こんにちは、個別教師Campライターの増田です。
本日は前々回からの関係代名詞・主格と所有格に続いて、目的格のおさらいをしていきたいと思います。
関係代名詞・主格の記事はこちら↓
関係代名詞・所有格の記事はこちら↓
目的格は名前の通り、目的語の働きをします。
主格の説明の際もお伝えしましたが、
主格・目的格・所有格全て、先行詞のすぐ後ろに関係代名詞を置きます。
先行詞と関係代名詞は離れないので、セットになるというように覚えておきましょう。
また、関係代名詞は二つの文を一つの文にまとめています。その際に同じ意味である単語が先行詞になります。
関係代名詞 主格の文
主格の文ですと、
例:私はアメリカに住んでいる友達がいます。
→私は友達がいる。その友達(彼女)はアメリカに住んでいる。の2文に分けられる。
この2文で共通している所は友達(彼女)だから、友達が先行詞となる。
I have a friend. と She lives in America.の2文になり、先行詞の後ろに関係代名詞を置くから、I have a friend who(that) lives in America.となります。
消えたSheは主語でしたよね?そのため、これは関係代名詞 主格の文であるといえます。
関係代名詞 目的格の文
目的格は目的語の働きをします。目的格も主格と同じように見ていきましょう。
例:昨日会ったその女性はミカです。
→その女性はミカである。私はその女性に昨日会った。の2文に分けられる。
この2文で共通している所はその女性(彼女)だから、その女性が先行詞となる。
The girl is Mika. と I met her yesterday.の2文になり、先行詞の後ろに関係代名詞を置くから、The girl whom(that) I met yesterday is Mika.となります。
消えたherは目的語でしたよね?そのため、これは関係代名詞 目的格の文であるといえます。
主格も目的格も、先行詞が頭に来る際は、真ん中→頭→後ろの順に訳します。
I met yesterday(私が昨日会った) → the girl(女性) → is Mika.(はミカです。)
関係代名詞の文は主語・動詞がなにかを考えることが非常に大切です。
I met yesterday(私が昨日会った)は、the girl(女性)を修飾(詳しく)しています。
そのため、この文の主語はThe girl whom(that) I met yesterday となります。動詞はisです。
最後に目的格の場合は、関係代名詞を省略することが可能です。
ですので、The girl I met yesterday is Mika. でも正解です。
関係代名詞の後が主語・動詞の順になっていたら、関係代名詞は無くてもいいというように覚えたら良いと思います。
【定期テスト対策・英語】関係代名詞(目的格)についておさらい! ◎まとめ
本日は関係代名詞の目的格についてお話していきましたが、いかがだったでしょうか?
主格・目的格は複雑そうに見えて、実は構造を見ていくと理解しやすいかと思います。
難しそうに感じるものも、一つずつ見ていくと案外すんなりと理解できるものもありますので、丁寧に分析していくことが大切です!
読解でも英作文でも、非常に大事な関係代名詞。
問題演習をたくさんこなして苦手を克服して、関係代名詞のマスターを目指しましょう!!
増田
【略歴】
某予備校や英会話教室に通った経験から、幼少期より興味を持っていた英語の知識を増やすために名古屋外国語大学に入学。
大学では英米語を専攻し、英語の他2言語や多文化について学んだ。同時に興味を持っていた教育について学ぶために教職課程を履修し、英語教員免許を取得。現在はena個別にて、校舎運営と指導を行う。
今まで経験してきたことや成績UPの方法など有益な情報を発信していきます。