個別教師Campライターの大沢です。
今回は英語学習において、
語彙力を基にした英文解釈に必要な「読解力」を高める上達法を伝授いたします。
「なかなか意味がつかめない」、
「内容の流れが読み取りづらい」、
「すべて読むのに時間がかかってしまう」など
みなさんの困りごとを少しでも解消するべく、
2つのポイントに絞ってお伝えしますので、ぜひ今回の記事を参考に今後の学習に充ててみてください!
【中高英語】これで英語の力が強くなる! 英文読解 ① 内容の「大枠」をつかむようにする
英文読解を行う上で、まず意識したいことは「文章全体の大枠をつかむ」ということです。
みなさんは文章を読む際に、一つ一つ細かく見すぎているということはないでしょうか?
確かにじっくり単語を日本語にするということも大切ですが、
前提として物語文や説明文など、文章には「全体の流れ」があることを意識しましょう。
最初から全て細かく文章を把握しようとしすぎると、読み終えた後にどんな内容だったか説明が難しくなってしまことがあります。
そうならないように「テーマについての問題と課題、解決策」など
ある程度シンプルに把握しながら読み進めることが大事になります。
また内容がみなさんの頭にスッと入ってきやすくなるのでオススメです。
実際に新聞の記事で例えてみましょう。
新聞は内容をこと細かく書いていますが、「本当に読み手に伝えたいこと」は、
結果とその後の課題など、「ごく一部に集約」されていますよね?
言ってみれば文章解釈は「要約」に近い形で出来るかが問われます。
長い新聞記事を短くまとめるように、
英文読解でも「自分の言葉で短く要約できる」といった感覚で
内容を把握しましょう。
そうして大枠を理解した後に、個別の問題に答えていけばよいということです。
【中高英語】これで英語の力が強くなる! 英文読解 ② わからない単語には「その都度マークを引く」
英文を読む際に、分からない単語にはマークを引きましょう。
大事なポイントは、全て読み終えた後にマークを引いた単語を調べて、
「新しく覚える」という作業を続けることにあります。
100%単語が分かれば英文読解は簡単ですが、なかなかそうもいきませんよね?
ですから少しでも多くの知識量を蓄えるために
「英文をたくさん読み、たくさんの単語に触れる、覚える」といったことが大切になってくるのです。
これまで文章を練習するときにマークを引いていなかった人も、
「その都度マークを引く」クセをつけて、
振り返りとして単語を調べて覚えていきましょう!
またこのクセが習慣となってくることで、英文読解練習後の復習にも身が入ります。
まとめノートなど作成するときも、調べた単語、解釈した文章の再確認など
「振り返りの質」が向上するのでオススメです!
【中高英語】これで英語の力が強くなる! 英文読解 ◎まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は英文読解にあたり、「読解力」を高めるためのポイントを簡単にご紹介しました。
みなさんの今後の読解力向上の糧にしてもらえれば幸いです。
これから地道に読解力を高めていきましょう!
最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
大沢
【略歴】
都立大泉中、小石川中、私立早稲田実業中など多数合格実績あり。
コミュニケーションを通じて子供の「やる気」、勉強の「存在意義」を伝授しています。専門は国語や作文指導。
受験に役立つノウハウの他に、学習指導に終わらない社会的な知識、コンテンツなども発信して参ります。