香川県の公立高校入試対策
お子様の香川県公立高校合格を目指す方へ
現在香川県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、香川県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。
本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。
とりあえず香川県公立高校への進学を目指す方はこちら
香川県の入試は学力検査に基づく一般選抜と、自己推薦選抜の2種類となっています。
香川県公立高校入試のうち、おもに一般選抜についてですが、主に調査書の評定の合計値(9教科×5段階×2学年(中1、中2)+中3の5教科×5段階×2倍+中3の4教科×5段階×4倍=220点満点)を縦軸とし、学力検査の結果(50点×国数英理社の5教科=最高250点満点)を横軸にして作成する相関図を中心に判断します。そのほか、志願者全員に面接が行われます。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。
香川県の公立高校の一般入試の傾向と対策
香川県の公立高校の国語
長めの説明的文章が頻出です。説明的文章の場合は出てくる言葉や言い回しが難しいことが多く、言い換えもされているので読みづらいものが多いですが、指示語を意識したり言葉を簡単に置き換えると内容の理解しやすくなります。どのような文章だったか人に説明できるくらいに要約できる力もつけておきましょう。 一部、漢字の読み書きのほか、文法・熟語・慣用句のような知識の問題も出題されます。そのため、日々の学校の授業をきちんとおさえておく必要があります。 また、作文が出題されます。自分の立場を明確にし、その根拠となる理由や体験は何なのか、今後どのように取り組んでいくかなど一貫性を持った作文を書くには練習が必要です。作文は書いた分だけ力になるので、時間がかかり手を伸ばしにくいものだとは思いますが、丁寧に書いて練習していきましょう。
香川県の公立高校の数学
図形の証明問題の記述が毎年出題されています。証明問題のためある程度難易度が上がると説き方がパターン化してきます。まずは条件を復習して頭に入れつつ、簡単な問題から徐々に難易度を上げて練習していきましょう。記述が長くなるため取り組むことに億劫になりがちの問題ですが、やった分手が慣れ点数差が出やすいものなので、繰り返し練習していきましょう。 また、配点の2割以上が小問集合です。問題の難易度としても高くなく、基礎的な内容が多いです。ここの問題は確実に取っていく必要があるので、苦手な分野を作らないように、今習っている部分から早め早めに今までの復習を始めておきましょう。 ほとんどの問題が1問で完結するので、すぐに解けそうにない問題は後回しにして、解けるものから解いていくと良いでしょう。
香川県の公立高校の英語
長文読解の割合が比較的高くなっています。問題自体が多く、単語量も多いものが出題されるので日ごろからスピードを意識して解く練習をすることが必要です。形式自体は例年ほぼ変わりがないので、入試問題の類題演習を多く行い、問題の形になれておき、大問ごとの時間配分も調整しましょう。 また、テーマについての英作文が出題されます。英語の文章自体はこう難易度を目指す必要はないので、自分が言いたいことをいかに簡略化し、習った表現で書くことができるかということポイントになってきます。単語はもちろん、一文の簡単な英作文を書くことから慣れていきましょう。 リスニング問題があるので、普段から学校の授業以外でも、教科書のCDなどを使って聞く練習を行うと良いでしょう。
香川県の公立高校の理科
電池やイオン、中和に関する問題が頻出です。特に、電解質の水溶液に金属板を入れ電流をとり出す実験や塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の問題など教科書での代表的な問題から出題されることが多いので、電流の流れ・電離・発生する気体などを学校のワークや実験の内容を復習して必ず覚えておきましょう。 また、地学分野からは地震や火山に関する問題が頻出です。地震の波のグラフの読み取りや火山の種類・特徴など基礎的な部分のしっかり定着させるとともに、初期微動継続時間や地震の波の速さ、震源からの距離など計算が必要な部分に関しては演習をし、計算するにあたって必要な条件を確認していきましょう。 記述や用語記入が比較的多いため、図や表にまとめる練習や、記述の練習に取り組んでおくと良い。また、問題数が多く、記述式のものやグラフ作成、図示などもあるので時間配分を考えながら解き進める練習を行いましょう。
香川県の公立高校の社会
資料の読み取り字数指定で記述する問題が頻出です。資料の読み取りや記述の問題は採点の基準のポイントがあるかどうかで点数が付きます。提示されている数字や国、年代などから複合的な知識を用いて記述する必要があるので、経済や歴史が絡む問題はその単語のみを覚えるのではなく、因果関係を手繰り人に説明できるように日々練習していきましょう。また、解答例を見て自分の不足している内容を必ず確認するようにしましょう。 時事問題と関連する事項の出題も多いため、日ごろからニュースといった報道をチェックしましょう。
高松高校、高松第一高校など上位校を目指す方はこちら
香川県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まります。よって基本的には高松高校や高松第一高校などの最上位高校~高松西高校などの中堅上位高校についての概略となります。
香川県の公立高上位校に向けた内申点対策
上記のように、9教科×5段階×2学年(中1、中2)+中3の5教科×5段階×2倍+中3の4教科×5段階×4倍=220点満点での勝負となります。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ180後半~210以上の点数があることが望ましいです。 定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。
香川県の公立高上位校に向けた一般入試対策
一般選抜(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して40点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、200点以上を目指すということになります。190点~210点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。
あまり香川県公立高校について詳しくない方はこちら
香川県の公立高校の入試日程
香川県の公立高校入試は、「一般選抜」と「自己推薦選抜」となっています。例年では前期選抜の入試日は2月上旬で実施され、1週間ほどで合格発表となります。また、後期選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。
よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で香川県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。
香川県の公立高校の入試内容
「自己推薦選抜」は、中学校長の推薦は不要であり、選考は自己PR書、調査書(内申書)、面接、国・数・英の3教科、作文、適性検査から各校が実施し、合否を判定します。自己推薦選抜は決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまで一般選抜のことも考えて受験勉強をするようにしましょう。また、内申点が重要という点では一般選抜も同様です。中学1年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目など頑張っておくことが大事です。
「一般選抜」では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書、」面接との合計点で合否を決定します。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください。
香川県の公立高校の学区域
普通科と理数科は、第1学区、第2学区の2学区に分かれています。一部他の学区の高校に出願することが可能な共通学区域もあります。共通学区域の人は県内すべての高校に出願することが可能です。また、普通科と理数科以外の学科は県内のどこからでも出願することができます。
個別教師Campの香川県公立高校入試対策
~志望校別学習プラン~
対象校 | 学習内容 | |
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プランA | 高松高校(普通科)・高松第一高校(普通科)・丸亀高校(普通科)・三木高校(文理科)・観音寺第一高校(理数科)・観音寺第一高校(普通科)・高松商業高校(英語実務科)など | 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。 |
プランB | 高松西高校(普通科)・高松商業高校(情報数理)・三木高校(総合学科)・高松商業高校(商業科)・高松北高校(普通科)・三本松高校(理数科)・三本松高校(普通科)・など | 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。 |
プランC | 上記以外の香川県立高校 | 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。 |
~要項~
コース:個別指導コース(教師1:生徒2)
時間:1コマ40分、ご都合の良い日時の授業をご自身でご予約ください。
教科:国語・数学・英語・理科・社会からお選びください。(複数選択可)
内容:上記の志望校別学習プランと現在の学力等に応じて指導していく「レベル別単元学習」と、香川県の公立高校入試の出題傾向に沿った指導を行う「過去問特訓」にて対策を行います。
ごあいさつ
中国・四国地方担当責任者
槌谷豊
家庭教師camp校長
お子様にとって最適な入試対策を提供します。
香川県公立高校入試の出題傾向の分析結果をふまえて、得点力アップのコツを伝授いたします。
香川県公立高校の入試対策は、個別教師Campにお任せください。