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【勉強する子に育てたい!】勉強のごほうび制?

2023.12.19

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こんにちは、個別教師Camp事務局です。

 

「勉強しておけば、将来役に立つ」と頭では分かっていても、

つい手元にあるスマホばかりいじってしまう子どもたち……。

 

あるいは、自分自身の視点にたって、

 

勉強に限らず「毎日10キロ走れば痩せられる!」とは知りつつも、

今日は天気が悪いからなど、何かと理由をつけてサボってしまう……。

 

そんな経験はありませんか?

 

このように、人間は「今」と「将来」を比べると、

「今」目の前にある利益や満足を優先する「選好」を持っており、

目の前の誘惑に勝つのはとても難しいことだそうです。

 

子どもに「今勉強を頑張れば、あなたの将来に役立つよ」と説明しても、

「よし、じゃあ頑張ろう」とはそうそうなりませんね。

 

ただ裏を返せば、「目先の利益や満足を優先させる」ということは、

「目の前にご褒美があれば、今勉強することの利益や満足が高まり、それを優先する」ということでもあります。

勉強にいわゆる「ごほうび制」を取り入れ、勉強とごほうびを直結させれば、

勉強する子になるように仕向けることは簡単だと思います。

 

今回は勉強する子になるための、勉強のごほうび制について考えてみましょう!

 

 

【勉強する子に育てたい!】正しいごほうび制の取り入れ方は?

学習におけるインプットとは、例えばテキストを読み、知識を取り入れることです。

逆にアウトプットとは、テキストの問題を解くなどになります。

ごほうび制は「テストで90点以上取ったら1000円」や「前回より点数が上がったら500円」など、

アウトプットに対して与えられることが多いと思います。

 

しかし、「テストの点数が上がったら」というだけでは、具体的な方法が示されていないため、

成績が上がりにくい、つまり効果が出にくい場合が多いです。

例えば「テキストを一冊やり終えたら80円」など、

具体的な方法を与え、子どもを導いてあげるごほうび制の方が、成績は上がりやすいと言われています。

(ただし、ご褒美目当てに作業のように終わらせてしまわないよう、

「9割正答できて終える」などがいいかもしれません。)

 

また、現在の本人のレベルにとって、相当に難しい目標だと、

達成=ごほうび、の見込みが薄いため、勉強するという気持ちにならないことも考えられます。

あまりにも高すぎる目標は、「達成できない」という失敗体験ばかり積ませてしまうことになり、勉強のごほうびそのものの魅力も薄れてしまいます。

勉強のごほうびによって「勉強する」という気持ちを生み出し、

実際に勉強して達成することで、勉強の成功体験を積んでいきましょう

 

【勉強する子に育てたい!】どんな勉強のご褒美がいいの?

生徒や保護者様のお話を聞くと、勉強のごほうびとして圧倒的に多いのが「お小遣い」です。

お金のごほうびと一緒に貯蓄用の銀行口座を作ったり、家計簿をつけたりなど、

金融教育を同時に行うことによって、

お金を無駄遣いすることなく、きちんと貯蓄し、娯楽や衣服への節約をするなど、

堅実なお金の使い方を学ぶきっかけにもなります。

 

お小遣い以外では、

「ゲームやyoutubeの時間を与える」「漫画を買ってあげる」「外食に行く」など、

お子様が喜ぶことで設定してあげると良いと思います。

 

【勉強する子に育てたい!】ごほうび制のデメリット

「お小遣いがもらえるから勉強する」「しないと怒られるから勉強する」

この2つはどちらも行動の動機が外的要因という点では同じになります。

つまり、「ごほうび制にしてから子供が進んで勉強するようになったわ!」と思っても、それは「勉強しなさい!」と言われてしていた時と大きな違いはありません。

 

さらに勉強のごほうび制の最大のデメリットは、ごほうびが勉強の目的となり、ごほうびがなければ勉強しなくなってしまうことです。

さらに良くないケースでは、「いくらくれる?」がお子さんの口癖になってしまうこともあります。

「消しゴム貸して」と言われると、「いくらくれる?」と返す。

「一緒に帰ろう!」と誘われても「いくらくれる?」など……。

ちょっとしたブラックホラーです……

 

何に対してもごほうび制が染みついてしまうと、そうなりかねませんね。

本当に成功する人は、他人から言われてやるのではなく、自分の意志で行動する人です。

保護者様がお子さんに求めているのも、そういった力だと思います。

 

【勉強する子に育てたい!】ごほうび制はダメ?

ごほうび制が良いのか、悪いのかは個人個人意見があって当然だと思います。

ごほうびの効果は子供の性格によっても違いますし、与え方によっても変わります。

そのため一概に勉強のごほうび制は良くないとも言い切れないですし、取り入れるべき!とも言い切れません。

 

大切なのは、お子さんが自分の意志で勉強すること、つまり内的動機で行動できるようにすることです。

 

【勉強する子に育てたい!】勉強が義務になる前に

「お医者さんになりたいから」「外国に行ってみたいから」などが内的動機でしょうか。

「楽しいから勉強する!」となれるのも良いですね。

もしお子様のモチベーションにお悩みでしたら一度個別教師Campにご相談ください!

 

本日もブログをお読みくださいまして、ありがとうございました。

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