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【YOU CAN DO IT】速読を身に付けよう!

2024.05.30

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こんにちは、個別教師Campライターの舟田です。

突然ですが、皆さんは速読についてどんなイメージを持っているでしょうか?

速読を身に付けると、テストの問題文を早く読むことができるため、点数アップにつながります。

今回は、速読を身に付ける方法について紹介していきます。

 

“速読”ってどのくらいの速さ?

 

日本速脳速読協会によると、日本人の平均読書速度は1分間に400~600字程度と言われています。

原稿用紙1枚(400字詰め)を1分間に1枚半、文庫本1冊(10万字程度)だと3時間ほどで読める速さです。

一方、入試に必要な速さは1分間に1200~1500字ほどとなります。

これは平均の約3倍であり、速読トレーニングを継続した人が2年ほどで到達できる速さになります。

 

普段どうやって文章を読んでいるの?

 

速読の前に、普段私たちはどのように文章を読んでいるのでしょうか?

私たちは、文章を読むときに

文字を目に入れる⇒文字を理解するために視線を止める⇒次の文字に視線を動かす

という手順を無意識に行っています。

 

①文字を目に入れる

 

私たちは文章を読むとき、文字を何個かのかたまりで捉えています。

この「一度に捉えることのできる範囲」を読視野といいます。

日本人の平均は3~4字程度といわれています。

 

②文字を理解するために視線を止める

 

「文章を読むときに一瞬視線が止まる時間」は視線停留時間と呼ばれています。

日本人の平均は約250ミリ秒1/4秒ほどです。

 

③次の文字に視線を動かす

 

「次の範囲に移動するときに視線の動き」を視線跳躍といい、約15ミリ秒かかるとされています。

 

つまり、速読をするには

・読視野を広くする

・視線停留時間を短くする

・視線跳躍の時間を減らす(一度読んだ範囲は読み返さない)

ことが大切です。

 

速読を身に付けるには?

 

では、具体的にどのような練習をすればよいのでしょうか?いくつか例を挙げてみましょう。

 

①頭の中で文章を読み上げる

 

直接声に出すのではなく、頭の中で声を出しているつもりで文章を読み上げると、内容が理解しやすいと言われています。

この習慣をつけると、黙読のときだけでなく人の話を整理するときにも役立ちます。

また、囁き声で音読する「微音読」もおすすめです。

 

②かたまりとして捉える範囲を広くする

 

一度に目に入る単語の量を増やすことで、読視野を広くすることができます。

文章が書かれている紙を少し離して読んでみるだけでも変化が感じられると思います。また、両手の人差し指を立てて少し離し、目だけを動かして指先を交互に見るといったトレーニングも効果的です。

 

③ある程度簡単な文章で練習する

 

速読は、基本的に読み慣れた文章や難しい単語の少ない文章で練習するのがおすすめです。

特定の単語や、癖の強い文体が含まれていると、そちらに気をとられてしまい速く読むのが難しくなってしまうからです。

小学生なら国語の教科書の文章、中学生・高校生なら図書館に置かれている小説でチャレンジしてみるのが良いかと思います。

 

まとめ

 

今回は速読を身に付ける方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

日々の読書や、問題を解くときに意識してみてください。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

初めての方へ

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【この記事を書いた人】
舟田
【略歴】
幼少期から公文や様々な個別指導塾・大手予備校に通った経験があり、難関私立大学に合格。大学では経営・経済分野を専攻し、そのかたわら大手個別指導塾で講師として指導。現在は家庭教師Campスタッフとして、家庭教師Campの運営に携わる。自身の中学・大学受験や通塾経験・指導経験を活かし、みなさんに有益な情報を発信します。

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