こんにちは、個別教師Campライターの西村です。新年度の各講座も順調にスタートしています。先週は「enaフォローコースのリニューアル」についてお話させていただきましたが、その中でも今回は特に「添削講座」をフィーチャーしてみます。お付き合いのほど宜しくお願いします。
◇詳しくはこちらのリンクからどうぞ!◇
「enaフォローコース添削指導」の概要
ena・個別enaでお使いの教材を、プロである個別教師Campスタッフが添削いたします。enaの教材(パースペクティブ・学力判定テスト・合判・日曜特訓教材)であれば、どの教科でも月内回数無制限で自由に添削を受けられます。答案の提出・返却はすべてメールにて行います。
パースペクティブや学力判定テスト(学判)の復習はしっかりできていますか。復習の大切さを理解していても、自分一人、あるいはご家庭で添削をするのは至難の業です。作文一つとっても、解答例と全く同じ流れ・体験・意見であることはまずありえません。そのため、「この内容だとどうなのか」「何が文法的におかしいのか」といったことが分かりにくい部分があると思います。また、とくに小学生のお子さんの場合、保護者様が添削を行うことが多いと思いますが、家事や仕事との両立も大変だと思いますし、受験生の親子間というのはどうしても勉強・進路のこととなるとヒートアップしてしまうこともあります。
個別教師Campの「enaフォローコース添削指導」であれば、プロのスタッフが添削を行います。「内容は基本的に合っているが、どこが減点なのか」「加点されるために、どういった要素が答案の中に足りないのか」「どう直したらよいのか」とお悩みの方にも、しっかりと各種ポイントを伝えていきます。
「添削指導」リニューアルって?
昨年度も皆様から好評いただいておりましたこの講座ですが、先週3/10のブログでもご紹介したように、この3月よりさらに!とても!便利になっています。なんと、添削回数の制限が解除されています。つまり無制限に添削が受けられるというわけなのです。enaで使用しているテキストならば、適性作文だけでなく、中学生の「enaワーク」や「パースペクティブ」各教科の内容でも大丈夫です。
「添削」は改善ポイントを具体的に知ることができる!
この今回のリニューアルの有効性とは何か。もちろん添削を受けたことがある方には不要の説明でしょう。この章は、添削ビギナーの方のみお付き合い下さい。
記述問題の採点はどうしていますか
皆さんが演習していくテキストや、受験するテストにはいわゆる「記述問題」があります。そして家庭学習等で自己採点するときにいつも「〇なのか×なのか、それとも△くらいかな」そんなふうに悩む問題ですね。これは保護者の方も同様に非常に悩ましいところだと思います。
そして“だいたいこんなものか”という不安な気持ちで採点された経験はないでしょうか。ただ、この“悩ましい採点”は今後は増えることはあっても減ることはないと思われます。2021年の学習指導要領の改訂によりご承知のとおり「読解力・思考力・表現力」が重視されているからです。
〇中学受験の適性型
〇高校受験でも国語だけでなく、理社の記述問題
〇大学受験もその記述問題の増加傾向
一問一答形式のように〇か×かではなく、「何を、どのように、どれくらいの文量で答えるか」と言うことです。問題によってはいくつかのワードを使わなければいけない条件付きのものもあります。これならば、まだ記述の方向性が見つけやすいですね。指定されたワードがどういうものか。また複数指定されれば、語と語の関連性から書きやすくなります。
しかし、文章を読んでその内容を踏まえた作文、また提示されたグラフや図表などの資料からの記述の場合は、どれだけ読解できているか、その情報をどう処理していくか、どういう展開で書いていくかまで考えると、答え方は大きく変わってきます。自分なりに苦労して解き終わり、さてさて採点しようかと解答ページを開いたときの(解答例)の心もとなさと言ったらどうでしょう。「合ってんの?間違いなの?」そうです、あくまで(解答例)ですから万能ではないわけです。そこから採点するには出題の意図を知る必要があります。しかしこれは生徒の皆さんには実に困難なはずです。
記述問題の練習方法は?
単刀直入に言うと、一番は”慣れること”、これです。では、具体的にどういった点に注意するか。
①記述する元の情報を正確に読み取る
文章や資料に何が示してあるかを正しく読み取れるようにしましょう。
②設問の意味を正確に読み取る
「何を尋ねられていて、どのように答えるか」をしっかりと読み取れるようにしましょう。ちょっと目を通して、思い込みで解かないようにしてください。これは意外にミスの原因として多いようです。
③論理的で簡潔な書き方に注意する
どのくらいの文(量)で答えるかにもよりますが、くれぐれも”勢いで書かない”でください。答えというのは、採点者が理解しやすいように”説明すること”です。解答者(生徒のみなさん)だけが分かる表現にならないようにすることです。もちろん、文字の丁寧さは言うまでもないことです。自分だけが読める文字は解答としては不完全です。
④採点
ここが記述問題の演習で一番の難関です。「正解なのかどうか分かりにくい」ことが記述問題に対して敬遠しがちになる理由だと思います。記述の場合は特に客観的な評価が必要となるからです。
だからこそ添削が必要
自分で採点する場合に陥りやすいワナは、演習した教科に対する自信の有無です。得意教科なら正解する確率も高いですが、ちょっとどうかなと思うような解答でも「正解だろう、たぶん」を甘い採点になること。また、苦手教科なら、解答例と比べたときに「あ、間違っている、たぶん」と間違いと決めつけてしまうことがよく見られます。また自分で採点すると、正解を求めたときに“解答例(模範解答)の丸暗記”に走ってしまいます。
それは悪いことではありません。しかし、皆さんが必死に考えた答えは100%間違いではないはずです。惜しいところもある、違うところもあるのです。それを客観的に見るのは自分だけではどうしても無理でもあります。だからこそ添削が必要なのです。
これは個別教師Campでの実際の添削例です。みなさんの解答のいいところと注意点を説明しています。つまり、いいところと改善すべきところを明確にできるのです。ピンポイントでの答案の改善が可能になりますから、これ以上の個別指導はありません。
さらに効果を高めるために
個別教師Camp「添削講座」では、添削内容についてメールでの説明も送信されます。保護者の方も生徒のみなさんも添削内容のまとめを見て次に生かしてもらえます。これだけのフォローもついた添削が何度も受けられるというのは、メリットしかないと言っても過言ではないと思います。リニューアルされた「enaフォローコース」の「添削講座」は、個別教師Camp自信の講座です!ぜひ試して効果を実感して下さい。
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