三重県の公立高校受験対策

個別教師Campイメージ
個別教師Camp 三重県の公立高校受験対策

お子様の三重県公立高校合格を目指す方へ

現在三重県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、三重県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

→とりあえず三重県公立高校への進学を目指す方はこちら

→四日市高校、伊勢高校など上位校を目指す方はこちら

→あまり三重県公立高校について詳しくない方はこちら

とりあえず三重県公立高校への進学を目指す方はこちら

三重県公立高校入試のうち、おもに後期選抜(一般入試)についてですが、主に調査書の評定の合計値(5段階評価×9教科=最高45点満点)を縦軸とし、学力検査の結果(50点×国数英理社の5教科=最高250点満点)を横軸にして作成する相関図を中心に判断します。そのほか、高校・学科ごとに行う面接や志願理由書(自己PR文)、作文(小論文)、実技検査の結果や調査書(内申書)なども考慮されます。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

三重県の公立高校の一般入試の傾向と対策

三重県の公立高校の国語

 三重県の公立高校入試の国語は、他教科に比べて比較的点数がとりやすい科目です。過去5年間の平均点は、34点台と他の科目が軒並み20点台な事と比べると如何に点数がとりやすいかがわかります。毎年最後の大問は条件作文です。160字から200字程度の与えられたテーマに沿って、自分の体験を交えながら作成する練習が必要です。また、漢文の出題頻度はかなり低いことが特徴です。

大問1は漢字の読み書きです。昨年は、読み取りが4点分、書き取りが4点分出題されています。ここは、確実に得点をしていきたい箇所なので、日頃から練習を怠らないようにしましょう。

大問2は小説が出題されます。近年は選択肢から選ぶ問題、記述が必要な問題の合計が、5問になるように出題されます。それぞれの数は、2問から3問で設定されます。その中で1問、漢字に関する知識問題が出題されるので注意しましょう。記述問題に関しては、例年本文中の言葉を使って30字前後で書く問題が多く見られます。書ききれないということがないよう、日頃から字数設定の問題に取り組みましょう。

大問3は、説明的文章(論説文含む)が出題されます。問題数は、小説と変わらず5問です。選択、記述の割合も小説文と同様です。また、例年最後の問いが、内容一致の問題であることが多いです。細部に関する選択肢が多いので、本文と見比べながら消去法を用いながら選択肢を見極めていきましょう。

大問4は古典です。ここ数年は古文が出題されていますが、2013年度に漢文が出題されていますので油断は禁物です。傾向については、2017年度の問題から最終問題が記述になりました。それまでは、内容一致がされていたのですが、変わっているので注意です。扱われている文章は難しいですが、注釈があるので、それを用いて回答していきましょう。

大問5は会話発表です。選択形式の問題だけだったり、記述の問題が含まれたりと年度によって様々です。他県の入試問題などにも触れて様々な課題に慣れておきましょう。

三重県の公立高校の数学

 他教科に比べて平均点が低いのが、三重県の公立高校入試の数学の特徴です。過去5年の平均点は、26点と6割に満たない点数なので、数学に主軸を置きすぎて、ほかの科目を軽視する計画は非常に危険です。ただ、問題の難易度自体は高くなく、幅広い範囲で出題されているので、広い対策が必要です。毎年出題されている内容については、出題される前提で受験に臨むべきでしょう。とにかく失点を少なくする戦略と、実現するための練習がカギになるといえるでしょう。

大問1は計算問題が中心です。正負の数の計算問題や方程式の文章問題は、必ず出題されます。また、2次方程式の計算も出題されます。どの問題も基本的な内容が多く出題されるので、完答を目指しましょう。大問1とは違い文章問題が中心です。

大問2では、例年連立方程式の文章題が出題されます。また、その連立方程式の文章題は、穴抜きで出題されることも特徴です。立式を問題用紙に記載がある文脈に沿って行えばさほど難しくはないです。また、ここ数年は、場合の数や確率が出題されることも多いです。

大問3は関数の問題です。年度にもよりますが、2次関数を題材とした問題が多いです。また、定数や座標を求める問題や、変域変化の割合、また等積変形を用いた問題が必ず出題されるので、ここは抑えておきましょう。最後の小問は難易度が高い場合も多いが、大問を通してオーソドックスな問題が多いです。日頃の練習から積み重ねを行い、得意分野にもっていきましょう。

大問4は図形問題です。特徴は、作図問題が必ず出題されることです。ただ、オードドックスな内容なので解けるようにしておきましょう。また、空間図形に関しては、立体の高さを求めたり、三角形の高さを求めたりする問題が多く出題されます。平面図形との融合問題もあるので、演習量がカギになります。

三重県の公立高校の英語

 三重県の英語では、大問の数は、近年4問のことが多く、リスニング、会話文、英作文、長文読解で構成されます。特徴は、他府県と比較してリスニングの配点が非常に高いところです。そのため、「読む」、「書く」、「聞く」の出題バランスが取れています。

大問1は、リスニング問題です。三重県の公立高校入試の場合、リスニングの配転が18点分あり、全体の約4割弱を占めます。これは、他府県と比較しても極めて高い配点です。リスニング対策は、必ず行ったうえで入試本番を迎えましょう。

大問2は対話文読解です。全体の中で配点が一番低く、昨年の配点は、8点ほどでした。設問の内容としては、空所に入る文章を選ぶ問題や、本文内容に関する設問がほとんどです。一方で文法に関する知識を問う設問はないのもまた特徴です。

大問3は英作文です。英作文も比較的配点は高く設定されており、2点問題が6問あります。各内容は付帯的に問題から指示をされますが、解答例はいくつかあるので、内容が伝わることを重視した採点になることが多いです。空白はもったいないので、とにかく書いてみることが重要です。

大問4は長文読解です。設問の内容は、主に文章の内容に関するものが多いです。また、長文の内容を日本語で答えさせる問題も出題されます。長文読解について総合的な力が必要になってきます。

三重県の公立高校の理科

 三重県の理科では、それぞれの分野からおよそ2.5割前後の比率でバランスよく出題されています。過去5年間の平均は29点。数学に次いで高得点を取ることが難しい科目です。1~3年の内容を満遍なく勉強することが重要ですが、その中でも2年の内容の出題比率が全体の4割弱と高めなので、しっかりと対策をする必要があります。
生物は、植物や動物、細胞・遺伝等の範囲からの出題が多いのが特徴です。実験器具や試薬の使用方法についての出題もあるため、抜け漏れのないようチェックが必要です。

化学は、どれかに偏ることなく幅広い単元から出題されています。短文記述問題がよく出されていますが、あまり難しい問題はないので、基本的な問題をしっかり覚えておくとよいでしょう。

物理分野では計算問題が多く出題されています。単元は、電流・光の性質・物体の運動などからバランスよく出題されているので、どれかに偏ることなく勉強することが大切です。

地学は、「地球の動きと星の見え方」からよく出題されています。湿度や火山・地震の単元からの出題も多く、計算問題が出されやすいので、やり方を確認しておく必要があります。

三重県の公立高校の社会

 三重県の社会は、最近の5年間、大問数は5問。日本地理1題・世界地理1題、歴史2題、公民1題となっており、地理・歴史の問題量が多めです。記述問題や図・表・グラフの読み取りが増加しており、暗記力から思考力や表現力が問われるようになっています。全体的に問題のレベルとしては標準的ですが、作図や記述形式の問題にも慣れておかないと高得点は狙えない出題となっています。

地理は、世界・日本のすがた、産業、貿易はこの5年間毎年出題されています。世界地理では地図が提示され、グラフや統計図などを合わせて世界各国の様子が問われることが多いです。日本地理では地形図の読み取りが出題されることもあります。また、三重県に関しての問題も出されることが多いので、しっかり押さえておく必要があります。

歴史は、日本史を中心に出題されます。範囲は古代から現代までと幅広く、表や資料を用いながら、人々の生活・文化や政治・外交などのテーマで出題されます。
公民は、政治・経済・人権・地球社会について幅広く出題されています。グラフや表を用いた問題も多く出題されており、歴史分野との融合問題も出されることがあるので注意が必要です。他と比べると公民分野からの出題が若干少なめですが、他分野との融合問題も出される可能性が高いので、漏れなく抑えておくことが大切です。
時事問題についても出題されることがあるので、普段から新聞やニュースなどに気を配っておく必要があります。

四日市高校、伊勢高校など上位校を目指す方はこちら

 三重県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には四日市高校や津西高校などの最上位高校~宇治山田高校などの中堅上位高校についての概略となります。

三重県の公立高上位校に向けた内申点対策

 9教科を5点満点で評価し、最高45点満点での勝負となります。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ30後半~40以上の点数があることが望ましいです。

 この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

三重県の公立高上位校に向けた一般入試対策

 一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して35~40点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、200点以上を目指すということになります。225点~240点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

あまり三重県公立高校について詳しくない方はこちら

三重県の公立高校の入試日程

 三重県の公立高校入試は、「前期選抜」と「後期選抜」となっています。例年では前期選抜の入試日は2月上旬で実施され、1週間ほどで合格発表となります。また、後期選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。
 よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で三重県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。

三重県の公立高校の入試内容

 「前期選抜」は学力検査のない入試形式で、だれでも出願することができます。出願する際に、自己推薦書を書く必要があります。また、中学3年生時の成績表(内申点・評定)と、各校が、面接または自己表現、実技検査、作文または小論文、学力検査等の中から指定した検査の結果を総合的に判断します。一般的に推薦入試と呼ばれるものになります。前期選抜は決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまで後期選抜のことも考えて受験勉強をするようにしましょう。また、内申点が重要という点では後期選抜も同様です。中学1年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目など頑張っておくことが大事です。

 「後期選抜」では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書との合計点で合否を決定します。高校によっては面接等(面接または自己表現、実技検査、作文または小論文)を実施する場合があります。調査書は中学3年生の2学期のみが合否判定に使われるので、2学期の定期テストは一層力を入れて取り組む必要があります。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください。

三重県の公立高校の学区域

 三重県の公立高校の学区域が存在し、北部学区、中部学区、南部学区の3つに分けられます。学区外への受験も可能ですが、条件があるのであらかじめ調べておきましょう。基本的にはご自宅から通える、近い高校をお選びになるかと思いますが、そうでない場合は学区域の関係上、受験ができないことがありますので、志望校を決める際は念入りに調べましょう。

個別教師Campの三重県公立高校入試対策

◎開始前に個別面談を行い、一人ひとりに合った進め方をご提案します。

~志望校別学習プラン~

                               
  対象校 学習内容
プランA 四日市高校(普通科国際科学コース)・伊勢高校(普通科国際科学コース)・四日市高校(普通科普通コース)・津西高校(国際科学科)・桑名高校(理数科)・津高校(普通科)・四日市南高校(普通科数理科学コース)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 宇治山田高校(普通科)・神戸高校(普通科)・上野高校(普通科)・名張青峰高校(普通科文理探求コース)・津東高校(普通科)・尾鷲高校(普通科プログレッシブ)・木本高校(普通科)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の三重県立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。
      

~要項~

コース:個別指導コース(教師1:生徒2)
時間:1コマ40分、ご都合の良い日時の授業をご自身でご予約ください。
教科:国語・数学・英語・理科・社会からお選びください。(複数選択可)
内容:上記の志望校別学習プランと現在の学力等に応じて指導していく「レベル別単元学習」と、三重県の公立高校入試の出題傾向に沿った指導を行う「過去問特訓」にて対策を行います。

ごあいさつ

オンライン個別指導個別教師Campの都立高対策責任者

近畿地方担当責任者

森部亘

明治大学法学部卒業

お子様にとって最適な入試対策を提供します。

三重県公立高校入試の出題傾向の分析結果をふまえて、得点力アップのコツを伝授いたします。

三重県公立高校の入試対策は、個別教師Campにお任せください。

オンライン個別指導の個別教師Campの三重県の公立高校受験対策を受講したい中1~3生は「今すぐ入会する」から『個別指導コース』をお申込み下さい。
簡単登録、すぐに始められます。

お問い合わせ

ご不明な点などございましたら、個別教師Camp事務局へお気軽にお問い合わせください。

電話番号

0120-251-511

(受付:日曜・祝日をのぞく15:00~21:00)