こんにちは。個別教師Camp事務局です。
昨今、高校のカリキュラムには、
「国際プログラム」を取り入れているところが増えていますよね。
早くから広い世界を見てみたい!と考えている生徒さんには
「海外留学」という選択肢がよぎるわけですが、
どうやって留学をすればいいのか?というと、いろいろ悩んでしまいます。
まずは高校のカリキュラムを通じて短期~中期留学を考えるのが現実的ですね。
国際教育に熱心な私立高校も多種多様に存在しますが、
都立高校でもそうしたプログラムが増えてきています。
今回は東京都が行っている国際教育のプログラムの一環である
Global Education Network 20 をご紹介します。
【留学・国際教育に興味がある中学生必見】Global Education Network 20(GE-NET20) とは?
みなさまの中には、都立高校(都立中)校舎前に、
「Global Education Network 20指定校」
と掲げられているのをご覧になった方もおられるかもしれません。
Global Education Network 20(以下略称GE-NET20)とは、
東京グローバル人材育成指針に基づく先進的な取組を推進する
20校の都立高等学校のことを指します(なお指定期間はR7年度まで)。
20校のうち、取り組み別に3つのグループに分かれています。
【学問・探究グループ】(10校)
外国語をツールとして探究的な学びを深める学校
〇日比谷高校 〇白鴎高校 〇深川高校 〇富士高校 〇西高校
〇戸山高校 〇大泉高校 〇八王子東高校 〇南多摩中等教育学校 〇武蔵野北高校
【対話・理解グループ】(7校)
外国の生徒との交流を通して世界の一員としての自覚を促す学校
〇小石川中等教育学校 〇三田高校 〇三鷹中等教育学校 〇国際高校
〇飛鳥高校 〇立川国際中等教育学校 〇小平高校
【実地・協働グループ】(3校)
国内外の多様な他者との協働を通して社会貢献や地域貢献に取り組む学校
〇大田桜台高校 〇千早高校 〇町田工業高校
こうした指定校がどんなことをしていくのかというと、
・英語等指導助手(JET)及び外国人英語等教育補助員(ALT)を活用した英語授業の改善
・4技能(『聞く』『読む』『話す』『書く』)を測定する外部検定試験の結果を踏まえた言語活動の実施
・SDGs等の国内外の課題解決に関する生徒の研究・発表の実施
・海外の学校等との継続的な国際交流の推進及び海外語学研修等の実施
・大使館や大学等の外部機関との連携による交流・講演会等の実施 等
とされています。
具体的な取り組みは各校のHP・ブログで報告が見られます。
一例として以下の3校を挙げます。
日比谷高校
https://hibiya-h.metro.ed.jp/Global/about_GE-NET20.html
三鷹中等教育学校
https://www.metro.ed.jp/mitaka-s/news/2022/12/global_education_network20_conference_ge.html
千早高校
https://global-navi.metro.tokyo.lg.jp/attempt/international/international_sc_31.html
R4年度にはフランス(パリ)や、UAEやオーストラリアなどの国にも派遣され、国際交流の機会も増えていますね。
普通科の生徒だけでなく、工業科や農業科など
専門高校の生徒にも海外派遣の門戸が開かれているのはとても良いことだと思います。
都には今後ともこうした取り組みを拡充してほしいですね。
また、東京都教育委員会が進めている英語教育・国際教育のポータルサイトの
Tokyo GLOBAL Student Naviをのぞいてみますと、
上で指定された高校のことだけではなく、さらに小学生から参考にできる
東京都オリジナルの英語教材(動画・テキスト)が無料でダウンロードできたり、
留学に役立つ動画、過去イベント動画の配信や、
各国の大学進学の制度についての情報がまとめられていたりと盛りだくさんな内容になっています。
【留学・国際教育に興味がある中学生必見】Global Education Network 20(GE-NET20) とは? ◎まとめ
いかがでしたでしょうか。
志望校選びだけでなく、自分が今後どんなことをしたいか考えるきっかけになってくれたらうれしいです。
本日も最後までブログをお読みくださいまして、ありがとうございます。