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【中学理科】 ダニエル電池について確認しよう!

2024.12.12

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こんにちは、個別教師Campライターの内海です。

今回はダニエル電池についてブログを書いていこうと思います。

 

ダニエル電池について入試に出るかもしれませんので、ここでよく確認をしておきましょう。

まず、ボルタ電池についておさらいです。

 

ボルタ電池の特徴

亜鉛板と銅板を使用する。

②電解質水溶液に薄い硫酸(または薄い塩酸)を使用する。

仕切り板やセロハンがない

④銅より亜鉛の方がイオン化傾向が大きいため、亜鉛板の中の亜鉛原子は亜鉛イオンへと変化し、液中に移動する。観察していくと、徐々に亜鉛板が溶けていく

⑤電子は導線を通って銅板に移動し、水素イオンが電子を受け取って水素になる。

銅板側が+極となり、気体(水素)が発生する。

※分極作用(気体が電極を覆って電子の受け渡しを妨げること)が起こりやすい。

 

ボルタ電池の仕組みを図示すると、以下の通りになります。

ダニエル電池の特徴

① 2種類の水溶液が混ざらないよう、水溶液を仕切る素焼きの板やセロハンがある。

②電解質水溶液として亜鉛板側に硫酸亜鉛水溶液、銅板側に硫酸銅水溶液を使用する。

④ 銅より亜鉛の方がイオン化傾向が大きいため、亜鉛板の中の亜鉛原子は亜鉛イオンへと変化し、液中に移動する。観察していくと、徐々に亜鉛板が溶けていく。

⑤電子は導線を通って銅板に移動し、硫酸銅水溶液中の銅イオンが電子を受け取り銅になる。

※ダニエル電池は分極作用が起きらないように改良がなされています。

ダニエル電池の仕組みを図示すると、以下の通りになります。

まとめ

今回はダニエル電池についてブログを書きました。
ボルタ電池との違いも含め、しっかりダニエル電池の仕組みを覚えておきましょう!

 

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【この記事を書いた人】
内海
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在は塾講師として就職。最速でena個別の校長に就任し現在に至ります。これまでの指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。これまでに都立三鷹中や調布北高校・武蔵野北高校・多摩大学附属聖ヶ丘高校などの指導実績があります。

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