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【都立中・適性Ⅰ】 作文苦手💦な人に贈る パターン別 「書けるコツ」

2024.12.18

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こんにちは。個別教師Camp事務局です。

 

受験を控え、『実はまだ作文を書くのが苦手で、適Ⅰが伸び悩んでいます』という人もいるかと思います。

 

今回は作文を書くにあたって基礎となる考え方・書き方表記についてご紹介させていただきます。

 

『作文が苦手だよ』という人でもいくつかに種類が分けられます。

自分がどのパターンに当てはまるか考えながら解決策に取り組んでみてください!

 

筆者の意見・自分の意見?

 

1つ目は 筆者の意見もイマイチ読み取れないし、作文を書くときも自分の意見が思い浮かばないパターンです。

作文を書くときは自分の意見をもとにして体験やまとめを書きますね。

そのため意見がズレてしまうと大幅な減点になってしまいます。

そんな時、作文を書くのが苦手な人にとって筆者の意見は救世主となります。

なぜなら自分の考えが思い浮かばなくても筆者の意見に賛同して書くことができれば文章を理解していることにつながるからです。

そのため、このパターンに該当する人はまずは作文を書こうとする前に文章の要約練習をしてみてください。

要約とは本文を通して筆者が何を伝えたいのかをまとめる作業です。

これができるようになると本文で大切なことを読み取る力が養われ、

作文を書く上で自分の意見が書きやすくなります。

あとは新聞の天声人語を要約するのもかなり効果的です。ぜひ取り組んでみてください!

 

体験が思いつかない!

 

2つ目は 意見は書けるけど体験が思い付かず、時間不足になってしまうパターン です。

私自身もこのパターンだったのでみなさんの気持ちが良く分かります。

当時、体験が書けず悩んでいた私は、先生にどうすればいいか相談すると

『ひたすら体験ストックを書け!』と言われました。

体験ストックとは人によって字数や構成が違いますが、

私が皆さんに書いてほしい体験ストックとは200字の体験のみの作文です。

多くの学校の作文が300字から500字の作文だと思います。

そのため200字の体験を書けるようにすることで本番の内容や字数によって微調整ができるようになるということです。

特に都立中頻出テーマに合わせた体験ストックを練習することで体験で悩む時間が減り、作文を書き上げる時間が速くなります。

でもそもそもその体験が書けなくて困っているんだという人も多いかと思います。

当時の私も体験ストックを1日に3枚ほど書くことで体験の内容の質も上がり、作文を書くスピードも大幅に上げることができました。

他の教科の勉強もあり、忙しいかとは思いますが、作文の練習も平行して取り組んでみてください!

 

得点伸び悩み組

 

3つ目は 作文は時間内に書くことができているのにいざ返却されるとあまり点数が良くない というパターンです。

このパターンに該当する人は意見のズレや体験の質の低さ、条件に沿っていない、表記のミスなどたくさんの原因が挙げられます。

意見・体験での減点がよくある人は先ほど紹介した2つにもう一度取り組んでみましょう。

条件に沿っていなくて減点というのはかなりもったいないミスです。

作文を書く前にもう一度、条件の確認を必ずするように心がけましょう。

そして表記に関してのミスが多いという生徒さんも多くいるかと思います。

表記でのミスは1つにつき-2点されることが多く、ミスが重なると大幅な減点に繋がってしまいます。

表記ミスで減点されることが多いという方は以下の点に注意して見直しを心掛けるようにしてみてください。

 

  • 誤字・脱字の確認。今までに習った漢字は全て漢字で書こう! 逆にまだ習っていない漢字は無理に漢字で書いて減点されるのはもったいないので、ひらがなでも大丈夫。
  • 文末は合っているか? 特に多いものとして『なぜなら』で始まる文なら文末は『~から』や『~ため』になっているか確認しよう!
  • 『~たり』は2回以上の使用! 『テレビを見たりゲームで遊んだ』という文は✕。この場合は『テレビを見たりゲームで遊んだりした』という文にしよう!
  • 『い抜き言葉』や『ら抜き言葉』がないか
  • 主語、述語の関係は合っているか? 一文が長くなると、主語と述語の関係がごちゃごちゃになってしまうことも…見直しをしっかりしよう!
  • 常体と敬体が混ざっていないか? 『~だ・~である』という常体と『~です・~だと思います』という敬体が混ざっていないか確認を!
  • お母さん・おじいちゃん⇒母・祖父などと書き言葉としての呼び方に注意しよう!
  • セリフは無駄に混ざっていないか? カギカッコの多用(直接話法)は避けること。例)「今日遊びに行ってもいい?」と聞くと母は「いいよ」と答えた。⇒間接話法に直す。例)「遊びに行けるか母に許可を取った。」セリフが多いと読みにくく、無駄に文字数を使ってしまい、全体的につたない印象になります。

 

並べてみると注意しなければならない点が多数あり、見直しも一苦労かと思います。

ですが減点されないためにも重点的に見直しに取り組んでみてください。

 

なかなか点が伸びにくい教科ではありますが、少しずつ着実に取り組んでいきましょう!

応援しています!

 

本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

 

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