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みなさんこんにちは。個別教師Camp事務局です。
今回は「SSH・スーパーサイエンスハイスクール」について解説していきます。
皆さんの中には既に 😀 理系に行きたい! と考えている人もいると思います。
そのような人に是非読んでほしい記事となっています。
SSH・スーパーサイエンスハイスクールとは?
「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」は、先進的な科学技術、理科・数学教育を通じて、
生徒の科学的な探究能力等を培うことで、将来社会を牽引する科学技術人材を育成するための取り組みのことです。
SSHでは「科学への夢」「科学を楽しむ心」を育み、生徒の個性と能力を一層伸ばしていくことを目指しています。
またSSHでは、平成14年度より大学や研究機関等とも連携して先進的な理数系教育を実施し、魅力的なカリキュラムを開発するなど、科学技術に夢と希望を持つ、創造性豊かな科学技術人材の育成に取り組んできました。
また、SSH指定校を拠点校として、地域への成果の普及などを行っています。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、SSH指定校への物品購入、
研修・講師費用等の支援、並びに発表会等の企画運営などを行い、
SSHと密接に連携しその取組を積極的にサポートしています。JSTは文部科学省の所管となっています。
類型について
SSHには二つの型があります。
①基礎枠
②文理融合基礎枠
上記の二つに加え、科学技術人材の育成に係る更なる取組を行う場合、
希望すれば科学技術人材育成重点枠に応募可能となっており、SSH指定校の中には重点枠の学校もあります。
重点枠については、広域連携・海外連携・革新共創・探究推進・高大接続・その他があり、この中のどれかに指定されています。
段階について
SSHにはいくつかの段階分けがあります。
創成期(Ⅰ期・Ⅱ期)→
発展期(Ⅲ期・Ⅳ期)→
リーディング期(先導的改革Ⅰ期・Ⅱ期)→
認定枠(5年)
という順番で進んでいきます。
実際の取り組みについて
では実際にSSHに指定されている高校ではどのような取り組みがなされているのでしょうか。
前回に引き続き東京都のSSH指定校を見ていきましょう。
東京都
・東京都立多摩科学技術高等学校 Ⅲ期 重点枠:社会との共創
特徴:共通教科(主に文系)で生命倫理や特許の意義など横断的な授業内容がある
基本的には「研究」などの理系のみの場合が多いですが、文系科目においても関連内容を学習することで、自身の研究内容を振り返ることができる
・東京科学大学附属科学技術高等学校 認定枠
特徴:高大連携
「さきがけ教育」をスローガンに、高等学校から大学教養課程へのスムーズな連携を図っている
東京都立立川高等学校 Ⅱ期
特徴:「課題研究」「国際性の育成」「本物体験」「教科教育」
国際性の育成としての1クラスに
日本人教師2名・ネイティブ教師2名の計4名体制で行うオールイングリッシュの授業がある
本物体験としてのフィールドワークや学外との交流が盛んである
・学校法人玉川学園 玉川学園高等部・中学部 Ⅳ期
特徴:K-16一貫教育
小学校~大学までの16年間を通した継続的な学習を通じてクロスオーバー型の人材を目指す
・学校法人中央大学 中央大学附属高等学校 Ⅱ期
特徴:多様な他者との対話性を備えた科学技術系人材の育成
「社会科学」「人文科学」「芸術文化」などの様々な分野を融合させたリベラルアーツ教育に力を入れている
・学校法人豊島岡女子学園 豊島岡女子学園中学校・高等学校 Ⅱ期
特徴:国際的視野と科学的思考力で課題解決できる「女性」の育成
女子校かつ中高一貫校ということで6年間を通じた女子教育に力を入れている
さて今回も東京都のSSH指定校をいくつか紹介しました。
SSH指定校では主に研究発表がメインとなってきますが、付随するイベントなどは学校によって大きく異なっているので、志望校がSSH指定校の場合よく調べてみると良いかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。



