『部活と勉強をどうやって両立させるか』
こんにちは、個別教師Camp事務局です。
今回は「部活と勉強の両立」について、一緒に考えていきましょう。
「部活動への専念から、部活動と勉強の両立へ」
現代では、幼稚園や保育園時代から習い事やスポーツを頑張っている子どもさんが多いですね。
一つのことに打ち込むことは、成長過程においてはとても重要なことだと思います。
私たちは生きていく上で実に多くのことを経験していきます。
喜怒哀楽のバランスはさておき、毎日いろんなことがあります。
そして実感としては、「自分の思うようにならない」ことが多いですね。
では、(一見してですが)その困難をどうやって乗り越えていくか。
そういったことを実体験として学ぶのが習い事であったり、スポーツであったりという一面があります。
当然それだけではなく、「知育・徳育・体育」を“専念”していく中でバランスよく体得していくわけです。
ただ、それがそれだけでは完結しなくなる時期がやってきます。
そうです、受験(検)です。
中学受験(検)では小3~4年生から受験対策を始めるご家庭が一般的です。
それならば小3~4年生で「両立」の問題に直面します。
しかし中学受験をしない子どもさんもいます。
そうであっても高校受験は全員が乗り越えなければいけない関門です。
そうすると中学生では、ほぼ全員の子どもさんが直面するのが「部活 (や習い事)と勉強の両立」だというわけです。
「部活動と勉強の両立は理想⁉」
日々の皆さんの悩みの一つに「部活と勉強の両立」という一大テーマがあるかと思います。
そうです “文武両道”です。
“文事ある者は必ず武備あり”
これは中国前漢時代の書『史記』にも記されている言葉です。
紀元前98~89年頃の書物ですので2300年前からこの考え方はあるのですね。
とてつもない時間の流れを出してしまうと気が遠くなるというか、
自ずと「やっぱり理想なんだ……。」と結論づけてしまいそうになります……
が、しかし“理想”と断定し、諦めてしまうのは早計です。
要は“どのように実行していくか”なのです。
段階を追って進めていくことが大切だと思います。
できることから始めていくこと。これが大事です。
「勉強と音楽・スポーツは同じ」
かなり大雑把な物言いですが、鍛錬という意味では勉強も音楽・スポーツも同じです。
身近な例で書くと、
「普段はあまり集中して練習せずに、コンクールや大会の一週間前から本格的に練習しますか。」
この問いを中学生に投げかけると大半の子たちは否定します。
「そんな練習じゃ勝てないよ。」
そうです、誰が考えても即答するでしょう。それは子どもたちは、音楽やスポーツに、さらにその他の様々な分野で頑張っているから、励んでいるからです。“専念”しているからこそ、先ほどの質問がいかに愚問かが、脊髄反射以上のスピードで返ってきます。
さらに続けます。
「じゃあ、学習は?テスト前の一週間で“大会で優勝できる”レベルに上げられるかな?」
学習に例えると、先ほどまでのスピードで返事が返ってくることは割と少ないです。でもやはり否定します。
私たちが接している中学生の大半、いやそのほとんどは学習にも“専念”したいと思っているのです。
そのキッカケを探しているうちに定期テストや受験が迫ってきているだけです。
だからこそ、
「勉強も部活(習い事)も練習は早めにコツコツと続ける」ことを認識してもらうことなのですね。
「受験学年ではないから、もう少し部活に専念させようという落とし穴」
受験学年で学習することは当たり前だということは、中学生も重々承知しています。
ここで問題なのは、私たち大人も同じ考えではいけないということです。
理由としては先ほど述べたものです。“大会の一週間前から本格的に練習しても優勝は厳しい”のです。
何事も準備は早めの方がいいということは誰もが知っていますね。
準備が早ければ、日々の作業量は少なくても大丈夫なのです。
見方を変えれば、受験学年ではない時に受験対策を進めておくことなのです。
言い換えれば、それぞれの学年・学期で学ぶことをしっかりと定着させる必要があるということです。
それが“受験対策”です。
問題解決を先延ばしにしていいことはありません。
中学入学後に始めた部活は、初めてだらけの中学一年生には心身ともに大きな負担です。
だからつい、「今は部活に専念させて」という気持ちになりがちですが、
それは私たち大人が陥りがちな“落とし穴”だと思っていた方がよさそうです。
「毎日ちょっとの、必ず取り組む習慣が、部活動と勉強の両立になる」
では、取り組み方を工夫してみることから考えてみましょう。
家庭学習も部活の練習も同じです。もう何度も繰り返しているのでうっとうしいでしょうが……。
しかし毎日の中で、それこそ“大会前の練習レベル”を要求してしまうと、これはとても続きません。
だからちょっと取り組める時間で実践してもらうことです。
かといって30分やそこらの自学自習では効果があるのか。
私たち大人は、子どもに対して欲深くなりがちです。
“まずは机に向かってほしい” からの
“英語と数学は毎日やってほしい”、
そして“英語は単語と文法の演習、数学は…”
どんどん欲は出てきます。まずはここをグッとこらえていただきたいのです。
そうです、机に向かって取り組む努力を認めていただきたいのです。
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