皆さんこんにちは。
個別教師campです。
受験勉強では集中力を維持して勉強できるかがカギ。
眠気に負けそうなときにコーヒーやエナジードリンクに手を伸ばす人も多いですよね。
しかし、カフェインにはメリットだけでなくデメリットもあります。
ということでこの記事ではカフェインの科学的な働きと、
受験生がどのようにカフェインと付き合っていくべきなのかを解説します。
【受験生必読!】カフェインと受験勉強 ◎カフェインの化学的効果
カフェインは脳内で眠気を引き起こす物質「アデノシン」の働きをブロックします。
これにより覚醒状態が続き、集中力や注意力が高まります。
近年の研究ではカフェインは記憶作業や反応速度を向上させることが確認されています。
つまり適度なカフェインの摂取は学習効率を短期的に引き上げることができるといえるでしょう。
【受験生必読!】カフェインと受験勉強 ◎受験生にとってのメリット
1 眠気の軽減
長時間の勉強で眠気に襲われた時カフェインは味方になってくれるでしょう。
例えばコーヒーは一杯で80㎎のカフェインが含有されています。
2 集中力・注意力の強化
カフェインは交感神経を刺激し、脳を「戦闘モード」にしてくれます。
これによって勉強の「質」を上げて勉強することができます。
【受験生必読!】カフェインと受験勉強 ◎受験生にとってのデメリット
1 睡眠の質の低下
カフェインは体内で代謝されるまでに5・6時間かかります。
夜遅くに摂取すると寝つきが悪くなり、睡眠不足から記憶の定着に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に試験前には注意をすべきでしょう。
2 イライラや不安感
カフェインは交感神経を刺激するため、摂取しすぎると動悸や不安感を引き起こすことがあります。
【受験生必読!】カフェインと受験勉強 ◎注意点
メリット・デメリットに加えて注意点もご説明します。
それは「大量の糖質の摂取」です。
恐らく受験生の皆さんはコーヒーではなくエナジードリンクを飲む人が多いと思います。
中にはエナジードリンク大好き!という人もいるかもしれません。
エナジードリンクには大量の糖分が含まれており、355mlの中には砂糖50gも入っている場合があります。
WHO(世界保健機構)は一日の砂糖の摂取量を25g以下に抑えることを推奨しているので、
一本飲んだだけで推奨量をオーバーしてしまいますね。
【受験生必読!】カフェインと受験勉強 ◎おすすめカフェイン活用法
1 タイミングの工夫
勉強30分前にカフェインを摂ると効果が最大限発揮されます。
逆に就寝6時間前からはカフェインの摂取を控えると、睡眠の質を保つことができます。
2 量のコントロール
1日のカフェインの摂取量の目安は200㎎~300㎎といわれています。
具体的にはコーヒー2,3杯です。
エナジードリンクを飲む場合は、糖質の摂りすぎ防止を兼ねて含有量をチェックしておくと良いかもしれません。
【受験生必読!】カフェインと受験勉強 ◎まとめ
カフェインは正しくつかうことができれば、受験勉強の強力な助っ人になり得るでしょう。
ただし取りすぎは逆効果のため、自分で上手くコントロールして勉強を進めていきましょう!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。