こんにちは、個別教師Campライターの後藤です。
現在、オンライン個別指導の個別教師Campでは、たくさんの教師が活躍しています。今回は指導する側、教師側の視点でCampの良さを伝えていきたいと思います。
「教師として働きたい」その理由は?
教師として働きたいという大学生、大学院生の中には、「将来的に教職に就きたい」と考える人が多いです。将来のために指導経験を積みたいという理由で、塾での勤務を希望するのは自然な流れだと思います。
また、それと同じくらい多い志望理由の一つが、「自分が受験の時にお世話になった塾の先生みたいになりたい」というものです。「今の自分があるのは、指導してくれた先生のおかげ」と感じている人は多く、生徒として通ってくれていた子が講師として戻ってきてくれるケースも少なくありません。そういった繋がりが生まれる場であるからこそ、講師という仕事にはやりがいがあり、自分のさらなる成長にも繋がります。
指導科目は?
教師陣にもそれぞれ、得意科目、苦手科目があって当然です。それでも高水準の教育を受けてきた人たちは、「苦手」とは言っても、かなりの学習量を積んできています。自身が苦手だったからこそ、生徒がどこでつまずくか、どうしたらできるようになるかがよくわかり、良い指導ができるものです。
得意科目、好きな科目についてはいわずもがなではありますが、勉強に限らず誰でも自分の好きなことについて話すときは、楽しそうに話しますよね。先生が楽しそうだと、生徒も自然と楽しい気持ちになります。「教えなきゃ」と気負い過ぎず、「自分の好きなことを相手にも好きになってもらいたい」という気持ちは生徒にも伝わり、良い指導ができます。
人気講師はこんな人!
もし自分が生徒だったら、どんな先生に教えてもらいたいですか?
明るい先生、面白い先生、優しい先生など、好みは様々かもしれませんが、生徒から好かれ、信頼される先生に共通する点は「できたことを全力で褒める」姿勢です。それに大切なのは「ものさし」だと思います。つまり何を基準に「できた」「できない」を決めるかということです。難しい問題をスラスラ解けることだけが「できる」ではありません。単純な計算であっても、前にできなかったことができるようになったときは、そこで全力で褒めましょう。勉強面だけではありません。「以前より字がきれいに書けるようになった」「宿題を全部やってくるようになった」「挨拶が大きな声でできるようになった」など、基準はあくまでも生徒にあります。その子が以前と比べてできるようになっていれば、そこはきちんと認め、褒めてあげましょう。
学生講師は心配?
保護者様の中には、「先生が学生で指導は大丈夫だろうか・・」と心配される方もいらっしゃると思います。大事なお子様を預けて頂くのですから、心配事はあって当然です。ただ生徒たちにとって、大学生くらいの世代と関われる機会は少なく、年齢が近いお兄さん、お姉さん的な存在から受ける刺激はとても大きいです。お父さん、お母さんの言うことは素直に聞けなくても、塾の先生に言われたら・・ということもあります。高校生にとっては、現役大学生から学校生活について聞けると、受験に対するモチベーションに直結しますよね。
もしこれから塾選びをされる場合は、「学生講師」だけに先入観を抱かず、校舎の中で、室長、講師、スタッフの関係性がしっかり築けているか、全員が一つのチームとなって動けているかを見てみて下さい。すぐにはわからないかもしれませんが、来校してみると雰囲気でつかめることもあります。
オンライン教師のメリット
学生講師に偏見はもってほしくないですが、やはり大学生、大学院生の本業は学業であることも事実です。先生たちにもテストがあったり、レポートがあったり、自分の勉強を疎かにはできませんよね。個別教師Campのオンライン個別指導は、生徒にとって「好きな時に授業が受けられる」というメリットがありますが、それは講師にとっても同じです。自身の勉強が忙しくてなかなか勤務ができないときでも、空いている僅かな時間を有効活用して指導にあたることができます。また、場所を選ばないオンライン指導は、通勤にかかる時間も節約できるため、指導のための時間を作ることも容易です。
指導力以外の経験値も上がる!
講師の仕事は生徒に教えること以外にもたくさんあります。例えば電話対応です。社会人になると、電話の出方を教わるところからスタートというのも珍しくありません。顔の見えない相手だからこそ、失礼がないように正しい受け答えをする必要があります。そういったスキルを講師という仕事を通して身に着けることができます。
また、ビジネスメールを打つ機会も増えます。「宛名を書く」「差出人の名前を書く」など、最低限のことも、普段友人や家族としかやりとりをしていない人にとっては忘れがちです。そういったことができない人は、仕事が雑なわけでも、ましてや悪気があるわけでもなく、ただ単に経験がないから知らない場合が多いです。そういった能力を向上できることも、講師という仕事ならではです。
オンライン講師として働こう!
講師という仕事の働き甲斐やオンライン講師のメリットなどをまとめてみました。「特に将来教職に就くつもりはないからな……」と避けていた方も、やってみるとやりがいや働きやすさに気づくはずです。オンライン個別指導の個別教師Campでは、47都道府県全国、オンラインの個別指導で一緒に生徒たちのために働いてくれる人材も募集しています!
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後藤幸奈
【略歴】
個別ena校長を務め、中学受験では都立武蔵・三鷹・富士・立川国際・南多摩中、私立日大二中、明大中野八王子中、高校・大学受験では都立国立・立川・八王子東・国分寺高校、明治大学、法政大学、埼玉県立大学など多くの合格者を輩出。
高校時代は日本とアメリカで過ごし、ダブルディプロマを取得。
英語教育や帰国生入試を中心に幅広く受験や学習情報を発信していきます。