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【身近な化学】アジサイの花色の変化について知ろう!

2024.06.22

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こんにちは、個別教師Campライターの内海です。

アジサイが開花して1か月になるでしょうか。
私の家の近所でもアジサイが咲いています。

さて、今回はアジサイの花色の変化についてお話していこうと思います。

 

酸性、中性、アルカリ性、phとは?

本題に入る前に、酸性・中性・アルカリ性についてお話します。

酸性やアルカリ性とは水溶液の性質の名前を指します。
お酢やレモン汁などすっぱい味のするものは酸性、

石けん水や灰汁などはアルカリ性、

食塩水や砂糖水など酸性とアルカリ性の中間の性質を持つものは中性です。

酸とアルカリの強さを表すのに、「ph」が使われます。
pHは酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛りをつけて、酸・アルカリの度合いをその目盛りの数字で表すものです。
ph7を中性として、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性となります。
酸性のなかでもphの値が小さければ小さいほど強い酸性になり、アルカリ性のなかでもphの値が大きければ大きいほど強いアルカリ性となります。


酸性の水溶液・・・胃液、レモン汁、酢など
中性の水溶液・・・食塩水、砂糖水、蒸留水など
アルカリ性の水溶液・・・石鹸水、石灰水など

 

アジサイの花色の変化

アジサイの花色の変化には花に含まれているアントシアニンという色素と

土壌に含まれるアルミニウムが深く関係しています。

アジサイの花の色は、もともとアントシアニン本来の色味であるピンク色です。
土壌がアルカリ性だと土壌に含まれるアルミニウムが溶けにくく、反応しません。
一方で土壌が酸性だと、土壌に含まれるアルミニウムが溶けやすくなり、

アジサイの花に含まれるアントシアニンと結びつき、青色になります。

土壌のpHによって、アジサイの花色が変わるのはおもしろいですね。

 

本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

初めての方へ

【この記事を書いた人】
内海
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在は塾講師として就職。最速でena個別の校長に就任し現在に至ります。これまでの指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。これまでに都立三鷹中や調布北高校・武蔵野北高校・多摩大学附属聖ヶ丘高校などの指導実績があります。
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