こんにちは、個別教師Campライターの西村です。
中学高校ともに今の時期は、定期テストの間といったところでしょうか。テスト日程にもよりますが、準備の早い人は既にテスト対策に入っているかと思います。
※テスト勉強については過去記事で特集していますので下記からどうぞ!
◇過去記事リンク◇(タイトルをクリックすると当該記事にジャンプ)
テスト勉強の仕方① テスト勉強の仕方② テスト勉強の仕方③ テスト勉強の仕方④
定期テストでしっかりと成果を出していくことは、受験に向けての対策たりうるのですが、受験生としては、どことなく不安になるのもまた正直な気持ちだと思います。
では、受験対策において今の時期はどういった学習を計画し、実行していけばいいのかということについて考えてみましょう。
いつから本格的に始める?
本格的な受験対策のスタート時期というのは、もちろん早ければ早いほどいいというのが定番の答えですね。しかし、部活動など学習以外のスケジュールで立て込んでいるタイミングだと難しいのも事実です。
※部活と学習については、こちらも過去記事で特集していますので下記からどうぞ!
◇過去記事リンク◇(タイトルをクリックすると当該記事にジャンプ)
一般的には、高校受験(中学生)では、中3の夏休み。大学受験(高校生)では、高2から本格スタート。子のタイミングで本格化する割合が高いようです。だからと言って、これは個人差もありますのであくまでも一つのデータと捉えることが大事です。
受験対策は計画的に
何かに取り掛かるときに対策というのは、できるだけ早めに始めるのが大原則であるのはここでは置いておき、受験学年でこの時期にどう進めていくかについて考えてみましょう。
まず受験までの残りの時間を確認すると、高校受験は、一般入試だと私立高であと8か月ほど、都立高なら9か月を切りました。大学受験は、共通テストまで8か月を切っています。
計画は、
①志望校合格レベルに対して今の自分がどの位置にいるかを知ることから始まります。
②模試等を活用してゴールまでの“距離”つまり偏差値でどれくらい足りていないか。
③そして受験教科ごとにどのように得点アップしていくか。
これらを踏まえて立てていきましょう。
ただ、試験ギリギリで到達する計画ではイレギュラーに対応できませんから、当然余裕を持ったものにすべきです。この“余裕”(予備期間)については、必ず学校の先生や塾の先生方に尋ねておくことです。
やはり“少しのことにも先達あらまほしきことなり”(何事にもその道の先生や指導者はいてほしいものである)と兼好法師(「徒然草」『52段 仁和寺にある法師』より)も言っていますからね。
兼好法師を出したからと言って、間違えても「つれづれなるままに日暮らし」しないようにしてください!
定期テストで評定アップ!
さて、定期テストで評定(内申)を上げていくことは、結果的に受験対策になります。
高校受験なら内申点として、推薦入試への道も開けますし、大学受験でも「公募推薦」や「指定校推薦」といった学校推薦型選抜の道も開けます。
非受験学年の方でこのブログを読んでいる方もよく考えておいてください。受験勉強とは、中1や高1から学んできたことが基本です。だから定期テスト対策が受験対策にもなるのです。
中3や高3の皆さんは重々承知でしょう、目の前の定期テスト対策に取り組むことです。分からないところがあれば、学年を問わずに戻ること。そうすると時間がかかります。だから早めに取り組むことが大事なのですね。
受験の基礎はいまのうちに
定期テストが大事なのは分かっている。その準備と同時進行で受験直結の対策を進めたい人には、この6月は学力の基礎を固めておいてください。
今年の夏は、学校や塾・予備校で夏期講習を受講する人も多いでしょう。しかしそこまで待つことなく、今からです。特に苦手教科があるなら、基礎固めに要する時間は多いにこしたことはありません。繰り返し定着を図るためです。
秋以降は過去問や問題演習に取り掛からなければいけません。その時に理解や定着がないと演習自体が進められなくなります。そのための基礎固めを実践してみてください。
学習中の疑問はその場で解決
基礎固めの実践は、得意な教科はコツコツと、粛々と進めてください。苦手教科に取り組み始めたとき、ここが問題ですね。
いや、問題なく粛々と進められればおめでたいことです。しかし苦手だからこそ、というか、分からないから苦手になる訳です。粛々ではなく、悶々と悩み苦しむようでしたら、必ず早期に解決策を講じてください。
根性で乗り切れればこれもおめでたいことです。しかし受験勉強は修行ではなく、ましてや苦行でもない訳です。
皆さんの志望高への合格、更には輝かしい将来への一歩です。強い意志、合格するという意志を強く持つことです。それがないと受験勉強はつらいばかりになってしまいます。
学校の先生に質問する、塾での授業も自習も活用する。いろんな方法があります。その一つとして、有力な味方になれるものがあります。
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疑問や質問などありましたら、どんなことでも結構ですのでお尋ね下さい。
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在は個別ena河辺校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。