こんにちは!個別教師Camp事務局です。
12月に入り、高校生の定期テストが始まりました。
みなさん受験生に交じりながら、集中して勉強をしています。
自習している生徒を見てみると、あることに気づきました。
「みんなイヤホンをしている・・・」
本当に集中できているのか? 勉強の邪魔になっていないのか?
今回は、イヤホンで曲を聴きながら勉強するメリット・デメリットを紹介したいと思います!
〇イヤホンで音楽を聴きながら勉強をするメリット
① 勉強をする「きっかけ」になる!
中高生は、勉強をするきっかけがあまり生まれずに、苦痛に思いながら勉強をしている生徒が数多くいると思います。
「親に言われたからやっている」「テスト前だから仕方なく」という声を毎回聞きます(´;ω;`)
このようなときに、曲を聴きながら勉強することで、今まで退屈に思っていた時間が、楽しい時間へと変わる大きなきっかけになるのです!
音楽を聴くことで楽しくなるのは、脳みそのドーパミンが分泌されるからです。
ドーパミンは幸せホルモンとも呼ばれ、やる気や幸福感を得られ、快感をもたらしてくれます。
もし、勉強する気が起きないときは、ぜひ曲を聴いてみてください^^
② ストレスが軽減される!
曲を聴くことで、ストレスを軽減させリラックスすることができるのです。
勉強中にイライラしたり、頭が冴えなくなってきた経験はみなさんあると思います。
そのようなときの、気分転換にぜひ音楽を聴いてみてください。
③ 雑音を遮断できる!
多くの生徒が、イヤホンをしている理由に「周りの音が気になってしまう」というのが一番多いと思います。(私も受験生の時はこの理由でイヤホンを付けていました)
心理学の観点では、無音の空間(例えば図書館)で勉強をしてみると、
他の人の動いた音やキーボードの音など、些細な音にも敏感に反応してしまい、勉強の集中が乱れてしまうのです。
しかし、イヤホンを付けて音楽を流していれば、周囲の物音はほとんど気にならなくなり、自分の世界に入り込むことができるのです。このように、勉強の邪魔になる音を、不快にならない別の音でかき消す「マスキング効果」のおかげで、より一層勉強に集中しやすくなります。
ここまで、メリットを紹介してきましたが、次にデメリットを紹介します。
〇イヤホンで曲を聴きながら勉強をするデメリット
① 勉強の内容によっては集中力が下がる!
音楽を流すことで効率が上がるかどうかは、勉強の内容次第です。
暗記科目(英単語や漢字など)や思考力を問われている問題(数学の証明や国語の記述など)には、
音楽を聴くことで効率が下がってしまいます。
音楽を聴くときの勉強は、単純作業(一問一答や簡単な計算問題)にするように心がけましょう。
② 音楽がないと集中できなくなる!
音楽を聴きながら勉強をするが故の怖さもあります。
音楽を聴いていないと落ち着かなくなってしまい、自分の力を発揮できなくなってしまうのです。
特に、受験の時や試験の時には要注意です。もちろん、受験や試験の時には音楽を聴くことができないうえに、周りの人の些細な音が目立ってしまいます。この些細な音に慣れることも大切なのです。
普段の勉強で、自分の世界に入り込むことも大切ですが、様々な環境でも集中できるような練習もしてみましょう。
〇【勉強のお供?】イヤホンで音楽を聴きながら勉強すると・・・?まとめ
勉強中に音楽を聴くことで、リラックス出来たり、音楽が持つ様々なメリットがあるかもしれません。
ですが、個人差も激しく、デメリットが多くなってしまう場合もあります。
メリット・デメリットの両方を理解したうえで、自分に合った音楽との付き合い方を模索してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。