こんにちは、個別教師Campライターの西村です。
長かった夏休みももう終盤ですね。
宿題はもう終わりましたか?
日曜18:30頃にカ〇オくんと一緒に夏休みの宿題に追われることがないようにしてほしいと思います。
さて、今回は「学習にも工夫を」ということでひと手間加えて効果的にというお話を!
問題演習後の〇つけは
授業や自習でみなさんの様子を見ていると気づきがあります。演習後の○つけでどうしているかということです。
大多数の生徒さんは、赤ペンを使って〇つけをしてくれています。これは別に間違いでもなんでもありません。
ミスした問題には“✓”や“×”をつけているのも普通の光景です。
しかし中には蛍光ペンなどを使ってメモを書き込んでいる生徒さんもかなりいます。
工夫ができていてとても素晴らしいと思います。
ここで留意してほしいのは、
振り返りで見直したときのために、「何を」「どのようにミスしたのか」が分かるノートにする!
これです。
学習もスポーツもすべては反復して練習することが不可欠ですよね。
一度やって身に着くのであればだれも苦労はしないし、そもそも個別教師Campも存在意義が無いわけです。
何度も何度も繰り返していく中で定着していくものですから。
ですから、以前の演習の状況を見直すことでどこがミスしやすいのか。ちゃんと身についたのかを確認していくことが大切です。
そして見直してみた時、すべてが赤ペンだけで〇つけされていたり、メモ書きされているともう見直す気も減退します。
赤一色だからです。何が重要か見分けられなくなります。
そこで採点は、赤ともう一色(できれば青など)、暖色と寒色のような色の補色を生かしたものがおすすめです。
とにかく見やすくするというのが目的です。
赤とオレンジ、または黄色とかだとカラフルには違いないですが、見にくい色合いだと学習効果が半減するかも知れません。ちょうどここの文のように。
ではもう少し具体的に。
- 正解は赤で〇 解き直しは青で〇
- メモ書きは赤で書き、蛍光ペンでアンダーライン
- 解いた日付と演習に掛かった時間も書き留める。
- ノートに解いたら、問題集には何回解いたかもメモ。
こういった工夫を取り入れていくだけでも次回見直したときの見やすさが変わります。
正解は赤で〇 解き直しは青で〇
分かっている問題とミスするかもしれない問題を見極めるためです。青〇ならミスの可能性が高いという見方ができます。
メモ書きは赤で書き、蛍光ペンでアンダーライン
解き方のポイントや、関連する内容をメモすることで知識に幅が出ます。
解いた日付と演習に掛かった時間も書き留める。
いつ解いたかが分かると復習するときのサイクルの目安になりますね。例えば一週間たってちゃんと解けるかなど。また演習時間が分かれば、問題分量に対する必要な時間を計算できるようにもなります。
ノートに解いたら、問題集には何回解いたかもメモ。
繰り返し解くなら、何回解いたのかを知ることも大切です。
こういったことにひと手間掛けるだけでも皆さんの学習効率は上がると思います。
しかし面倒臭いことが玉に瑕。
その面倒臭さを乗り越えて、今の得点を上げていければそのひと手間が必須になるはずです。
最後に
学習の絶対量の確保が大事なのは十分に分かっていると思います。
学習に時間を割くのであれば、合理的に効果的に使う工夫を取り入れてみて下さい。
そしてもし、「もっといい方法があるよ!」という方がいましたらぜひお知らせくださいね。
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在はena個別河辺・小作校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。