個別教師Campブログ

個別教師Campイメージ
個別教師Camp 個別教師Campブログ

個別教師Camp事務局が更新しているブログをご覧いただけます。

事務局からコースのご案内だけでなく、勉強法やイベント情報を掲載しております。

【高校入試・中学地理】関東地方の特徴について

2023.08.30

おすすめ学習法

こんにちは、個別教師Campライターの小室です。

夏休みも終わり、入試対策が本格化してくる時期に突入です!

さて、入試で社会の点数を上げるために重要になってくるのが、

日本地理分野各地域の特徴をしっかり押さえておくことです。

 

今回は「関東地方」の特徴についてみていきます。

 

関東地方

東京都千葉県神奈川県埼玉県

栃木県茨城県群馬県

1都6県)のことを指しています。

 

【高校入試・中学地理】関東地方の特徴について ①地形

 

関東地方には日本最大の平野である関東平野があり、

関東平野の多くは関東ロームと呼ばれる火山灰土で覆われています。

また、関東山地があり、群馬県には浅間山があります。

茨城県には霞ヶ浦があり、利根川多摩川も関東地方の地形を構成する大きな特徴の一つです。

 

【高校入試・中学地理】関東地方の特徴について ②気候

 

関東地方では地域によって気候が大きく変動します。

北関東ではからっ風と呼ばれる乾燥した北西の風が吹き、

東京の中心部では、周辺より気温が高くなるヒートアイランド現象が見られます。

 

【高校入試・中学地理】関東地方の特徴について ③工業

頻出の分野である「工業」の特徴は、必ず暗記しておきましょう。

東京都から神奈川県にかけて、京浜工業地帯が広がり、機械工業・印刷業・食品工業などが発達しています。

千葉県西岸の京葉工業地域には化学工業が発達し、

茨城県・群馬県・栃木県には北関東工業地域(埼玉県・群馬県・栃木県には関東内陸工業地域)が広がり、

自動車・電気機械などの工業団地が見られます。

茨城県南東部の鹿島臨海工業地域には、掘り込み式の港の周辺に石油化学コンビナートや製鉄所が集まっています。

東京では報道・出版・広告などの情報通信産業が発達しています。

 

【高校入試・中学地理】関東地方の特徴について ④農業

 

大都市向けの野菜や草花の栽培などを行う近郊農業が盛んで、

群馬県西部では高原野菜の栽培が多くみられます。

茨城県や千葉県などの農作物の生産量割合など、入試問題で頻出になるので必ず確認しておきましょう。

 

【高校入試・中学地理】関東地方の特徴について ⑤人口と社会問題

 

また、関東地方は、東京を中心に日本の人口の約4分の1が集中する東京大都市圏となっており、

東京都には鉄道や道路で結ばれた公害や隣県から通勤・通学者が流入し、

昼間人口が夜間人口よりも増えています。

 

日本の空の玄関口の成田国際空港(千葉県)や国内航空中心の東京国際空港

国際貿易港の横浜港などがあるため、人やモノが全国・世界から多く集まる場所となっています。

 

さらに、中央官庁が多い霞が関、大企業の本社が多い丸の内日本橋都心と呼ばれ、

新宿渋谷池袋などのターミナル駅周辺は副都心と呼ばれています。

 

臨海部では再開発が進む一方、東京西部のニュータウンでは高齢化の進行が問題となっています。

 

覚えることが多いように思うかもしれませんが、ニュースでも出てくることが多い内容になっています。

日々のニュースから注目してみてください。

単元速習講座

【この記事を書いた人】
小室
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在はena個別牛浜の校長を務める。
大学在学時に中学・高校の社会科の教員免許を取得。
中学受験では都立南多摩中・立川国際中・私立明治大学中野八王子中などの指導実績あり。
高校受験では都立高全般の指導を行う。
これまでの経験を踏まえ、社会科分野を中心に受験に役に立つ情報を発信していきます。

お問い合わせ

ご不明な点などございましたら、個別教師Camp事務局へお気軽にお問い合わせください。

電話番号

0120-251-511

(受付:日曜・祝日をのぞく15:00~21:00)