こんにちは、個別教師Campライターの内海です。
中学生になると、算数ではなく数学を学習してきます。
算数と数学は同じ教科だと思っている人が多くいるかと思いますが、実は違うんです。
今回は、算数と数学の違いについてお話ししていこうと思います。
算数と数学ってどんな教科??
算数は、身の回りにある具体的な数や形についての計算方法や扱い方を学ぶ学問です。
具体的な学習内容は、たし算・ひき算・かけ算・わり算といった基本的な計算方法、割合の計算、速さや距離の計算、図形の面積などで、どれも実用的なものです。
数学は、「なぜそうなるのか」を数字や文字を使って、理論的に説明する学問です。
算数と異なり、単に答えを出すことより答えを導くためのプロセスに注目しています。
数学では、具体的な数だけでなく、マイナスや文字式など、実際に触れることのない抽象的な数も扱います。
算数と数学の目的
算数の目的は、数を正しく計算できるようになることです。
小学校のテストの内容は、「計算の正しさ」や「答えの正しさ」を確かめるものばかりですよね。
小学校6年間で日常生活に困らない計算力を養っていきます。
数学の目的は、数を使って物事の仕組みを理解し、論理的に説明できるようになることです。
中学校からテストで記述問題や図形の証明問題などが出題されます。
こうすることによって、物事を論理的に考える力を養っていきます。
まとめ
今回は、算数と数学の違いについてお話ししていきました。
数学という言葉を聞いて、難しそうと思うかもしれませんが、大丈夫です。
毎日の積み重ねで、徐々にできるようになります。
中学校入学後も学習のサポートをしてまいります!
内海
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在は塾講師として就職。最速でena個別の校長に就任し現在に至ります。これまでの指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。これまでに都立三鷹中や調布北高校・武蔵野北高校・多摩大学附属聖ヶ丘高校などの指導実績があります。