こんにちは、個別教師Campライターの舟田です。少し気が早いですが、5月中旬~下旬にかけて中間テストが行われます。特に中学1年生の皆さんは初めての中間テストということで、よい点がとれるかどうか不安になっている方も多いのではないでしょうか。今回は中間テストへの心構えについてお話していくので、ぜひ参考にしてください。
1学期(前期)中間テストの心構え①科目・範囲を確認する
中学生の科目は国・数・英・理・社の5教科ですが、高校生の科目は
・国語(現代文・古文・漢文)
・数学(数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ、数学B、数学Ⅲ)
・英語(コミュニケーション英語・英語表現)
・理科(化学・物理・生物・地学)
・社会(地理・日本史・世界史・倫理政治経済)
のように、5教科が細分化された形になります。
1学期は、中学校・高校に新しく入学した人や進路選択をしたばかりの人も多いと思います。直前になって慌てないように、まずは自分がテストで受ける科目を確認しておくことが大事です。テスト範囲については発表時期が学校によって異なるかと思いますので、発表されていない場合は、4月中に勉強した範囲を復習しておきましょう。
1学期(前期)中間テストの心構え②対策は少なくとも2週間前から
「定期テスト対策は2週間前から」という話を、先生や親御さんから聞いたことがあるかもしれません。なぜ2週間前がよいのでしょうか?
私個人の意見としては、計算問題を早めに対策し、暗記問題にとりかかる時間を作るためと考えています。数学や理科に多い計算問題は、何も見ないで解けるようになるまでに、解き方を復習する→演習するというステップを踏む必要があります。計算問題は体得に時間がかかるため、早期の対策が望ましいということになります。また計算問題は、解き方を覚えていれば暗記科目よりも忘れにくいという側面もあります。
1学期(前期)中間テストの心構え③結果を気にしすぎない
少し気が早いですが、結果を返されたときの心構えについてお話ししたいと思います。一口に定期テストといっても、学校のレベルや先生の指導方法によって難易度は様々です。特に、中学受験を経験してきた子どもたちは全体のレベルが高く、思っていたより順位が低くてショックを受けたという話をよく耳にすることがあります。
大切なことは
・得点よりも内容を振り返る
・次回の対策を考える
の2点です。
点数の良くない答案はあまり振り返りたくないという気持ちもあるかと思いますが、なぜこの問題は不正解だったのか?と考えてみてください。特に多いのは、解き方がわからなかった・ケアレスミスをしていた・時間が足りなかった等です。思い付いたら、ノートや答案にメモしておきましょう。次の定期テストのときに生かすことができます。
もうすぐ5月! 1学期(前期)中間テストの心構えについて まとめ
今回は、定期テストの心構えについてお話しました。定期テストを経験している人にとっては、当たり前に感じたことも多かったと思います。しかし、当たり前のことが毎回しっかりとできている人は、意外に少ないものです。GW前、少しゆとりのある今だからこそ、定期テストの取り組み方について考えてみてはいかがでしょうか。
舟田
【略歴】
幼少期から公文や様々な個別指導塾・大手予備校に通った経験があり、難関私立大学に合格。大学では経営・経済分野を専攻し、そのかたわら大手個別指導塾で講師として指導。現在は家庭教師Campスタッフとして、家庭教師Campの運営に携わる。自身の中学・大学受験や通塾経験・指導経験を活かし、みなさんに有益な情報を発信します。