宮城県の公立高校受験対策
お子様の宮城県公立高校合格を目指す方へ
現在宮城県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、宮城県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。
本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。
とりあえず宮城県公立高校への進学を目指す方はこちら
宮城県公立高校入試のうち、おもに共通選抜(学力検査)についてですが、学力検査点(500点満点)と調査書点(内申点)の両方が満点により近い受験生から審査し、共通選抜の募集人数分を選抜します。学力検査点と調査書点(内申点)の比重は、3:7から7:3の中で各高校が募集単位ごとに決めます。体育や美術に関する学科では、実技の評価を選抜資料に加える場合があります。ここでは主に学力検査の対策について述べていきます。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。
宮城県の公立高校の一般入試の傾向と対策
宮城県の公立高校の国語
現代文の読解が2題、古文が1題、漢字等の知識・会話問題が1題、作文問題が1題の計5題による構成になっています。文章読解では、小説と説明的文章の2題が出題されます。古文も出題され、漢字の読み取り4問と書き取り4問のほかに内容理解も出題されます。また、200字程度で自分の意見を書く問題も出題されるので、自分の考えをまとめる練習も必要です。事前にしっかりと練習を重ね、学校の先生等に添削してもらう機会を作りましょう。
宮城県の公立高校の数学
現代文の読解が2題、古文が1題、漢字等の知識・会話問題が1題、作文問題が1題の計5題による構成になっています。文章読解では、小説と説明的文章の2題が出題されます。古文も出題され、漢字の読み取り4問と書き取り4問のほかに内容理解も出題されます。また、200字程度で自分の意見を書く問題も出題されるので、自分の考えをまとめる練習も必要です。事前にしっかりと練習を重ね、学校の先生等に添削してもらう機会を作りましょう。
宮城県の公立高校の英語
大問1のリスニング・英作文では短い会話を聞いて場面を捉え、最後の応答を即興で考えて英語で記述する問題が出題されました。中1~2年の学習内容で十分に対応できるレベルなので、日頃から英語を聞く習慣をつける等リスニング対策に加え、英作文対策をしておくと良いでしょう。 大問2の文法問題は空欄補充問題や並び替え問題が出題されていますが、問題レベルとしては易しいです。対策としては、教科書に掲載されている基本例文を暗唱できるようになるまで練習すると良いでしょう。 大問3と4の長文読解では約380語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習が大切です。出題形式が毎年ほぼ同じなのでその形式の解き方をおさえることが重要です。英語の長文を読む際には、段落ごとの構成と要旨について意識する練習をしましょう。パラグラフごとの主旨を捉え、英語一文でまとめてみましょう。また、タイトルなど全体の内容に合わせたものを考えてみましょう。 大問5の条件英作文では対話が成り立つように英文を書く英作文が出題されています。習った文法・表現を使って書けるようにしておくことが大事です。
宮城県の公立高校の理科
全分野から均等に出題されるので、幅広く学習を行うことが大切です。基本的な内容はすべて抑えるように学習を行いましょう。教科書に出てくる用語は正確に書けるようにしておきましょう。計算問題や、記述問題も出題されるので、数多くこなして練習をしておくことが大切です。また実験の目的や手順、器具の名称や結果に対する考察を一連の流れとして理解することが理科攻略の第一歩となりますので、教科書や資料集で実験に関する箇所を必ずチェックしていくようにしておきましょう。
宮城県の公立高校の社会
全体としては選択肢問題が21問と多く出題され、そのうち6問が時系列順の並び替えや組み合わせ型の設問でした。「選択肢問題が多い」と聞くと解きやすいイメージを持つかもしれませんが、選択肢問題には部分点が存在せず間違いが重なると大きく点数を落としてしまうので、確実な根拠を見つけてしっかり回答することが求められます。
一方、記述式の一問一答問題は4問と、「教科書レベルの語句知識そのものを問う」設問は少ないのが最近の傾向です。各大問の最終問題は表やグラフ等を見て答える説明的記述問題で、与えられた資料を基にした分析力や思考力が試されました。予備知識がなくても十分解けるレベルではありますが、一部に時事的な要素も含まれるため日頃から新聞やニュースをチェックしつつ、世の中の流れについて考えてみるといいでしょう。
仙台第二高校、宮城第一高校など上位校を目指す方はこちら
宮城県の公立高校入試は、学力検査点と調査書点(内申点)によって判定されます。基本的には仙台第一高校や仙台第二高校などの最上位高校~石巻高校などの中堅上位高校についての概略となります。
宮城県の公立高上位校に向けた内申点対策
調査書点(内申点)は中1から中3までの成績が対象ですが、共通選抜と特色選抜では調査書点(内申点)の算出方法が異なります。 共通選抜は、各学年とも学力検査を実施する5教科の5段階評定の合計に、学力検査を実施しない実技4教科の5段階評定を2倍し、合計した195点満点が調査書点(内申点)です。特色選抜では、国語、数学、社会、英語、理科は0.25 から2.0倍までの換算率を、音楽、美術、保健体育、技術・家庭は0.5から4.0倍までの換算率を高校・学科・コースごとに定め、各学年・各教科の5段階評定にかけて調査書点(内申点)を算出します。
この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。中1からの成績が評価対象になりますので、現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。
宮城県の公立高上位校に向けた一般入試対策
一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。
あまり宮城県公立高校について詳しくない方はこちら
宮城県の公立高校の入試日程
宮城県の公立高校入試は、「共通選抜」と「特色選抜」となっています。例年では共通選抜の入試日は3月上旬に実施され、10日間ほどで合格発表となります。また、特色選抜の入試は共通選抜と同日か3月7日、または10~11日に実施され、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。
宮城県の公立高校の入試内容
共通選抜はおもに学力検査と調査書(内申書)で選抜を行い、特色選抜は各高校・学科などの求める生徒像に照らし合わせて選抜します。 共通選抜は、学力検査点(500点満点)と調査書点(内申点)の両方が満点により近い受験生から審査し、共通選抜の募集人数分を選抜します。学力検査点と調査書点(内申点)の比重は、3:7から7:3の中で各高校が募集単位ごとに決めます。体育や美術に関する学科では、実技の評価を選抜資料に加える場合があります。 特色選抜の審査対象者は、特色選抜の募集人数の120%から200%までの間で、各高校が決定します。学力検査点は各高校が募集単位ごとに決めた、0.25から2.0倍までの換算率を教科ごとにかけて算出し、調査書点(内申点)と、高校によって実施する面接・実技・作文の得点の合計をもとに、調査書(内申書)の記載事項もあわせて総合的に審査し選抜します。
宮城県の公立高校の学区域
平成22年度の入学者選抜から、全日制課程普通科について生徒が自らの学ぶ意欲に基づきより主体的に学校を選択できるよう通学区域を撤廃し、全県一学区になりました。しかし基本的にはご自宅から通学可能な高校をお選びになるかと思います。選択肢は単純に増えていますので、自分が希望する教育や進学実績を出している高校に向けて、より希望に合った高校を受験することが可能になったと言えます。
個別教師Campの宮城県公立高校入試対策
~志望校別学習プラン~
対象校 | 学習内容 | |
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プランA | 仙台第二高等学校 (普通科/公立)・仙台第一高等学校 (普通科/公立)・宮城第一高等学校 (理数科(単位制)/公立)・仙台二華高等学校 (普通科/公立)・仙台第三高等学校 (理数科/公立)・仙台向山高等学校 (理数科/公立)など | 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。 |
プランB | 仙台東高等学校 (普通科/公立)・多賀城高等学校 (普通科/公立)・石巻高等学校 (普通科/公立)・仙台三桜高等学校 (普通科/公立)・古川高等学校 (普通科/公立)・白石高等学校 (普通科/公立)など | 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。 |
プランC | 上記以外の宮城県立高校 | 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。 |
~要項~
コース:個別指導コース(教師1:生徒2)
時間:1コマ40分、ご都合の良い日時の授業をご自身でご予約ください。
教科:国語・数学・英語・理科・社会からお選びください。(複数選択可)
内容:上記の志望校別学習プランと現在の学力等に応じて指導していく「レベル別単元学習」と、宮城県の公立高校入試の出題傾向に沿った指導を行う「過去問特訓」にて対策を行います。
ごあいさつ
北海道・東北地方担当責任者
村田望登
東北大学教育学部卒業
お子様にとって最適な入試対策を提供します。
宮城県公立高校入試の出題傾向の分析結果をふまえて、得点力アップのコツを伝授いたします。
宮城県公立高校の入試対策は、個別教師Campにお任せください。