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【中学理科】地震のしくみを知ろう!

2024.04.13

いろいろコラム

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こんにちは、個別教師Campライターの舟田です。

最近、日本全国で地震が増えているのをご存知でしょうか?
4月に入ってから全国で震度3以上の地震が9回も観測されました。

そこで、今回は地震のしくみについて紹介します。

 

日本はなぜ地震が多い?

日本は地震が多いと言われますが、どれくらい多いのでしょうか?

なんと、全世界でマグニチュード6.0以上の地震の18.5%が日本で起こっているそうです。

日本の面積は国土の0.25%しか占めていないので、狭い地域でたくさんの地震が起こっていることがわかりますね。

 

日本で地震が多い理由は、「4つのプレートがぶつかっているから」です。プレートとは、地球を覆っている厚さ100kmほどの岩盤のことです。そんな分厚いプレートですが、実は1年に数センチずつ動いています。プレートどうしがぶつかり、沈み込むときに強い力が働きます。この力が、地震を起こしています。

 

日本は、太平洋プレートフィリピン海プレート北米プレートユーラシアプレートの4つがちょうどぶつかる地点です。

そして、この4つのプレートが複雑な力を及ぼしあっているため、日本は地震が多いのです。

 

初期微動と主要動とは?

地震が起こったときに、本格的に揺れるまで気づかないときがあるかもしれません。

それは、初期微動」と「主要動が関係しています。

 

初期微動と主要動の違い

初期微動とは、地震のはじめに起こる小さな揺れ
主要動とは、初期微動の後に起こる大きな揺れ

 

P波とS波の違い

地震が起こると2種類の揺れが起こります。この揺れは、震源(地震が起こった地点)からもたらす2種類の波が引き起こしています。
・初期微動を引き起こす波をP波
・主要動を引き起こす波をS波

といいます。揺れていると感じるタイミングが人によって違うのは、初期微動に気付くタイミングが違うからですね。

マグニチュードと震度とは?

ニュースで、地震の大きさを表すときに「マグニチュード3.0」や「震度5」という言葉を聞いたことがある人も多いかと思います。

次は、マグニチュードと震度の違いについてみていきましょう。

マグニチュードとは

マグニチュードは、「地震そのものの持つ大きさ」です。地震がもつエネルギーといいかえることもできます。1~8まで基準があり、数値が1大きくなるごとにエネルギーが「32倍」に増えます。マグニチュード6の地震は、マグニチュード5の地震の32倍のエネルギーを持っているということですね。

 

震度とは

震度は、「わたしたちが生活している地点での、地震の揺れの大きさ」を指します。

震源(地震が起こった地点)からどれだけ離れているかで、数値が異なります。

日本では、気象庁が10階級(0, 1, 2, 3, 4, 5弱, 5強, 6弱, 6強, 7)に分けたものが使われています。

【中学理科】地震の仕組みを知ろう!まとめ

今回は、地震のしくみや地震の大きさの表し方の違いについて紹介しました。

地震は中学1年生の理科の範囲ですので、特に中学生の皆さんは、日頃から地震のニュースをチェックしてみてはいかがでしょうか。

また、入試にも問われやすい単元です。

忘れた!という方は、個別教師Campの授業で復習してみませんか??

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最後までブログをお読みくださいまして、ありがとうございました。

初めての方へ

 

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【この記事を書いた人】
舟田
【略歴】
幼少期から公文や様々な個別指導塾・大手予備校に通った経験があり、難関私立大学に合格。大学では経営・経済分野を専攻し、そのかたわら大手個別指導塾で講師として指導。現在は家庭教師Campスタッフとして、家庭教師Campの運営に携わる。自身の中学・大学受験や通塾経験・指導経験を活かし、みなさんに有益な情報を発信します。

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