画を立ててありますね。監督やコーチが練習計画を立てていることもあると思いますが、キャプテンや部員である皆さんが立てることもあるでしょう。その時に考えるのはどういうことでしょう。
総合力を挙げていくために、部全体で取り組む練習。さらに個人力を上げていくために個人練習や自主練に励んでいると思います。例えば習いごとなら、次の発表会や昇段試験に向けて、レッスン日だけでなく、毎日練習を欠かさないと思います。なぜ毎日練習するのか。それは、一日やらなければ実力は落ちるものだからですね。技術というのは継続していくことが大切。毎日実践することが大切ですね。それとも皆さんは、試合や発表会、昇段試験の直前でささっと練習して臨みますか?
「付け焼刃はなまり易い」
「付け焼刃(つけやきば)」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。そもそも「付け焼刃」とはどういうことか。ちょっと説明しますね。
「付け焼刃」とは、日本刀を作る刀鍛冶(刀を作る職人)の用語とされます。刀鍛冶といえば、ひところ流行した『鬼○の刃』でもその作中に“鋼鐵塚さん”として、ひょっとこのお面をかぶったキャラクターが出てきましたね。あの人が刀鍛冶です。刀鍛冶は職人として、精魂を込めて刀を作るわけです。だからこそ主人公の炭○郎が戦いの中で刀を破損するたびに追い掛け回すシーンが描かれていたのですね。
さて、本題に戻します。刀はもちろん武具(武器)です。使うことで刃こぼれなどの破損が生じます。刃こぼれすると、本来の切れ味が損なわれます。その応急処置として、鋼の焼き刃を付けるのです。
当然ながら“応急処置”ですから本来の性能が戻るわけではありません。つまり切れ味は落ちているのです。しかし見た目は元の刀のように見えるのですね。ここから「その場しのぎの知識や技術」を表すようになったようです。「付け焼刃はなまり易い」とは、「その場しのぎの知識や技術は、一時的には切り抜けられてもすぐにボロが出やすい」ということなのです。
賢明な皆さんは、好きな競技やピアノ、習いごとでそういったことはやっていないと思います。分かっています、本当に一生懸命に取り組んでいるのは見えますから。
学習も、部活や習いごとと同じです!
では目を転じて学習について。どうですか?毎日実践できていますか。
何が言いたいのかというと、学習だって部活や習いごとと同じということです。大きな大会に向けて、一年前からコツコツと実力をつけようと努力すること。毎日メニューを決めて弱点を克服すること。これ、あてはまるでしょう?学習にも。
身近な例でみると、中高生なら定期テストがあります。一週間前から始めることと三日前から始めること、どちらがいいテスト結果になりますか?
そういうことです。こと受験に関しては早めのスタートがいいと言うのはそういうことなのです。早めにスタートすれば、毎日5時間も6時間もやることは無いですね。その日に学習したことを復習していく。そして次に習うことを予習する。それだけでいいと思います。そして学期ごとに総復習をして完全に定着するように取り組むこと。これができるだけでも大きく受験結果は変わります。その手前で志望校選択の幅が広がります。
志望校選択の幅を広げること
誰だって未来のことは分かりませんね。将来どんな職業に就くのか。何がやりたいかもまだ迷っていると思います。それは迷っていいのです。しかし、受験の際は出来るだけ希望進路に最短距離で進みたいものです。その時を想像してください。成績で志望校が変わるのは分かるでしょう。自分が進学したいと思う学校には成績が足りない。それで諦められますか?
受験学年で志望校の選択肢を広げるために、その手前でできるだけいい成績が取れるようにしておきたいと思いませんか。
受験学年の一年はやることがたくさん
いざ受験学年になったとして、これまでの総復習をやろうと思っても、受験学年の学習が待っています。それを差し置いて前学年までの復習をやるのは大きなリスクです、いやリスクというより致命的なダメージになります。
ではいつ総復習をしますか。総復習を受験学年でやるのは当たり前なのですが、その負担をできるだけ減らしたいのも正直な気持ちです。だからこそ、受験学年の手前でしっかりと復習を済ませておくわけです。
あれもこれもやらなければいけなくなると、その完成度はどうしても下がります。ストレスやプレッシャーも掛かります。“二兎追うものは一兎をも得ず”の状態なんて発狂ものでしょう。
受験は長期計画で
だからこそ、受験に向けては早めに、少しずつコツコツとなのです。「部活や習いごとがあるから時間が取れない」そうですね。学習と部活・習いごとの両立は頑張ってほしいです。だからこそオンライン個別指導があるのです。オンライン授業のメリットを最大限に生かし、ご家庭やその他の場所でもスマホやタブレットがあれば受講できるオンラインでの学習こそ、忙しい皆さんの味方になれるのです。
「個別教師Camp冬期講習」でできること
11/25からスタートする「冬期講習」では、受験学年の方だけではなく、部活や習いごとで忙しい非受験学年の皆さんにも対応しています。
詳しくは下記からご覧ください!
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受験に向けて、三学期に向けて、来年に向けて、皆さんと一緒に頑張りたいと思います。疑問や質問などありましたら、どんなことでも結構ですのでお尋ね下さい。
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在は個別ena河辺校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。