神奈川県の公立高校入試対策

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個別教師Camp 神奈川県の公立高校入試対策

お子様の神奈川県公立高校合格を目指す方へ

現在神奈川県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、神奈川県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

→とりあえず神奈川県公立高校への進学を目指す方はこちら

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→あまり神奈川県公立高校について詳しくない方はこちら

とりあえず神奈川県公立高校への進学を目指す方はこちら

神奈川県の公立高校の入試は、「共通選抜」「定通分割選抜」「二次募集」が実施されています。 全日制・定時制の課程では、「学力検査」と「面接」を実施します。全日制の課程の学力検査では国語・数学・理科・社会・外国語(英語)の5教科を試験科目とします。定時制の課程の学力検査は国語・数学・外国語(英語)の3教科を試験科目とします。通信制の課程では「面接」または「作文」を実施します。

選考の方法としては、第1次選考・第2次選考があります。第1次選考では募集人員の90%を調査書の評定・実施した検査の結果をもとに算出した数値により選考を行います。第2次選考では募集人員の10%を資料の1部が整わない者に配慮し、各校ごとに定めた選考基準により選考を行います。不合格だった際は二次募集・定通分割選抜に応募ができます。志願の際に提出する調査書では、中学校第3学年の12月末までの内容が記載され、中学校での学習の成果・活動状況や成果が記載されます。評定は第2学年と第3学年の9教科を用います。第2学年からの評定が入るため、早めから定期考査など意識することが求められています。遅くとも中2段階での塾通いは大切です。 面接は全受験者(全日制・定時制)に実施されます。「学習意欲」や「活動意欲」などを図る機会として行われますが、評価の観点は学校ごとに異なります。面接の際に面接シートが用いられ、「なぜこの学校に入学したいのか」「中学校での教科等の学習活動に対して、どのような意欲をもって取り組んだか」「中学校での教科等以外の活動に対して、どのような意欲をもって取り組んだか」「自分自身の良いところ」などを記入し提出します。面接は個人面接で、2人以上の教員が行い、時間は1人あたり10分程度です。

ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

神奈川県の公立高校の一般入試の傾向と対策

神奈川県の公立高校の国語

 例年5科目の中で一番平均点の高い教科です。 漢字の読み書きは毎年出るものと考え、確実にとれるよう教科書を活用して対策をとっていきましょう。古文も毎年出ていますが、和歌(短歌)、俳句・川柳は交互にでているため例年通りであれば2022年は和歌(短歌)が出題されると予想されます。形式・表現技法など確実に取れる知識問題をおさえておきましょう。 文学的文章では心情理解が中心で、登場人物の心情をつかむことが大切です。説明的文章では内容理解が中心で、要点をつかむことを心がけましょう。読解問題は、多くの問題に取り組み解き慣れていくことが重要です。 また、記述問題も出題され、内容を正確に読み取り、それらをまとめる力も求められます。ポイントをマークして、条件に合った記述を心掛けましょう。

神奈川県の公立高校の数学

 4年前から全体の7割程度の解答がマークシート方式に変更されました。昨年度は記述形式の問題はありませんでした。 大問1~6まであり、大問1~3は基礎的な問題が出されるため確実に点をとれるように教科書を中心に基礎を固めてましょう。証明問題はここ3年選択式でしたが、記述式になる可能性もあるのでしっかり準備をしておきましょう。ワークの典型的な問題を解けるようにしておくことです。 大問4以降は図形・グラフに応用問題が出題される傾向があります。これらの問題へ対応できるよう図形の証明に使われる条件・性質を確認し使いこなせるようにしておきましょう。また、コロナで軽く進めてしまった「資料と統計」「確率」などにも注意しましょう。

神奈川県の公立高校の英語

 例年5科目の中で一番平均点が低い教科となっていて、平均が50点を切ることもあります。25年度から大きく変化し、高い読解力・表現力が求められ、問題も難化してきています。リスニング問題ではここ数年で新傾向の出題が見られています。英文を聞き表の内容を正しく入れたり、聞き取った内容を言い換えて単語を書かせたりする問題に変わってきています。基本的な単語、重要な文法をしっかり身に付けておき、いろいろな種類の英作文、長文問題を解いていくことが重要になっています。 基本的な知識を活用させる力と、場面を素早く読み取り表現する力が必要となってきます。毎日15分かけ長文を読み取る訓練も効果的です。

神奈川県の公立高校の理科

 理科は、小問集合の4題と、大問の4題(物理・化学・生物・地学の各領域から1題ずつ)が出題されました。理科は毎年新傾向の出題があり、大問の中心となる単元も毎年バラバラです。小問集合の4題は異なる単元からの小問が組み合わさった問題になります。大問4題は実験・資料をもとに考察し判断する力が求められると考えられます。どんな答え方をすればいいのか、解答例を参考にしながら文章を書く練習をしていきましょう。日頃の授業から「なぜそうなるのか」を意識して実験などに取り組んでいきましょう。 教科書中の資料などは全て範囲になるので、よく復習しておくことが大事です。

神奈川県の公立高校の社会

 2021年度の平均点は72.6点と5科目のなかで一番平均点の高い教科となりました。傾向としては、地理的分野では地形図の見方と地形・気候は毎年出ており、歴史的分野では例年出題範囲に変更はありません。公民的分野では、2021年度は出題範囲縮小の影響があったため注意が必要です。 対策として、地理では資料・地形図を読み取る力、歴史では各時代の資料に沢山触れておくこと、公民では普段から新聞・ニュースで政治・経済問題、時事問題をチェックすることが必要になってきます。基本的用語・知識の暗記だけでなく、資料と関連付けて広い視野で見ることも重要になるでしょう。そのためにも時事にしっかりと触れておいてください。

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 特色検査(自己表現検査)は、難関校やクリエイティブスクールなどで行われる特色検査です。自己表現検査の中にもいくつかのパターンがあり、「筆記試験」「ライティング」「スピーチ・グループディスカッション」の3つに分けられます。 特色検査にどれほど重きが置かれるかは、学校によって違います。各校の第一次選考を見てみると、湘南高校は「内申3:学力検査5:面接2:特色検査1」、川和高校は「内申4:学力検査4:面接2:特色検査1」という割合です。一方、横浜翠嵐高校は「内申2:学力検査6:面接2:特色検査2」です。横浜翠嵐高校が特色検査を重視していることがわかります。

神奈川県の公立高上位校に向けた内申点対策

 内申点は、中2と中3の成績が対象です。2年生の評定の9教科の合計(45点満点)と、3年生の評定の9教科の合計に2倍をした合計(90点満点)を足した135点満点が内申点となります。 また各高校の判断で3教科以内に限り、各2倍の範囲で傾斜配点をつけることができます。 募集定員の9割までを、内申点、学力検査、面接の結果(特色検査実施の場合は、その点数も加算)を各高校によって定めた数値で算出して選抜します。全体から見て半数以上の高校は内申点と学力検査を同等に扱っていますが、残りは内申点を用いず、学力検査と面接の結果で合否判定を行います。  この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

神奈川県の公立高上位校に向けた一般入試対策

 一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点後半以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

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神奈川県の公立高校の入試日程

 例年、志願は1月の終わりから2月頭に行われます。志願先は1校のみです。志願変更は1回に限りできます。入学願書・面接シートなどを志願先の高校に提出します。学力検査は2月中旬に行われ、3月頭に合格発表となります。共通選抜では、全日制の過程では定員の100%、定時制及び通信制の課程では定員の80%を募集します。(ただし、県立横浜明朋高校、県立川崎高校、県立厚木清南高校、県立相模向陽館高校、横浜市立横浜総合高校及び川崎市立川崎高校の定時制の課程では、定員の100%を募集します)定通分割選抜については、定時制・通信制の過程で実施されます。こちらは定員の20%を募集します。二次募集については、入学手続き定員が募集人員に達しない(俗に、定員割れと呼ばれます)学校で行われます。

神奈川県の公立高校の入試内容

 神奈川県の公立高校入試は、選抜機会は1回で、受験者全員が学力検査と面接を実施します。募集は各高校の学科・コースごと、出願したあと、期間中に1回の志願変更が可能です。志願の際は「入学願書」と「面接シート」を志願する高校に提出します。学力検査は、外国語(英語)・国語・数学・理科・社会の5教科を原則とし、選択問題はマークシート方式です。

*特色検査を実施する高校の場合、3〜4教科に教科数を減らしている高校もあります。 ・面接は個人面接で、2人以上の面接担当者が行います。面接時間は10分程度です。

神奈川県の公立高校の学区域

 2005年度入試からは、県立高校の学区が撤廃され、全県一学区になりました(市立高校には学区があります)。この学区撤廃によって、高校選択の自由度が大幅に拡大し、人気校には全県的に志願者が集中するようになりました。

個別教師Campの神奈川県公立高校入試対策

◎開始前に個別面談を行い、一人ひとりに合った進め方をご提案します。

~志望校別学習プラン~

                               
  対象校 学習内容
プランA 湘南高等学校 (普通科/公立)・横浜翠嵐高等学校 (普通科/公立)・柏陽高等学校 (普通科/公立)・厚木高等学校 (普通科/公立)・川和高等学校 (普通科/公立)・横浜緑ケ丘高等学校 (普通科/公立)・多摩高等学校 (普通科/公立)・横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 (理数科(単位制)/公立)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 希望ケ丘高等学校 (普通科/公立)・光陵高等学校 (普通科/公立)・相模原高等学校 (普通科/公立)・平塚江南高等学校 (普通科/公立)・小田原高等学校 (普通科(単位制)/公立)・神奈川総合高等学校 (普通科個性化コース(単位制)/公立)・鎌倉高等学校 (普通科/公立)・大和高等学校 (普通科/公立)・横須賀高等学校 (普通科/公立)・横浜平沼高等学校 (普通科/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の神奈川県立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。
      

~要項~

コース:個別指導コース(教師1:生徒2)
時間:1コマ40分、ご都合の良い日時の授業をご自身でご予約ください。
教科:国語・数学・英語・理科・社会からお選びください。(複数選択可)
内容:上記の志望校別学習プランと現在の学力等に応じて指導していく「レベル別単元学習」と、神奈川県の公立高校入試の出題傾向に沿った指導を行う「直前都道府県別公立高校対策コース」にて対策を行います。

ごあいさつ

オンライン個別指導個別教師Campの都立高対策責任者

関東地方担当責任者

工藤和也

千葉大学法政経学部卒業

お子様にとって最適な入試対策を提供します。

神奈川県公立高校入試の出題傾向の分析結果をふまえて、得点力アップのコツを伝授いたします。

神奈川県公立高校の入試対策は、個別教師Campにお任せください。

オンライン個別指導個別教師Campの都立高対策主任教師

神奈川県公立高校主任教師

市河隼

神奈川県立相模原高校出身

都立大学人文社会学部在籍

神奈川県公立高校入試に精通しており、

自校作から共通問題まで細やかな個別指導を行います。

神奈川県公立高校入試で得点力をあげたい方、

個別教師Campの市河にお任せください。

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お問い合わせ

ご不明な点などございましたら、個別教師Camp事務局へお気軽にお問い合わせください。

電話番号

0120-251-511

(受付:日曜・祝日をのぞく15:00~21:00)