個別教師Campライターの大沢です。
みなさんは「漢字」の学習について、楽しく、分かりやすく励んでいますでしょうか?
「覚えるものが多い!」
「たくさん書くのがツライ・・・」
など、地道な作業で漢字を覚えていませんか?
今回は「漢字」を正確に覚えて、なおかつ楽しく学べるテクニックをお伝えいたします!
①「音読み」「訓読み」をセットで発音する練習
そもそも漢字は中国から伝わり、元の発音から「音」を表す形で「音読み」と呼ばれます。
一方でその発音で日本語としての意味が成り立つものを「訓読み」と言いますよね?
みなさんはこの違いを明確に分かっていましたでしょうか?
おすすめの漢字勉強法として、この発音練習があります。
日本語として、また中国語として実際に声を出して読んでみましょう!
身近な例で漢字を見つけることができ、読み方も自然と身につきます。
根本となる中国語も「面白いなあ」と思えるようになりますし、改めてその違いなども正しく学ぶことができますよ!
②漢字の「由来」を調べてみる
漢字は必ず「由来」があります。いくつか紹介してみましょう!
まずは「正」という漢字。これを二つに分けると「一」と「止」になりますね。
解釈として「一」を一本の線として、その下に「止」とします。これが「この線(一)で止まれ」となるわけです。
つまり、線はルールや規範(みんなが従う常識)を超えずに止まること→それが人として「正しい」という解釈になり、「正」の意味になるのです。
また、もう一つの例は「努力」の「努」の字を挙げましょう。
二つに分解すると「奴」と「力」になりますね。
これはその昔「奴隷」が「あきらめずに力を尽くす」ことから「努」という漢字が成り立ち、
今日の「あきらめずに継続すること」という意味に繋がっているという説になっています。
いかがでしょうか?
漢字の持つバックグラウンド(背景)を知ることで、
一つひとつの漢字に興味がわきますし、正しく吸収もできるのでおすすめです!
【漢字は苦手?】「漢字学習」が10倍楽しくなる方法! ◎まとめ
今回は簡単に「漢字学習」が今よりもっと楽しくなる方法をお伝えいたしました!
明日から使える方法ですので、この記事を読んだみなさんもぜひ、
発音練習してみたりインターネットなどで調べてみたりして、漢字学習に役立ててみましょう!
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
【この記事を書いた人】
大沢
【略歴】
都立大泉中、小石川中、私立早稲田実業中など多数合格実績あり。
コミュニケーションを通じて子供の「やる気」、勉強の「存在意義」を伝授しています。専門は国語や作文指導。
受験に役立つノウハウの他に、学習指導に終わらない社会的な知識、コンテンツなども発信して参ります。