徳島県の公立高校入試対策
お子様の徳島県公立高校合格を目指す方へ
現在徳島県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、徳島県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。
本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。
とりあえず徳島県公立高校への進学を目指す方はこちら
徳島県公立高校入試のうち、おもに一般選抜についてですが、主に調査書の評定の合計値(中一から中三までそれぞれ9教科×5段階+各学年の実技4教科×2の各学年65点満点、合計195点満点)を縦軸とし、学力検査の結果(100点×国数英理社の5教科=最高500点満点)を横軸にして作成する相関図を中心に判断します。そのほか、面接と一部高校・学科ごとに行う実技検査の結果なども考慮されます。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。
徳島県の公立高校の一般入試の傾向と対策
徳島県の公立高校の国語
国語の知識・文法が問われます。知識・文法問題は基本問題であり、数少ない短時間で解くことができる国語の得点源の問題なので、必ず復習しておきましょう。国語の問題では読解問題の配点が高いことからそちらに気が向きですが、小問を確実に取っていくことで合格に近づきます。 また、長めの作文が出題されます。自分の立場を明確にし、その根拠となる理由や体験は何なのか、今後どのように取り組んでいくかなど一貫性を持った作文を書くには練習が必要です。作文は書いた分だけ力になるので、時間がかかり手を伸ばしにくいものだとは思いますが、丁寧に書いて練習していきましょう。 文章読解では、小説文と論説文の二題が出題されます。いずれも記述の問題が出題されます。古文や日分も出題されるので、現代仮名遣いやレ点といった基礎知識、内容理解の練習も必須です。
徳島県の公立高校の数学
図形の証明問題の記述が毎年出題されています。証明問題のためある程度難易度が上がると説き方がパターン化してきます。まずは条件を復習して頭に入れつつ、簡単な問題から徐々に難易度を上げて練習していきましょう。記述が長くなるため取り組むことに億劫になりがちの問題ですが、やった分手が慣れ点数差が出やすいものなので、繰り返し練習していきましょう。 また、配点の4割が小問集合です。問題の難易度としても高くなく、基礎的な内容が多いです。ここの問題は確実に取っていく必要があるので、苦手な分野を作らないように、今習っている部分から早め早めに今までの復習を始めておきましょう。
徳島県の公立高校の英語
長文読解の割合が比較的高くなっています。問題自体が多く、単語量も多いものが出題されるので日ごろからスピードを意識して解く練習をすることが必要です。形式自体は例年ほぼ変わりがないので、入試問題の類題演習を多く行い、問題の形になれておき、大問ごとの時間配分も調整しましょう。
また、テーマについての英作文が出題されます。英語の文章自体はこう難易度を目指す必要はないので、自分が言いたいことをいかに簡略化し、習った表現で書くことができるかということポイントになってきます。単語はもちろん、一文の簡単な英作文を書くことから慣れていきましょう。
徳島県の公立高校の理科
大問1は小問集合です。様々な領域から満遍なく出題されます。大問2から5にかけては1つのテーマについて、総合的に答える出題傾向となっています。記述や用語記入が比較的多いため、図や表にまとめる練習や、記述の練習に取り組んでおきましょう。問題数は適量ですが、記述式のものが多いので時間配分を考えながら解き進める練習をしましょう。 また、生物の分野から遺伝や細胞分裂に関する問題が頻出です。こちらの基礎的な部分が多くなっているので、説明から単語を答えられるようになったら単語を自分の言葉で説明できるようにしておくと定着率を高めることができます。実験を通して、遺伝の規則性や操作の理由、根の成長のしくみ、細胞分裂の順序を必ず復習しましょう。
徳島県の公立高校の社会
資料の読み取り字数指定で記述する問題が頻出です。資料の読み取りや記述の問題は採点の基準のポイントがあるかどうかで点数が付きます。提示されている数字や国、年代などから複合的な知識を用いて記述する必要があるので、経済や歴史が絡む問題はその単語のみを覚えるのではなく、因果関係を手繰り人に説明できるように日々練習していきましょう。また、解答例を見て自分の不足している内容を必ず確認するようにしましょう。
富岡東高校、城東高校など上位校を目指す方はこちら
徳島県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には富岡東高校や城東高校などの最上位高校~城南高校などの中堅上位高校についての概略となります。
徳島県の公立高上位校に向けた内申点対策
中一から中三までそれぞれ9教科×5段階+各学年の実技4教科×2の各学年65点満点、合計195点満点での勝負となります。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ160後半~185以上の点数があることが望ましいです。
この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。
徳島県の公立高上位校に向けた一般入試対策
一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。
あまり徳島県公立高校について詳しくない方はこちら
徳島県の公立高校の入試日程
徳島県の公立高校入試は、「特色選抜」と「後期選抜」となっています。例年では特色選抜の入試日は2月上旬で実施され、1週間ほどで合格発表となります。また、一般選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。 よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で徳島県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。
徳島県の公立高校の入試内容
「特色選抜」は検査Ⅰ(国語、社会、英語)、検査Ⅱ(数学、理科、英語)の学力検査を実施し、一部の学校では面接・作文・実技試験があります。特色選抜は決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまで一般選抜のことも考えて受験勉強をするようにしましょう。また、内申点が重要という点では般選抜も同様です。中学1年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目など頑張っておくことが大事です。
「一般選抜」では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書との合計点で合否を決定します。調査書は中学3年間が合否判定に使われます。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください。
徳島県の公立高校の学区域
学区外の高校は定員が少なく難易度も上がりますが、例年その割合も緩和されてきています。受験する学校及び興味のある学校の学区域については必ず割合とともに確認しておきましょう。
個別教師Campの徳島県公立高校入試対策
~志望校別学習プラン~
対象校 | 学習内容 | |
---|---|---|
プランA | 徳島市立高等学校 (理数科/公立)・城東高等学校 (普通科/公立)・徳島文理高等学校 (普通科/私立)・徳島北高等学校 (国際英語科/公立)・富岡東高等学校 (普通科/公立)・池田高等学校 (探究科/公立)・脇町高等学校 (普通科/公立)など | 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。 |
プランB | 城南高等学校 (普通科/公立)・徳島北高等学校 (普通科/公立)・徳島市立高等学校 (普通科/公立)・阿波高等学校 (普通科/公立)・富岡東高等学校羽ノ浦校 (看護科/公立)など | 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。 |
プランC | 上記以外の徳島県立高校 | 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。 |
~要項~
コース:個別指導コース(教師1:生徒2)
時間:1コマ40分、ご都合の良い日時の授業をご自身でご予約ください。
教科:国語・数学・英語・理科・社会からお選びください。(複数選択可)
内容:上記の志望校別学習プランと現在の学力等に応じて指導していく「レベル別単元学習」と、徳島県の公立高校入試の出題傾向に沿った指導を行う「過去問特訓」にて対策を行います。
ごあいさつ
中国・四国地方担当責任者
槌谷豊
家庭教師camp校長
お子様にとって最適な入試対策を提供します。
徳島県公立高校入試の出題傾向の分析結果をふまえて、得点力アップのコツを伝授いたします。
徳島県公立高校の入試対策は、個別教師Campにお任せください。