こんにちは、個別教師Campライターの内海です。今日から4月、新学年のスタートです! 今回は、この時期に咲く美しい植物、サクラについて色々書いていきたいと思います。
サクラについて知ろう! ①サクラの種類
日本の野生のサクラは、全部で9種類です。
・ソメイヨシノ
・ヤマザクラ
・オオヤマザクラ
・カスミザクラ
・エドヒガンザクラ
・カワヅザクラ
・マメザクラ
・ヤエザクラ
・シダレザクラ
しかし、交雑種や園芸用として育成されたものを加えると200種類を超えるといわれています。
サクラについて知ろう! ②サクラの花のつくり
花には、おしべ、めしべ、花弁、がくがあり、めしべの先を柱頭、下のふくらんでいる部分を子房といいます。子房の中には胚珠があります。
おしべの先には、やくという袋があり、その中に花粉が入っています。それが、めしべの先である柱頭につくことを花粉といいます。花粉は虫や風などによって運ばれます。受粉後は、めしべの子房が成長して果実に、胚珠は種子になります。
このあたりのことは、学校でも習ったことがあるのではないでしょうか? 忘れていると感じた人は要注意です。よく復習し、図をしっかりと頭に入れて置きましょう。
そもそも植物の分類とは?
植物の分類は、中学受験や中学校の理科で習う内容になります。
①種子植物と種子をつくらない植物
種子植物・・・種子をつくって仲間を増やす植物
例:サクラ、アブラナ、タンポポ、アサガオ、マツ、イチョウ など
種子をつくらない植物(藻類・コケ植物・シダ植物)・・・種子ではなく、胞子で仲間を増やす植物
例:ワカメ、コンブ(藻類)、スギゴケ、ゼニゴケ(コケ植物)、イヌワラビ、スギナ、ゼンマイ(シダ植物) など
②被子植物と裸子植物
被子植物・・・胚珠が子房の中に包まれている。
例:サクラ、アブラナ、タンポポ、アサガオ など
裸子植物・・・子房がなく、胚珠がむき出しになっている。
例:マツ、イチョウ など
③単子葉類と双子葉類
単子葉類・・・子葉が1枚である植物。主根と側根がある。維管束が輪状に並んでいる。
例:ユリ、イネ、トウモロコシ など
双子葉類・・・子葉が2枚である植物。根はひげ根である。維管束がバラバラになっている。
例:サクラ、アブラナ、タンポポ など
④離弁花類と合弁花類
離弁花類・・・花弁が離れている植物。
例:サクラ、アブラナ など
合弁花類・・・花弁がくっついている植物。
例:タンポポ、アサガオ など
※タンポポは離弁花類と間違えやすいので要注意!
今日から4月! サクラと植物の分類について知ろう! まとめ
上記のことをまとめると、以下の図のようになります。どの植物がどのグループに属するか、一つひとつしっかり覚えてほしいです。
こんな風に、身近な植物や生き物、出来事を知識と結び付けると、しっかりと記憶することができます! 今の内容が怪しい、忘れていたと思った中学3年生のあなたには、オンライン個別指導の個別教師Campがオススメです! 中学3年生対象の「単元速習講座」なら、「中1・中2の生物分野」のみの復習も可能です。ぜひご覧ください。
内海
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在は塾講師として就職。最速でena個別の校長に就任し現在に至ります。これまでの指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。これまでに都立三鷹中や調布北高校・武蔵野北高校・多摩大学附属聖ヶ丘高校などの指導実績があります。