こんにちは、個別教師Campライターの内海です。
4月に入ったかと思ったらもう約3週間が経ちました。
あと1週間で、いよいよ待ちに待ったゴールデンウイーク(以下、GW)がやってきます。
今回は、GWの過ごし方について書いていこうと思います。
なぜGW期間も学習しなければならないのか
各地でGW期間のイベントや行楽行事がたくさんありますよね。
今年のGWはお休みの期間が平日を挟んで飛び石状態になっていますよね。
28日(日)、29日(月・祝日)昭和の日
……のあとは3日間平日となり、
5/3(金・祝日)憲法記念日
5/4(土・祝日)みどりの日
5/5(日・祝日)こどもの日
5/6(月・振替休日)
となりますね。
ずーっと遊んでいたい気もしますが、
「学習を止めてはいけない!!!」
と言いたいのです……
なぜ勉強しなければならないのでしょうか。
①GW期間を境に、だらけてしまう可能性がある
新学年がスタートしてから約1ヶ月間で学習習慣をつけたとしても、
1週間以上あるGW期間であっという間にリセットされてしまいます。
せっかく1ヶ月間勉強を頑張ってきたのに、
GW期間でだらけてしまっては非常にもったいないです。
「あの時、ちゃんと勉強してればテストでもっといい点数が取れたはずなのに……」と後悔しないためにも
GW期間もしっかり勉強に取り組む必要があります!
②GW期間は夏休みの前段階
気持ちを切り替えただけで、夏休みにいきなり1日10時間勉強などできる人はごくわずかです。
いきなりフルマラソンに挑戦する人がいないように、勉強の体力もじょじょに養っていく必要があるのです。
そのためにも、このGW期間で、長時間勉強をするための体力をつけていきましょう!
GW期間中の勉強方法
GWだからこそ勉強しておきたいことがあります。
これは特に中高校生向けの内容になってきますが、中学受験生にとっても活かせるところがあるはずです。
①4月に学習したことの復習
4月の時点で、分からなかったところはありましたか?
もし1つでも分からないところがあったら、その内容をもう一度振り返り、しっかりできるようにしておきましょう! そうしておくことで、GW以降の授業の理解度に繋がりますよ。
GWが明けると、4月より授業スピードが上がります。
4月中は新しい学校・クラスメイト・部活動などなど新しいことだらけで時間が長く感じたかもしれません。
しかし、人間は慣れてくると時間の感覚が変わってきます。
あっという間に一日が過ぎ、一週間が過ぎ、定期テストがやってきます。
また、4月は新学年なので基礎的な内容から入る教科がほとんどですが、それを土台として応用や次の単元に進んでいくのも5月以降です。注意しましょう。
②弱点補強
苦手な分野があるならば、GWにそれを重点的に学習することもありです。
教科書レベルの問題で構わないので、それを何回も解き、定着を目指しましょう。
長期休暇は遊べる期間でもありますが、「学校授業が先に進まない」期間でもあります。
例えば、4月中は新生活に慣れるので精いっぱいで勉強まで手が回らなかった、という人も、
GW中に追いついておけば、5月から差が縮まった状態でリスタートできます。
また、受験勉強という意味では、弱点補強に使える時間は貴重です。
夏以降や冬は過去問演習などに入る人がほとんどですが、そうするとなかなかさかのぼって学習することができない人もいます。
苦手だと自覚のある教科・単元は今のうちに潰しておきましょう。
休みの間も頑張る姿は素晴らしいです!
ぜひ、今年のお休みは有意義な時間を過ごしてくださいね。
内海
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在は塾講師として就職。最速でena個別の校長に就任し現在に至ります。これまでの指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。これまでに都立三鷹中や調布北高校・武蔵野北高校・多摩大学附属聖ヶ丘高校などの指導実績があります。