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【バレンタインのチョコも勉強に活きる⁉】勉強と糖分補給について

2024.02.14

おすすめ学習法

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こんにちは、個別教師Campライターの西村です。

 

令和6年も2月へと突入し、もうバレンタインデーとなりました。

中学受験もあらかた終了したといってよいでしょう。

また、都立高校の一般入試まで残すところあと1週間となりました。

 

そんな都立高受験生はラストスパートの真っ最中です。

非受験学年の生徒さんも、受験生の姿を見ながらご自分の受験について一考してもらえるいい機会だと思います。

 

そこで今回は、受験学年にも非受験学年にも、そして保護者様にも聞いてほしいお話を取り上げてみます。

 

【勉強と糖分補給について】集中力が切れる理由って

受験シーズンまっただ中の生徒たち、そして学年末テスト対策の生徒たち、もちろん普段の家庭学習でも同じですが、計画に沿った学習時間を確保すべく本当に頑張ってくれています。

 

しかし、当然ながら集中力は延々と続くものではありません

 

そもそも学習意欲がそれほどでもない場合は別にして、集中力が途切れるのはどういった理由からでしょうか。

 

①悩みごとがあるとき

学習自体に不安を抱えている、例えば受験勉強やテスト対策でもあり得ます。家族や友人に打ち明けて解決できるなら早急に対応した方が良いですね。

 

②他のことに気を取られるとき

テレビの音や会話が気になってしまったり、やりたいゲームの続きだったり、

学習以外のものに気を取られてしまっているときは、やはり集中力は持続しにくいです。

 

③ストレスを抱えているとき

ストレスは脳を疲れやすくするため、どうしても集中力は続きません。受験だけでなく、定期テストでもストレスは感じるものです。どうしたら乗り越えられるかも勉強のひとつです。いろんな方法を試行錯誤しながら、自分に合ったストレス発散方法を見つけてみましょう。

 

④身体が疲れているとき

学習や部活で身体が疲れているときも集中力は続きにくいですね。

 

休養も大事です。健康管理も受験勉強の一部です。

根性だけで乗り切れるものではありませんので、きちんと身体も休めましょう。

 

身体が疲れているときは、脳も疲れています。疲労回復と集中力アップのためのお話を続けますね。

 

【勉強と糖分補給について】糖分摂取の必要性

一般的に集中力の深さや持続時間にはあるリズムがあると言われますね。

それは15・45・90の法則と呼ばれるものです。

 

・人が深い集中を持続できるのは、15分程度のようです。

・子どもでも集中できる時間が45分

・集中持続の最長が90分と言われるのは、体内時計が24時間周期と、更に90分周期(ウルトラディアンリズム)があり、人間の脳が高い覚醒度90分と眠気の強い20分が交互にくるサイクルがあるからだそうです。

 

ここからの脳のはたらきを回復させるために、糖分の力を借りましょう!ということです。

 

【勉強と糖分補給について】糖分? 糖類? 糖質?

今日の私たちの生活では、「糖分」や「糖類」、「糖質」など似たような言葉があります。

まずはそれぞれが同じものかどうかを確認しておきましょう。

 

ざっと言うと次のようになります。

〇「糖分」…甘いものを一般的に表す言葉で、定義はありません。

〇「糖類」…「糖質」の一種で、単糖類・二糖類に分けられます。

〇「糖質」…人体のエネルギー源になる物質で、炭水化物の一部を形成しているもの。

オンライン個別指導の個別教師Camp エネルギー産生栄養素

Medi Palette より引用

さらに糖質は以下のように分類されるというわけです。

オンライン個別指導の個別教師Camp 糖質の分類

Medi Palette より引用

 

食品や飲料業界では、健康面で何かと“やっかいもの”扱いされている「糖質」ですが、エネルギー源としてはとても大事な要素だということが分かります。

【勉強と糖分補給について】脳はフードファイター並みの“食欲”!?

私たちの生命活動を司る脳ですが、全体重の2%ほどの重さだそうです。比較として骨格筋(骨格を動かす筋肉)に登場してもらいましょう。こちらは全体重の50%ほどになるようです。

 

しかし必要なエネルギー消費量はと言えば、この二つの器官はほぼ同じだということです。すごいですね!まるでギャル〇〇さんや、もえ〇〇さんのようなエネルギー消費量です。

 

脳のエネルギー源となるのはブドウ糖ですが、脳にはほとんど蓄積できないしくみと聞いてまたびっくりです。

つまり絶えずブドウ糖の供給が必要ということになります。

 

【勉強と糖分補給について】効率よく糖分(糖類)摂取するために

脳のエネルギーがブドウ糖ならば、適宜補給していく方が脳のはたらきは活発になります。

しかし、だからと言って補給しすぎは問題もあります。

“過ぎたるはなお及ばざるがごとし”、何ごとも“中庸”がいいということですね。

 

そこで、糖分(糖類)摂取のおススメ三選です。

 

①チョコレート

ミルクチョコは糖分が多めなので、カカオ70~80%含有のものがよさそうです。

バレンタインのチョコレートを、勉強への活力に変えましょう!

オンライン個別指導の個別教師Camp チョコレートの画像

②グミ

糖分補給だけでなく、“噛む”動作が脳への刺激になるのでおススメです。

 

③バナナ

カロリー控えめなだけでなく、ブドウ糖以外の栄養素も含まれているためおススメです。

朝食代わりにバナナを食べるというのも健康にいいと言われていますので、これは納得ですね。

 

ただ、これらのおススメも“食べながら”はご遠慮いただければなと思います。

休憩するときは休憩を。学習なら集中していただきたいなというご提案です。

 

せっかく頑張って学習していくのですから、効率よくエネルギーを補給し、

効率よく進めてもらいたいと思います。

 

 

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【この記事を書いた人】
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在は個別ena河辺校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。

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