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動物の分類について確認をしよう!

2024.02.17

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こんにちは、個別教師Campライターの内海です。
今回は、動物の分類について確認をしていきましょう!

脊椎動物と無脊椎動物

動物は、背骨のある脊椎動物背骨のない無脊椎動物の2つに分類されます。

脊椎動物

脊椎動物は、下記のような観点で、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類の5つの仲間に分類されます。
①生活場所(水中か陸上か)
魚類は水中で生活し、爬虫類、鳥類、哺乳類は陸上で生活をします。
両生類の場合、幼生の時は水中、成体の時は陸上で生活をします。

②呼吸器官(えら呼吸か肺呼吸か)
魚類はえらで呼吸をし、爬虫類、鳥類、哺乳類は肺で呼吸をします。
両生類の場合、幼生の時はえら呼吸、成体の時は肺呼吸をします(呼吸を補うため、皮膚でも呼吸をする)。

③子の産まれ方(卵生か胎生か)
魚類、両生類、爬虫類、鳥類は卵を産んで仲間を増やし(卵生)、哺乳類は子を産んで仲間を増やします(胎生)。
※魚類と両生類の卵には殻がなく、爬虫類と鳥類の卵には殻があります。

からだの表面
生活場所などによって、からだの表面は様々で、魚類や爬虫類はうろこ、両生類は湿った皮膚、鳥類は羽毛、哺乳類は毛で覆われています。

⑤その他
魚類や両生類の幼生に見られるひれ、鳥類に見られるなどがあります。

食物による動物の分類

動物は、主に植物を食べる草食動物と主に肉を食べる肉食動物に分けられます。
哺乳類では、歯の発達の仕方や視野の広さに違いが見られます。

草食の哺乳類
かたい草をかみ切る門歯と草をすりつぶす平らな歯が発達しています。
目は頭の側面についていて、立体的に見える範囲は狭いですが、視野は広いため、捕食動物をいち早く見つけることができます。
また、捕食動物から逃げるのに役立つようなあしを持っています。

肉食の哺乳類
獲物を捕らえる鋭い犬歯と肉を切り裂く鋭い臼歯が発達しています。
目は頭の前方についていて、視野は狭いですが、立体的に見える範囲は広いため、獲物との距離を正確に把握し、
それを捕らえることができます。
また、あしには獲物を捕らえるために役立つかぎ爪があります。

無脊椎動物

節足動物
節足動物は、からだが外骨格に覆われ、からだやあしに多くの節が見られる動物のことです。
外骨格の内側についている筋肉でからだを動かします。
また、節足動物は卵生です。

1.昆虫類(バッタ、カブトムシなどの仲間)
・からだが頭部、胸部、腹部の3つに分けられます。
・頭部に目、口、触覚など、胸部に3対のあしがあります。
・腹部の気門から空気を取り入れて呼吸をします。
※昆虫の呼吸器官を気管といいます。

2.甲殻類(エビやカニ、ダンゴムシなどの仲間)
・からだが頭部、胸部、腹部に分かれているが、頭部と胸部の境界がはっきりとしておらず、頭胸部と腹部の2つに分かれているものが多いです。

3.クモ類(クモやサソリなどの仲間)
・頭胸部と腹部の2つに分かれており、頭胸部に4対のあしをもっています。

4.多足類(ムカデやヤスデなどの仲間)
・頭部と胴部の2つに分かれており、胴部の節ごとに1対のあしをもっています。

②軟体動物(イカやタコ、アサリなどの仲間)
軟体動物のからだには節がなく、内臓を覆う外とう膜を持っています。
また、あしは筋肉でできています。

③その他
サンゴやクラゲ、ミミズなど、様々な動物が存在しており、水中や水辺、特に海水中にすむ生物が多いです。

まとめ

今回は動物の分類についての確認をする回でした。
動物だけでなく、植物の方もしっかり確認するようにしましょう!
植物の分類について、以下のリンクからご覧ください。

今日から4月! サクラと植物の分類について知ろう!

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【この記事を書いた人】
内海
【略歴】
大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、塾講師として就職、最速で個別enaの校長に就任し現在に至ります。これまでの小学生~高校生への指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。

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