こんにちは。個別教師Campライターの大沢です。
みなさんは「個別指導」の塾での効率の良い使い方、学習法を知っていますでしょうか?
「個別指導塾」という形態の塾は今や珍しくなく、受験(進学向け)や非受験(学校フォロー、内申点特化型)を問わず、さまざまな場所で見受けられますが、
今回は「個別指導」を専門とした塾に通うメリットや学力アップへの効率の良い使い方をお伝えいたします!
「個別指導」のメリットって?
まずは「個別指導」に通うことのメリットについて紹介いたします。
「個別指導」を専門としている塾は、
担当講師1人に対して完全マンツーマン(1:1)や生徒2人まで指導(1:2)が主流です。
いつでも講師がついていますから、「自分にとってわからない問題の解説を受けることができる」という点がメリットの1つとなります。
「集団指導」の塾ではたくさんの生徒を相手に授業を行い、指導のイメージが学校に似ていますので、
「みんなが間違えやすい問題」を抜粋して解説する傾向があります。
対して、「個別指導」塾では、
本当に自分が解けなかったり、分からなかったりする問題を隣にいる講師に直接解説してもらえますので、
まわりの人のペースを気にせず、自分の知りたいことを知ることができるということはメリットと言えるでしょう。
もう一つのメリットとしては「指導を受けたい時間帯、科目を自由に選択できる」という点です。
学校生活では行事や部活動など、子どもそれぞれ生活リズムが違いますよね?
その点「集団指導」の塾では「科目、時間」が固定となっているため、
スケジュールが合わせづらいといった傾向にあります。
しかし「個別指導」の塾ではそういった子供のスケジュールに合わせて授業を選択できますし、
各生徒の得意、不得意に合わせて受講する科目の比重を多くしたり、
少なくしたりアレンジが可能ですので、それぞれに合った授業を受けるといった利点があるのです。
「個別指導」の効率の良い使い方とは?
ではどのように「個別指導」を受けることで学力アップ、成績アップにつながるかを考えてみましょう。
ずばり言うと、「事前に解説を受けたい問題を常に準備しておく」ということです。
「個別指導」では直接解説を受けるので、授業内での理解度はアップします。
しかし、1回の授業はおよそ80分~90分という時間が相場です。
あらかじめ子供が自主的に付箋やマークをしておいてすぐに講師に聞けるような状況を作ることで
解説を受ける時間は増えますし、より多くの問題を解説してもらえるといったことになりますよね?
実際に事前準備をしている子供としていない子供では、
授業時間的にも、授業内容の量的にも教えてもらう濃度は変わってきてしまうのが現状です。
ですので、講師がそばについているのですから、
「受け身」の姿勢にならずに「自分から講師に接していく」という意欲を持つことで
「個別指導」の良さを子供自身が実感できるでしょう。
こういう姿勢が身につくことで「わかる問題を解説してもらう」無駄を省くことができますし、
自主的に勉強すれば吸収できる「暗記の勉強や習ったことの解き直し学習」と、
授業で吸収する「解説してもらうべき問題、演習の強化」という2つの面から、
学力アップ、成績アップにつなげられるのです。
今回は「集団指導」と比較しながら「個別指導」の良さと効率についてお話いたしました。
みなさんもぜひ、「個別指導」に通うことで得られる知識や勉強法を見出していきましょう!
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
大沢
【略歴】
都立大泉中、小石川中、私立早稲田実業中など多数合格実績あり。
コミュニケーションを通じて子供の「やる気」、勉強の「存在意義」を伝授しています。専門は国語や作文指導。
受験に役立つノウハウの他に、学習指導に終わらない社会的な知識、コンテンツなども発信して参ります。