こんにちは。個別教師Campライター西川です。
皆さん、突然ですが英検や漢検などの検定は受けたことがありますか?
私は中学生の頃に英検を学年全員で受けさせられました。
そもそもこういった検定はなぜ受けたほうが良いのか。合格するとどのようなメリットがあるのか。
今回は色々とある検定を受けるメリットについてお話していきます。
【検定、受けるべき?】検定を受ける メリットとは? ◎検定の種類
小学生から高校生までが受ける一般的な検定の種類として、以下の3つが挙げられます。
・実用英語技能検定(英検)
・日本漢字能力検定(漢検)
・実用数学技能検定(数検)
英検は5級(中学初級程度)~1級(大学上級程度)まであります。漢検は10級(小1程度)~1級(大学・一般程度)まであります。数検は11級(小1程度)~1級(大学・一般程度)まであります。毎年多くの人がそれぞれの検定を受検しています。
【検定、受けるべき?】検定を受ける メリットとは? ◎検定を受けるメリット
ここから本題である、これらの検定を受けるメリットについてお話していきます。
メリットは大きく2つあります。
① 受験の際に優遇措置を受けられる
中学生や高校生にとって一番大きなメリットは受験の際に優遇措置を受けられることではないでしょうか。
検定による優遇措置を採用している学校は増えてきております。具体的な内容としては、
・内申点にプラスされる
・受験時の学力試験の得点に加点される
といった優遇を受けることができます。
学校の成績では志望校の出願条件を満たす内申とならなかったけど、英検を取得していたおかげで出願することができたというケースもあります。これによって志望校の選択肢が広がるということは受験生にとって大きなメリットです。
しかしこの優遇はすべての学校における入試で適用されるわけではないことに注意が必要です。例えば都立高校の一般入試では英検などを取得していることによる優遇はありません。
また、決められた級以上を取得していないと優遇が受けられないことがほとんどです。大学入試ではそれぞれの検定の2級以上の取得が優遇を受ける目安となるでしょう。
②学力の向上や自信につながる
検定を受けることのメリットとして、もうひとつは学力の向上や自信につながることです。例えば英検を受けるには英語の文法や長文読解、リスニングなど英語の技能を学習していきます。普段学校で学んでいる英語の復習になる部分もあればさらに上級の内容を学んでいく部分もあるでしょう。検定対策をしていくなかで英語や数学などの学力の向上が期待できます。
また、晴れて検定に合格したときにはそれまで対策してきた努力が報われると同時に、自分には力がついたんだという自信も得ることができるでしょう。
【検定、受けるべき?】検定を受ける メリットとは? ◎まとめ
今回は検定を受けるメリットについてお話させていただきました。このようなメリットのある検定を受けることを考えてみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
西川
【略歴】
大学卒業後に個別指導講師として指導を始め、現在までの10年以上の指導歴の中で都立武蔵中や早稲田実業中、都立国立高校などの合格者を輩出。
現在はena個別の校長を務め、成績向上や受験指導、進路相談など生徒それぞれの目標へ幅広いフォローを行う。
これまでの指導経験で得た成績アップや受験対策に役立つ情報を中心に発信していきます。