こんにちは、個別教師Campライターの内海です。ゴールデンウイーク(以下、GW)期間、いかがお過ごしだったでしょうか。帰省された方、旅行に行かれた方、沢山勉強された方など、様々かと思います。
さて今回は、五月病についてお話していきます。
五月病とは?
4月に新年度の進学や就職、転居など大きな環境の変化を迎えた人が、GW後に起こる精神的な症状の総称のことです。
「五月病」は正式な病名ではありませんが、医学的には「適応障害」や「抑うつ状態」などに似通う部分が見られます。
五月病の症状は何?
主な症状としては、以下の6点が挙げられます。
全てに当てはまるから五月病だ、逆に当てはまらないものがあるから違う、というわけではありません。
人によって、どれかの症状が強く出る可能性も考えられます。
①寝られない
②疲れがひどい
③食欲がない
④仕事や学校に行きたくない
⑤気分が落ち込む
⑥何もしたくない
五月病になりやすい人の特徴
五月病になりやすい人の特徴は、主に以下の4点です。
①完璧主義
②新しい環境に慣れるのに時間がかかる
③責任感が強く、すべて1人で成し遂げようとする
④真面目で几帳面
こうした人達の多くは、ストレスをためすぎてしまったり、自分で自分を追い込んでしまったりする人が多く見られます。
もちろん、まったくストレスのない生活を送ることは難しいですが、うまく気分転換をすることが求められます。
五月病の予防法
では、五月病の予防法はないのでしょうか。ここでは、5つの予防法についてご紹介します。
①バランスのとれた食事
心身ともに健康的な生活を送るためには3食バランスの良い食事をとるようにしましょう。
忙しさを理由に朝食を抜いたり、ダイエットのために夕食を抜いたりするのは決してよくありません。
②質の良い睡眠
質の良い睡眠を摂ることで、身体や脳の疲労回復をすることが出来ます。
質の良い睡眠を摂るために、以下のことを意識してみてください。
1.夕飯は就寝の2~3時間前までに済ませる。
2.就寝前にテレビやスマホなどの画面を見ない。
3.入浴は就寝の1~2時間前までに済ませる。
③適度な運動
運動をすることで、ストレスを発散することができます。
運動が苦手な人は、公園を一周するなど、軽いウォーキングをしてみましょう。
④規則正しい生活
生活リズムが崩れると、体内時計が乱れ、心身ともにバランスを崩してしまいます。
GW期間、ずっと夜更かしをしてしまった人いませんか?
連休明けを機に、規則正しい生活をすることを意識してみましょう。
⑤勉強の仕方を見直す
あなたは、無理をして勉強を続けようとしていませんか?
無理をしてまで勉強をしてしまうと、成績が上がりませんし、体調を崩してしまう恐れがありません。
今まで無理して勉強していた方、直ちに勉強の仕方を見直し、自分に合った(無理のない範囲で続けられる)勉強法に変える必要があります。
【なんだかどんよりしてる?】五月病の回避方法 まとめ
五月病は、バランスの良い食事や適度な運動などで予防することができます。
普段からストレスや疲労を溜めないようにしましょう。
また、受験生であれば勉強時間や生活リズムとのバランスも大切です。
勉強はもちろん大切なことですが、自分の健康や精神を大きく損ねてしまっては元も子もありません。
みなさんが健康に、元気に勉強して自分の将来を勝ち取ってくれることを願っています。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
内海
【略歴】
学生時代から個別指導塾で講師として研鑽を積み、現在は塾講師として就職。最速でena個別の校長に就任し現在に至ります。これまでの指導経験を活かした情報や得意科目である理系科目の情報を中心に発信していきます。大学時代は学芸学部にて数学の微分・積分を中心に研究してきました。これまでに都立三鷹中や調布北高校・武蔵野北高校・多摩大学附属聖ヶ丘高校などの指導実績があります。